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ビジネスローンのおすすめ12選比較ランキング!即日低金利で事業資金を借りられるところは?

ビジネスローンおすすめ

ビジネスを拡大する際に最も重要なものは資金。

ですが、いつでも銀行から融資を受けられるとは限りません。

そこで頼りになるのがビジネスローンです。

ビジネスローンのポイント
  • 金利
  • 利用限度
  • 申し込み条件
  • Web完結
  • 融資までの速さ

この記事では、法人はもちろん個人事業主も対象としているビジネスローンについて、ポイントに沿って比較しながらおすすめのものをご紹介します。

上記のポイントを踏まえて、ビジネスローンを選ぶ際の参考にしてみましょう。

適切な資金調達を行いたいなら「AGビジネスサポート」が最もおすすめです。

担保が必要なビジネスローンが多い中AGビジネスサポートなら原則無担保無保証で即日融資を受けることができます。

また申込から融資まで来店不要で、資金用途も自由です。

法人のみならず個人事業主の方も融資の対象となっています。

目次

ビジネスローンとは?融資を受けられる対象は?

ビジネスローンとは、ビジネス(事業)のための資金を借り入れられるローン商品のことです。

融資を受けられるのは法人の経営者個人事業主のみであり、事業を行っていない個人では利用することはできません。

ビジネスローンは主に銀行とノンバンク系の事業者が取り扱っていますが、どちらのビジネスローンも基本的に総量規制の対象にならない点が大きなメリットのひとつです。

借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。

金融庁:貸金業法Q&A

総量規制とは貸金業法の中で制定されている「個人の年収の3分の1を超える金額の融資を行うことはできない」という規制ですが、事業に必要な金額が個人の年収の3分の1を超えることは決して珍しいことではありません。

法人の借入は総量規制対象外になりますし、個人事業主の借入の場合でも返済能力が十分に認められれば総量規制の対象外となります。

また、ビジネスローンは銀行融資(プロパー融資)と比較されることも多いですが、融資スピードや手続きの簡単さではビジネスローンのほうが優れています。

ビジネスローン銀行融資
融資スピード最短即日と早い一般的には数週間
手続きの簡単さ簡単複雑
総量規制対象外対象外
審査銀行融資よりは厳しくないとても厳しい

銀行融資は申込から融資まで数週間程度かかることが一般的です。

一方、ノンバンク系のビジネスローンでは最短即日融資が可能なものも多く、急いで資金調達を行いたい場合にはビジネスローンがおすすめです。

またビジネスローンは無担保・無保証で利用できることが多く銀行融資と比べて借りやすいため、資金繰りで困っている会社でも借入できる可能性が高いです。

おすすめのビジネスローン12選

おすすめのビジネスローンの中には個人事業主も対象となるものもあるため、法人以外の方もぜひチェックしてみて下さい。

1位:AGビジネスサポート

AGビジネスサポート
限度額50万~1,000万円
金利3.1%~18.0%
即日融資
対象法人(~75歳)
個人事業主 (~69歳)
用途事業資金
担保不要

「AGビジネスサポート」は使用用途が自由で、事業資金の範囲内であれば目的を問わず利用できるビジネスローンです。

Web上でも全国のATMでも借入れ・返済を行うことができるため、とても便利です。

また来店不要で融資まで完結できるため、忙しい方でもスムーズに融資まで行うことができるでしょう。

  • Web完結
  • 手数料無料
  • 使用用途が自由

2位:GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

GMOあおぞらネット銀行
限度額10万~1,000万円
金利0.9%~14.0%
即日融資×
対象法人
用途運転資金
担保不要

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」は口座の入出金データで資金調達をし、必要な資金をいつでも借りられる「融資枠型ビジネスローン」です。

契約期間内は融資枠の範囲で、いつでも・どこからでも・何度でも、インターネットバンキングから手続きができ、手数料不要・審査不要で借り入れができるため、資金計画に合わせた柔軟な資金調達が可能です。

