おまとめローンのおすすめランキングを比較!審査が通りやすく返済を楽にできるところは?

おまとめローンおすすめ

クレカの分割払い、リボ払い、カードローン…など複数から借入をしていると返済スケジュールの管理が大変になり、精神的にも疲れてしまいます

消費者金融の貸金業法に基づくおまとめローンなら、複数社の借入をまとめることで金利が下がり、返済が楽になるケースも多いでしょう。

今回は、低金利で利用できるおまとめローンや、クレジットカードのリボ払いも一本化できる 借り換え専用ローンを紹介していきます。

カードローンの返済に苦しんでいる人は、ぜひ参考にしてください。

今すぐお金を借入するならプロミスのカードローンがおすすめ。

申込〜審査完了まで最短3分ととても早く、24時間365日申し込みができ、夜間振込にも対応している点が人気です。

さらに、初回利用翌日から30日は利息0円で振込手数料も無料のため、初めてのカードローンはプロミスがおすすめです。

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目次

おまとめローンは複数の借入れをまとめて一本化する仕組み

おまとめローンとは、複数の借入れをまとめて一本化できるローンのことです。

複数の消費者金融のカードローンを利用していると、高い利息が発生し返済日もバラバラなため、返済負担が重くのしかかります。

おまとめローンで借金を一本化できれば、金利が下がり返済管理もしやすくなります。

おまとめローンの特徴
  • おまとめローンを使うと金利が下がることもある
  • おまとめローンは総量規制の対象外
  • 消費者金融はおまとめ融資に前向き
  • 銀行はハードルが高いが低金利

なお、この記事では「おまとめ」や「借り換え」など、同じような言葉が何度も出てきます。おまとめの定義や借り換えとの違いについて下記の表で整理していますので、この記事を読む前の参考にしてください。

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定義利用できるおまとめローン(借換え専用ローン)
おまとめローン・複数からの借入れを1社にまとめること
例:A社B社C社のローンをD社に一本化するなど
・消費者金融が扱う貸金業法に基づくおまとめローン (別名:借り換え専用ローン)
・銀行の借り換えローン (別名:おまとめローン)
借り換えローン・A社のローンをB社に借り換えること・銀行の借り換えローン (別名:おまとめローン)
・銀行のカードローン

おまとめローンを使うと金利が下がることもある

おまとめローンを利用する最大のメリットは「金利が下がる」点です。

契約するおまとめローンにもよりますが、大手消費者金融から金利18%で借りているなら、約3~5%程度下がる場合もあります。

また大手消費者金融のおまとめローンは、改正貸金業法により金利が下がることが約束されています。

「借換後」の金利が「借換前」の金利を上回ることがないようにする。なお、複数の債務をまとめる場合、「借換後」の金利は、「借換前」の金利を各債務の元本で加重平均した金利を上回らないこととする

引用:金融庁公式サイト「改正貸金業法に関する内閣府令の改正の概要」

おまとめローンには、大きくわけて次の2つの商品があり、それぞれ低金利で利用できるのが特徴です。

おまとめローンの種類

①貸金業法に基づくおまとめローン
……消費者金融が扱うおまとめローン。貸金業法に基づき、借り換えることで金利が下がるのが特徴

②銀行のおまとめローン(借り換え専用ローン)
……銀行が扱うローン。銀行ローンは消費者金融と比較して低金利で利用できる場合が多い。
一般的な銀行ローンの上限金利は平均14~15%程度で消費者金融よりも3%前後低い金利で借りられるのが特徴

また、借入れを一本化することで、利息制限法により金利が下がることもあります。

利息制限法では、借入額に応じて上限金利が決められており、100万円以上の借入れの上限金利は15%です。

したがって、複数の借入れを一本化し、消費者金融や銀行1社あたりの借入額が100万円を超えた場合、利息制限法により金利は自動的に15%以下となります。

参考:日本貸金業協会公式サイト「お借入れの上限金利は、年15%~20%です」

おまとめローンは総量規制の対象外

貸金業法に基づくおまとめローンは、総量規制の「例外扱い」となるローンです。

総量規制とは、貸金業法で定められたルールのことで「貸金業者からの借入れは年収の3分の1まで」と決められています。

総量規制の例外扱いとなるおまとめローンなら、返済能力次第で年収の3分の1以上の借入れも可能です。

Q2:「おまとめローン」で金利が有利な貸金業者にローンを一本化したいのですが、貸金業者の「おまとめローン」には総量規制が適用されるのですか?
A2:複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。

引用:日本貸金業協会公式サイト「総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります」

また、銀行のおまとめローンや銀行カードローンは総量規制の「対象外」となるローンです。

そのため、法律上は年収の3分の1以上の借入れが可能です。

総量規制の「例外扱い」と「対象外」には下記のような違いがあります。

少々ややこしい表現ですが、どちらを利用するかによって、おまとめローン利用後の他社借入れに影響がでます。

おまとめローンを利用する際には、それぞれの仕組みを理解しておくようにしましょう。

総量規制の例外扱いと対象外の違い

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該当するローン年収の3分の1以上の借入可否例外や対象外ローンで年収の3分の1以上借りたときの注意点
総量規制の
例外扱いローン
貸金業法に基づくおまとめローン
(消費者金融が扱うおまとめローンなど)
※配偶者貸付や医療費貸付なども総量規制の例外扱いとなる
可能
(ただし返済能力があることが条件)
借入額は「年収の3分の1までの借入れ」に算入される。
※総量規制の例外扱いとなるローンで年収の3分の1以上借りると、
他社消費者金融の利用はできなくなる
総量規制の
対象外ローン
銀行カードローン
銀行のおまとめローンや借り換え専用ローン
※マイカーローンや証券担保ローンなども総量規制の対象外となる
可能
(ただし返済能力があることが条件)
借入額は「年収の3分の1までの借入れ」に算入されない。
※総量規制の対象外ローンで年収の3分の1以上借りても、
他社消費者金融の利用は可能(審査結果でNGとなる場合あり)

消費者金融はおまとめ融資に前向き

消費者金融が扱うおまとめローンには、融資に前向きな特徴があります。

他社借入れが多い人への融資を敬遠する金融機関もありますが、おまとめ融資に前向きな消費者金融なら、柔軟な審査が期待できるでしょう。

消費者金融を規制している貸金業法でも、借入れを段階的に減らしていくように借り換えやおまとめを推進しています。

総量規制に抵触している場合、段階的な返済のための借換えが可能となるよう措置(府令改正)

引用:厚生労働省公式サイト「借り手の目線に立った10の方策」

消費者金融各社は、おもに個人顧客に融資を行い、顧客から支払われる利息で収益を得ています。

おまとめローンは貸付額が大きく、小口融資と比較すると利息も大きくなるため、融資には積極的です。

消費者金融以外のおまとめローンのなかには、銀行ローンのように審査が厳しいものもあります。

審査が厳しいおまとめローンを利用すると、借入れまでに余計な時間とストレスがかかります。

スムーズに借入れを一本化したいなら、融資に前向きな消費者金融から優先して検討するといいでしょう。

銀行はハードルが高いが低金利

銀行の「おまとめローン」や「借り換え専用ローン」は、審査のハードルが高いのが難点ですが低金利で利用できる特徴があります。

おまとめローンや銀行カードローンの金利比較例

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種類商品名貸付金利(実質年率)
消費者金融系アイフルおまとめMAX3.0%~17.5%
消費者金融系アコム借換え専用ローン7.7%〜18.0%
銀行系東京スター銀行
「スターワン乗り換えローン」
9.8%〜14.6%
銀行系三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
1.8%~14.6%
銀行系楽天銀行スーパーローン1.9%~14.5%

銀行ローンの審査が厳しいのは、銀行の貸付金利が関係しています。

銀行ローンの金利は低いため、顧客1件あたりの利益もごくわずかです。貸し倒れリスクが高く返済能力に乏しい人に融資をしてしまうと、返済されなかったときに銀行側に大きな損害が出ます。