  • 2022年5月サービス開始
  • 金利 0.9-14.0%
  • 限度額最大 1,000万円

3位:セゾンファンデックス「カードローン(個人事業主専用)」

セゾンファンデックス
限度額1万~500万円
金利6.5%~17.8%
即日融資
対象個人事業主 20歳から70歳まで
用途事業資金
担保不要

セゾンファンデックスの「事業者向け不動産担保ローン」は、銀行とは異なる基準で審査する、不動産担保の事業者ローンです。

全国からの申し込みに対応しており、最長25年の返済期間を設けていることが特徴

上限金利を抑えての借入れが可能です。

  • 担保余力を重視
  • 上限金利が低金利
  • 最長25年の返済期間

4位:オリックスクレジット「VIPローンカードBUSINESS」

オリックスクレジットVIPローンカードBUSINESS
限度額50万~500万円
金利500万円コース:6.0%~14.9%
400万円コース:6.0%~14.9%
300万円コース:6.0%~14.9%
200万円コース:6.0%~14.9%
100万円コース:6.0%~14.9%
50万円コース:8.0%~17.8%
即日融資
対象20歳~69歳までで
・業歴1年以上の個人事業主の方
・法人格を有する事業の代表者の方
用途事業資金、プライベート
担保不要

オリックスクレジットの「VIPローンカードBUSINESS」は最短即日で融資可能。

審査がスムーズに通れば、平日の14時30分までに手続きすると即日融資が可能となります。

また、オリックスグループが展開するサービスを優待価格で利用できる特典があることが特徴と言えるでしょう。

  • スピーディーな審査
  • レンタカーの基本料金が割引
  • ビジネスホテルなどの宿泊費が割引

5位:PayPay銀行ビジネスローン

PayPay銀行ビジネスローン
限度額10万~1,000万円
金利1.8%~13.8%
即日融資×
対象法人・個人事業主
用途事業資金
担保不要

PayPay銀行の「ビジネスローン」は、上限金利13.8%と比較的に低金利で利用できる点が特徴です。

融資までWeb完結できて、来店不要・担保不要で審査まで進むことができます

法人向けビジネスローンは連帯保証が必要なため、融資まで5営業日を見積ると良いです。

  • Web完結
  • 上限金利が低金利
  • スピーディーな審査

6位:プロミス「自営者カードローン」

プロミス自営者カードローン
限度額~300万円
金利6.3%~17.8%
即日融資
対象20歳以上65歳以下の自営者
用途事業資金、生計費
担保不要

プロミスの「自営者カードローン」は使用用途が自由なことが特徴です

例えば事業に関わらないプライベート目的でも使用することができるため、生活費の足しなどにすることができるでしょう。

また審査スピードも速いため、最短即日の融資も可能となります。

全国にあるプロミスATMやその他の提携ATMから引き出しができるため、どこでも融資の範囲内であれば、全国各地で資金調達をすることができます。

  • 使用用途が自由
  • スピーディーな審査
  • 24時間364日のサポート体制

7位:東京スター銀行「スタービジネスカードローン」

東京スター銀行スタービジネスカードローン
限度額50万~1,000万円
金利4.5%~14.5%
即日融資×
対象法人・個人事業主
用途事業資金
担保不要

「スタービジネスカードローン」は東京スター銀行が提供しており、法人・個人事業主を対象としたビジネスローンです。

東京にある銀行ですが全国的に申し込みができ、なおかつ来店不要でWeb完結できる点が魅力。

さらに、上限金利が比較的落ち着いているところがポイントです。

  • Web完結
  • 使用用途が自由
  • 無担保、保証人不要

8位:オージェイ「無担保融資」

オージェイ無担保融資
限度額30万~2,000万円
金利10.0%~15.0%
即日融資
対象法人・個人事業主
用途事業資金
担保不要

オージェイの「ビジネスローン」にはいくつか種類があり、特に人気とされるのが「無担保融資」です。

なおかつ、利用限度額は最大で2,000万円と高額なことが特徴的。

申し込み時間によっては即日融資も可能なので、お急ぎの方でも迅速に資金問題を解決できるでしょう。

  • スピーディーな審査
  • 無担保、保証人不要
  • 利用限度額が高い

9位:ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」

ビジネスパートナースモールビジネスローン