そのため、銀行ローンでは厳しい審査が行われ、返済能力が低い人は審査に落ちる可能性が高いです。

ただ、審査さえ通過できれば、銀行ローンは消費者金融よりも3~4%低い金利で借りられます。

なかには上限金利が12%台の銀行カードローンも存在します。

返済能力に自信があり低金利で借りたい人は、消費者金融のおまとめローンではなく銀行ローンから優先して検討するといいでしょう。

おまとめローンがおすすめの消費者金融

審査通過が不安なら、おまとめや借り換え融資に積極的な消費者金融のおまとめローンをおすすめします。

消費者金融なら、銀行のおまとめローンと比較して柔軟な審査が期待でき、最短即日融資も可能です。

消費者金融のおまとめローンの特徴
  • 貸金業法や利息制限法に基づき金利が下がるケースが多い
  • 「貸金業法に基づくおまとめローン」のため、法律で年収の3分の1以上の借入れが認められている
  • 最短即日融資が可能
  • おまとめローン契約時には既存ローンの完済が必須となるため、借りすぎも防止できる

プロミス「おまとめローン」

プロミスのおまとめローンも、他社借入れの一本化に積極的なローンのひとつです。

公式サイトにも「現在借入しているローンよりも低い金利での借換えで毎月のご返済金額・金利負担を軽減できます」と書かれているため、金利の軽減が期待できます。

プロミスのおまとめローンは、返済日を5日15日25日末日から選べます。

銀行カードローンや他社おまとめローンでは、返済日の選択ができないケースがあります。

その点、プロミスなら給料日後など、お金に余裕がある日を返済日に設定できるため返済忘れも防げます。

返済期間も最長10年まで設定できるため、長期にわたって計画的に返済したい人におすすめのおまとめローンといえます。

金利(実質年率)6.3%~17.8%
利用限度額最高300万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済必須
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……×
クレジットカードのリボ払い……×
最長返済回数120回(10年)

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※リンク先はフリーキャッシング/レディースキャッシングの申込ページです

SMBCモビット「おまとめローン」

SMBCモビットのおまとめローンの金利は3.0%~18.0%で、審査により金利条件が決まります。

銀行カードローンやリボ払いの一本化はできませんが、消費者金融カードローンのおまとめなら金利ダウンが期待できます。

例えば200万円をSMBCモビットのおまとめローン(金利13.0%)で一本化した場合、160回の返済なら毎月27,000円の返済で済みます。

返済回数毎月返済額
160回27,000円
140回28,000円
120回30,000円
100回33,000円
80回38,000円
おまとめ後残高200万円/利率13.0%の場合

公式サイトから毎月の返済額のシミュレーションも可能ですので、いまのカードローンで返済が厳しいなら、どれくらい返済が楽になるか試してみるのもいいでしょう。

ただし、SMBCモビットのおまとめローンの審査時には、勤務先への在籍確認が必須で行われます。

一般的な消費者金融カードローンの場合「原則電話での在籍確認なし」としているケースがほとんどです。

おまとめローンの場合は貸付額が大きくなることもあり、在籍確認などの審査手続きは慎重に行われます。

金利(実質年率)3.0%~18.0%
利用限度額最高500万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済必須
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……×
クレジットカードのリボ払い……×
最長返済回数160回(13年4ヶ月)

>>公式サイトを見てみる

※おまとめローンご希望の方は申込後、オペレーターさんにご相談ください

レイク「レイク de おまとめ」

レイクの「レイク de おまとめ」も貸金業法に基づくおまとめローンのひとつで、他社借入れを一本化したい人向けの商品です。

「レイク de おまとめ」は70歳まで安定した収入があれば申込可能ですので、他社で「高齢だから利用できない」と断られた人にも、おすすめできるおまとめローンといえます。

なお「レイク de おまとめ」も、契約後は既存ローンの返済が必須となります。「レイク de おまとめ」を契約すると、レイクが利用者名義で他社返済を代行してくれるため、返済手続きも簡単です。

おまとめした後は「レイク de おまとめ」だけを返済すればよいため、返済管理もやりやすくなるでしょう。

金利(実質年率)6.0%~17.5%
利用限度額最高500万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済必須
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……〇
クレジットカードのリボ払い……×
最長返済回数120回(10年)

>>公式サイトを見てみる

アイフル「おまとめMAX」「かりかえMAX」

アイフルのおまとめローン「おまとめMAX」と「かりかえMAX」は、消費者金融カードローンの一本化はもちろんリボ払いもまとめられるのが特徴です。

大手消費者金融のおまとめローンのなかで、リボ払いの一本化ができるのはアイフルだけです。

ちなみに、現在アイフルを利用中のユーザーは「おまとめMAX」、アイフルの利用がはじめてのユーザーは「かりかえMAX」を利用することになります。

それぞれ金利や限度額などの商品スペックは同じです。

アイフルのおまとめローンは全国に設置されている自動契約機で申し込めますので、仕事帰りなど夜遅くに手続きを済ませたい人にもおすすめです。(アイフルの自動契約機の営業時間は9:00~21:00です)

金利(実質年率)3.0%~17.5%
利用限度額最高800万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済必須
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……〇
クレジットカードのリボ払い……〇
最長返済回数120回(10年)

アコム「借換え専用ローン」

アコムの借換え専用ローンは300万円までのおまとめが可能で、複数の消費者金融カードローンを一本化したい人におすすめです。

金利は7.7%~18.0%の間で審査で決定されます。

アコムのおまとめローンは貸金業法に基づく商品のため、利用中のローン金利より低い金利でおまとめできる可能性が高いです。

■複数のローンをお借入されている場合、借換え専用ローンを活用することにより毎月返済金額・金利負担を軽減いただけます。

■本商品は貸金業法施行規則第10条の23第1項 第1号の2(約定に基づく返済により借入残高を段階的に減らしていくための借換え)に基づきご提供しております。

引用:アコム借換え専用ローン公式サイト

アコムの借換え専用ローンを利用すると、どれくらい返済が楽になるのかシミュレーションしてみました。

金利18%で3社の消費者金融から50万円づつ借りている人が、アコムの借換え専用ローンでまとめた場合、毎月の返済は約4,000円安くなります。

金利条件借入額毎月の利息
借換前金利18%で3社を利用50万円×3社=150万円約22,200円
借換後(アコム)金利15%でアコム1社のみ150万円約18,500円
金利18%のローン(3社)を金利15%のアコムにまとめた場合の比較

ちなみに、アコムのおまとめローンは契約後の追加借入れができません。

一見不便そうに感じるかもしれませんが、不要な借入れによる借りすぎも防げます。アコムのおまとめローンは、より確実に完済したい人向けの商品といえます。

金利(実質年率)7.7%〜18.0%
利用限度額最高300万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済必須
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……×
クレジットカードのリボ払い……×
最長返済回数146回(12年3ヶ月)

おまとめローンがおすすめの銀行

いまのカードローンを低金利でまとめたいなら、銀行のおまとめローンや銀行カードローンがおすすめです。

銀行のおまとめローンや銀行カードローンは上限金利が14~15%に設定されています。

仮に上限金利で借りたとしても、消費者金融より約3%低い金利で契約できます。

また、銀行のおまとめローンやカードローンなら、おまとめ後の「追加借入れ」も可能です。追加融資が可能な利便性の高いローンを希望しているなら、銀行ローンをぜひ検討してみてください。

住信SBIネット銀行

利用限度額10万円〜1,000万円
借入利率年1.89%~14.79%
無利息期間
申込対応24時間
審査の時間
融資までの時間
担保・保証人不要

住信SBIネット銀行の銀行口座を持っている方、または今から口座を作る方限定で借りられる銀行カードローンです。

ネットバンクならではの低金利で、SBI証券の口座を持っていたり、住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用したりしている方はさらに金利が年0.5%下がります。