限度額50万~500万円
金利9.98%~18.0%
即日融資×
対象法人・個人事業主
用途自由
担保不要

ビジネスパートナーの「ビジネスローン」は、来店不要で全国的に申し込みできるビジネスローンです。

事務手数料が不要で、なおかつ利用用途も自由な点が特徴。

また、原則として無担保・無保証で申し込みできることも利用しやすいポイントです。

  • Web完結
  • 手数料無料
  • 無担保、保証人不要

10位:アクト・ウィル 「ビジネスローン」

アクトウィルビジネスローン
限度額300万~1億円
金利7.5%~15.0%
即日融資
対象法人
用途事業資金
担保不要

アクト・ウィルの「ビジネスローン」は法人向けのビジネスローンで、来店不要で全国的に申し込みをすることができます。

最大で1億円の融資が可能で、最短即日の融資にも対応していることが特徴。

審査も最短で60分と短いため、スピーディーに資金調達できるでしょう。

  • 来店不要
  • スピーディーな審査
  • 無担保、保証人不要

11位:アコム「ビジネスサポートカードローン」

アコムビジネスサポートカードローン
限度額1万~300万円
金利12.0%~18.0%
即日融資
対象個人事業主
用途自由
担保不要

アコムの「ビジネスサポートカードローン」は、申し込みから融資までWeb完結できるビジネスローンです。

法人は利用できず個人事業主のみが対象ですが、最短即日融資が可能で、利用限度額以内であれば何度でも利用できるところがポイントです。

なお、利用限度額が最大で300万円と比較的少額な点がデメリット

  • Web完結
  • 使用用途が自由
  • スピーディーな審査

12位:ニチデン「事業者ローン」

ニチデン事業者ローン
限度額~1億円
金利4.8%~17.52%
即日融資
対象法人・個人事業主
用途事業資金
担保必要な場合のみ不動産担保

ニチデンの「事業者ローン」は20年間の長期返済を可能としているため、余裕を持って返済を行うことができるのが特徴です。

最大で1億円の融資が可能なので、事業拡大のためにまとまった資金の調達を考える方はぜひ検討してみると良いでしょう。

また即日融資にも対応しているところがポイント。

  • スピーディーな審査
  • 利用限度額が高い

ビジネスローンの比較表

金利(実質年率)利用限度額申し込み条件Web完結融資までの速さ
AGビジネスサポート3.1%〜18.0%50万~1,000万円法人・個人事業主可能最短即日
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」0.9%~14.0%10万~1,000万円法人
セゾンファンデックス「カードローン」6.5%〜17.8%1万円〜500万円個人事業主20歳から70歳まで可能最短即日
オリックスクレジット「VIPローンカードBUSINESS」6.0%〜17.8%50万~500万円・法人格を有する事業の代表者(20歳〜69歳)
・業歴1年以上の個人事業主(20歳〜69歳)
可能最短即日
PayPay銀行ビジネスローン1.8%〜13.8%10万円~1,000万円法人・個人事業主可能最短5営業日
プロミス「自営者カードローン」6.3%~17.8%~300万円20歳以上65歳以下の自営者不可最短即日
東京スター銀行「スタービジネスカードローン」4.5%~14.5%50万~1,000万円法人・個人事業主可能1週間〜2週間程度
オージェイ「無担保融資」10.0%~15.0%30万~2,000万円法人・個人事業主不可最短即日
ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」9.98%〜18.0%50万~500万円法人・個人事業主可能最短5日
アクト・ウィル 「ビジネスローン」7.5%〜15.0%300万~1億円法人可能最短即日
アコム「ビジネスサポートカードローン」12.0%〜18.0%1万~300万円個人事業主可能最短即日
ニチデン「事業者ローン」4.8%~17.52%~1億円法人・個人事業主可能最短即日

低金利のビジネスローンおすすめ5選

順位ビジネスローン金利(実質年率)
1位AGビジネスサポート3.1%~18.0%
2位GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」0.9%~14.0%
3位PayPay銀行ビジネスローン1.8%~13.8%
4位東京スター銀行「スタービジネスカードローン」4.5%~14.5%
5位アクト・ウィル 「ビジネスローン」7.5% 〜 15.0%

金利の低さによって利用しやすいビジネスローンについて、上位5位をランキングとしてまとめました。

下限金利を見ることも大切ですが、上限金利も考慮しながらビジネスローンを比較してみるといいでしょう。

今日、即日でビジネスローンを組む方法

ビジネスローンで即日で借入するためには、いくつか注意点が必要です。

銀行融資に比べて手続きが簡単で審査も厳しくないとはいえ、申し込んですぐに借りられるわけではありません。

ビジネスローン事業者独自の審査を通過する必要があるため、時間に余裕を持って申し込むことが必要です。

今日中にビジネスローンで借入するための注意点
  • 即日融資が可能なビジネスローンに申し込む
  • 当日審査が完了するよう昼前までに申し込む
  • 書類に不備がないよう準備する

即日融資可能なビジネスローンに申し込む

「AGビジネスサポート」など大手のビジネスローンであれば即日融資は可能ですが、そもそも即日融資に対応していないビジネスローンもあります。

また、銀行系のビジネスローンは基本的に即日融資に対応しておらず、今日中に事業資金を用意したい場合はノンバンク系のビジネスローンを利用しましょう。

即日融資が可能なビジネスローン
  • AGビジネスサポート
  • オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」
  • Carent「キャレント スーパーローン」

インターネット上で申込、審査、融資が完結するビジネスローンは即日融資可能な傾向にあります。

当日審査が完了するよう昼前までに申し込む

ビジネスローンの審査はビジネスローン事業者の営業時間内に行われるため、夕方くらいには当日の審査が締め切られると考えた方が良いです。

具体的な時間は明記されていませんが、今日即日で借入したいという場合には遅くとも昼くらいまでには申込を済ませておきましょう。

Q:融資までにどのくらいの日数を要するのか。

A:最短即日で融資可能です。但し、申込時間帯によっては対応できない場合があります。

AGビジネスサポート:よくあるご質問

審査が早めに終わればその分早く次の手続きに進めるため、昼前までに申し込むようにすれば当日中に審査が終わる可能性も高くなるでしょう。

書類に不備がないよう準備する

ビジネスローンでは、審査にあたって確定申告書や履歴事項全部証明書などの書類の提出を求められます。

提出した書類をもとにして審査が進められますが、提出書類に不備があると正しい情報を確認するために申し込み者への連絡などが必要になり、審査がストップしてしまいます。

審査や手続きで時間が余計にかかってしまうと、申し込んだその日に審査が完了して融資を受けることが難しくなってしまいます。

法人の借入で必要な書類例
  • 法人設立届出書・商業登記簿謄本・印鑑証明書など
  • 財務諸表(直近3年分)
  • 事業計画書
  • 法人の経営状況に関する書類
  • 担保物件の証明書(担保が必要な場合)
  • 保証人の身分証明書および収入証明書(保証人が必要な場合)

引用:ビジネスローンコラム

時間のロスをなくすために、書類に不備がないかどうかをきちんと確認したうえで申込をしましょう。

一般的に必要となる書類は、以下の通りです。

本人確認書類
(いずれかの1点)
運転免許証
パスポート
健康保険証
代表者の印鑑証明書
(いずれかの1点)
印鑑登録証
印鑑登録カード
収入証明書確定申告書2期分
源泉徴収票
所得証明書
課税証明書
事業関連書類事業計画書
収支内訳書
青色申告決算書
資金計画書
借入計画書

おすすめのビジネスローンの選び方

ビジネスローンは、三井住友銀行やGMOあおぞら銀行などの銀行系や、AGビジネスサポートやオリックス・クレジットなどのノンバンク系の2つに分かれます。

即日融資が可能か、融資上限額がどれくらいかなど特徴はビジネスローンによって様々ですので、自身の事業に合ったビジネスローンを選ぶことがおすすめです。

ビジネスローンの選び方
  • 融資までの時間
  • 金利
  • 申込条件
  • 借入限度額
  • 来店不要で借りられるか

融資までの時間

融資までの時間はビジネスローンを選ぶにあたっての重要なポイントのひとつです。

即日融資を希望している場合は、即日融資に対応しているビジネスローンを選ばなければなりません。

即日融資を受ける必要はないものの、なるべく早く資金を調達したい場合は、審査が早めに終わるようなビジネスローンを選ぶことを心がけましょう。

金利

金利は、返済負担に大きく関わる要素です。

たとえば、ビジネスローンで500万円の融資を受けて1年間で返済する場合、金利が2.0%違うと、支払う利息の金額は10万円変わってきます。

ビジネスローンでは適用金利に幅があることが多く、実際に適用される金利はその幅の中から審査で決定されます。

上限金利近くの金利が適用されるのか、下限金利近くの金利が適用されるのかは分からないので、上限金利と下限金利のどちらも踏まえて、ビジネスローンを選びましょう。

申込条件

ビジネスローンの申込条件は、商品によってまちまちです。

開業してすぐ申し込めるビジネスローンもあれば、審査を行うための判断材料が必要という理由で、「事業開始から2年以上」というような条件を設けているビジネスローンもあります。

法人の経営者もしくは個人事業主という条件はクリアしているとして、それ以外に条件が設けられていた場合に、その条件をクリアしているかどうかは、きちんと確認しておきましょう。

借入限度額

借入限度額もビジネスローンによってまちまちですが、融資を希望している金額よりも大きな限度額を設定している商品を選ぶことが重要です。

仮に500万円の資金調達が必要だとして、利用を検討しているビジネスローンの借入限度額の上限が300万円だったとすると、そのローンで限度額いっぱいまで融資を受けられたとしても、残りの200万円は別の方法で調達しなければなりません。

実際に融資を受けられる金額は審査によって決まりますが、少なくとも融資を希望している金額よりも大きな限度額を設定している商品を中心に、検討しましょう。

来店不要で借りられるか

ローンを組むにあたって、金融機関の店舗に足を運ぶ必要があるか、オンライン上で手続きが完結するかが重要なポイントになることもあるでしょう。

事業運営や資金繰りが忙しいと、金融機関の営業時間内に店舗に行く時間を捻出できない可能性もあるからです。

多忙な中でビジネスローンを組みたいとお考えの場合は、来店不要でオンライン上での手続きのみで組めるようなビジネスローンを中心に検討することがおすすめです。

ビジネスローンの審査は甘い?厳しい?

ビジネスローンは銀行融資(プロパー融資)と比較されることも多い商品です。

銀行融資はその名のとおり銀行が行う融資で、融資に際して保証会社や信用保証協会などの保証を受けずに融資を行うため、利用者からの返済が滞ってしまった場合、その分の損害は銀行がまるまる被ることになります。

そのため、かなり厳しい審査をクリアしなければ銀行融資を受けることはできません。

一方ビジネスローンは保証会社の保証を受けたうえで融資を行うため、返済が滞ってしまっても金融機関が損害を被ることはありません。

そういった背景もあり、ビジネスローンの審査は銀行融資の審査と比べて、甘めの傾向にあります。

また、冒頭でも少し触れましたが、ビジネスローンは貸金業法における総量規制の対象外の商品です。

一般的なローンでは、総量規制に触れていないかをきちんと確認したうえで融資を行わなければなりませんが、ビジネスローンではその必要はありません。

そういった点も、ビジネスローンの審査が甘めである要因のひとつといえるでしょう。

ビジネスローンと他の借入方法の違い

ビジネスローン以外に事業用の資金を調達する方法としては、ファクタリングや補助金・カードローンなどが挙げられます。

それぞれの方法とビジネスローンの違いについて、以下で詳しく説明します。

ビジネスローンとファクタリングの違い

ビジネスローンとファクタリングは、借り入れかどうかという点で大きく異なります。

ここまで説明してきたように、ビジネスローンを利用する場合、金融機関から融資を受けることになるので、その分の金額は利息を上乗せして返済しなければなりません。

一方ファクタリングは借り入れではなく、自社が抱えている売掛債権を利用して、資金調達を行う方法です。

売掛債権をファクタリング会社に売却し、その債権の金額をもとにして資金調達を行う方法なので、調達した金額に関しては、返済の必要がありません。

売掛債権は後日回収できるお金ではありますが、ファクタリングを利用することで期日より前に資金を調達できるので、資金繰りの改善に役立ちます。

ビジネスローンと補助金の違い

ビジネスローンと補助金の違いとしては、資金調達をできるタイミングや返済の必要性などが挙げられます。

ビジネスローンは最短即日融資が可能なものもあり、比較的すぐに事業用の資金を用立てることができます。

一方、補助金を申し込む場合、審査や必要書類の確認などの手続きに時間がかかることが多く、申し込んでから数週間〜数ヵ月程度かかってようやく、資金を調達できるようなケースもあります。

また、申請に必要な手続きも複雑で、用意すべき書類も多岐に亘ることが多いです。

ただし、多くの補助金では返済の必要がないので、資金調達までに時間がかかっても問題ないのであれば、補助金を利用するのもおすすめです。

ビジネスローンとカードローンの違い

ビジネスローンとカードローンは、誰が融資対象者となるかという点で、異なります。

ビジネスローンは、法人の経営者もしくは個人事業主を対象にして、事業に必要な資金を融資するためのローンです。

一方のカードローンは、個人を対象にして、使途自由な資金を融資するためのローンです。

ただし、カードローンは資金使途自由ではあるものの、借り入れたお金を事業のために利用することは禁止されています。

そのため、個人事業主の方はビジネスローンとカードローンの両方を利用することが可能ですが、借り入れた資金はそれぞれ事業用とそれ以外の用途に、使い分けなければなりません。

ビジネスローンでよくある質問

では最後に、ビジネスローンに関わるよくある質問に対して、Q&A形式でまとめて回答していきます。

ビジネスローンの利用を検討している方は、ご自身の悩みや疑問点を解消するために、ぜひ参考にしてください。

必ず借りられるビジネスローンはある?

必ず借りられるビジネスローンはありません。

ビジネスローンは銀行融資より借りやすいことは間違いありませんが、ビジネスローンでも融資を受けるためには審査をクリアしなければなりません。

金融機関としても、返済の見込みがない相手に対して、融資を行うことはできないからです。

事業の状態次第では審査で落とされてしまうことも考えられるため、必ず借りられるビジネスローンというものはありません。

会社が赤字でもビジネスローンで借りられる?

ビジネスローンでは、会社や事業のさまざまな側面を判断して、融資を行うかどうかを判断します。

赤字の会社では融資を受けることは厳しいと思われるかもしれませんが、赤字になった理由次第では融資を受けることも可能です。

たとえば設備投資を行った結果赤字になっているのであれば、将来的には利益が上がることが見込まれるため、赤字の状態でも融資を受けられる可能性はあるでしょう。

個人事業主でもビジネスローンで借りられる?

ビジネスローンが融資対象にしているのは、法人の経営者もしくは個人事業主です。

そのため、個人事業主であればビジネスローンで事業用資金の調達を行うことができます。

ただし、商品によっては法人の経営者のみを融資対象にしているものもあるので、個人事業主の方は事前に商品概要を確認したうえで申し込むのが賢明でしょう。

設立後すぐにビジネスローンで借りられる?

ビジネスローンは、開業後すぐの法人や個人事業主も融資対象としているものもあれば、開業して一定期間が経過した法人や個人事業主のみを、融資対象としているものもあります。

開業後すぐの法人や個人事業主の場合、返済見込みがあるのかどうかを判断するのが難しい、と考える金融機関もあるからです。

開業してからどれくらいが経過すれば融資を受けられるかは、ビジネスローンによってまちまちなので、開業してまもない状態でビジネスローンの利用を検討している場合は、ビジネスローンの申込条件をきちんと確認しておきましょう。

おすすめビジネスローンのまとめ

ビジネスローンは、法人の経営者もしくは個人事業主がビジネスのための資金を借り入れられるローン商品のことで、即日融資が可能なものもある、無担保・無保証で融資を受けられる、といった特徴を有しています。

ビジネスローンで即日融資を受けたい場合は、即日融資に対応しているビジネスローンを選んだうえで、なるべく早い時間帯に申し込むことを心がけましょう。

ビジネスローンを選ぶ際は、金利や利用限度額、オンライン上で手続きが完結するかどうかなどを踏まえて申し込む商品を判断するのが、おすすめです。

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著者

大学を卒業後、大手損保に入社して4年間勤務。
その後、大手カード会社に転職して勤務しながらFP2級を取得して独立。
現在はライターとして記事の監修や執筆を行っている。

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