住信SBIネット銀行のキャッシュカードにカードローン機能が付くので、ローン専用カードが郵送されることはなく、カードローンの利用がバレにくい点が人気です。

横浜銀行「カードローン」

横浜銀行カードローンは上限金利が14.6%と消費者金融よりも低く、さらに借り換えでもおまとめでも、どちらにも対応しているのが特徴です。

金利18%のローンで50万円を借りている人が横浜銀行カードローンに借り換えると、5万円以上利息を節約できます。

【50万円の借入れを毎月15,000円ずつ返済した場合の比較※金利18.0%と金利14.6%でシミュレーション】

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借入額利息支払総額
金利18%のローン50万円198,312円698,312円
金利14.6%
(横浜銀行カードローン)
50万円145,112円645,112円
参考:「横浜銀行カードローンでのお借り換え・おまとめ」

また、上記の例だと完済までに必要な返済回数は「金利18%の場合で47回」、一方「金利14.6%の場合だと43回」となり、横浜銀行カードローンのほうが完済までの期間が4ヵ月早いです。

借り換えにより利息を節約し1ヵ月でも早く完済したい人は、ぜひ横浜銀行カードローンを検討してみましょう。

金利(実質年率)1.5%~14.6%
利用限度額最高1,000万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済任意
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……〇
クレジットカードのリボ払い……〇
最長返済回数自動更新

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

契約後の追加借入れも可能で「家族にバレないおまとめローン」を探しているなら、三菱UFJ銀行カードローンバンクイックがおすすめです。

バンクイックは一般的な銀行カードローンですが、他社の借り換えやおまとめとしても利用できます。

バンクイックは、カードの受取方法を「自宅への郵送」か「テレビ窓口での受取」の2パターンから選べます。

自宅へのカード郵送を避けたいなど家族にバレたくない人は、テレビ窓口でカードが受け取れる三菱UFJ銀行バンクイックをぜひ検討してみてください。

ただし、バンクイックは審査時の在籍確認が実施される可能性が高いです。

職場に個人名で電話がかかってくることもあるため、職場にカードローンの利用を知られたくない人は注意しましょう。

金利(実質年率)1.8%~14.6%
利用限度額最高500万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済任意
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……〇
クレジットカードのリボ払い……〇
最長返済回数自動更新
参考:カードローン「バンクイック」

楽天銀行「スーパーローン」

楽天銀行スーパーローンは、最大800万円までの契約が可能で、契約額が大きくなればなるほど金利が下がるのが特徴です。

公式サイトで契約額に応じ金利が下がることを公表しているのは、銀行カードローンならではの特徴といえます。

利用限度額金利(実質年率)
800万円1.9%~4.5%
600万円以上800万円未満2.0%~7.8%
500万円以上600万円未満2.5%~7.8%
350万円以上500万円未満2.9%~8.9%
300万円以上350万円未満2.9%~12.5%
200万円以上300万円未満3.9%~14.5%
100万円以上200万円未満6.6%~14.5%
10万円以上100万円未満14.5%

楽天銀行スーパーローンは、事業資金以外なら使い道自由で契約できるカードローンです。そのため、消費者金融カードローンのおまとめはもちろん、クレジットカードのリボ払いを一本化したい人にもおすすめです。

金利(実質年率)1.9%~14.5%
利用限度額最高800万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済任意
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇銀行カードローン……〇クレジットカードのリボ払い……〇
最長返済回数自動更新
参考:楽天銀行公式サイト

東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」

東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」は上限金利が14.6%と消費者金融よりも低く、最高1,000万円までの融資が可能なローンです。

利用用途は他社からの借り換えやおまとめ専用となり、契約後の追加借入れはできません。

スターワン乗り換えローンは余裕のある限度額が魅力ですが、下記のような申込条件が設定されているため、審査は厳しめです。

返済能力に自信がある人は、ぜひ検討してみてください。

東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」の申込条件
  • 申込時の年齢が満20歳以上65歳未満
  • 前年度の税込年収が200万円以上
  • 給与所得者の方で、正社員・契約社員・派遣社員であること
  • 勤務先の収入を確認できる書類(源泉徴収票・給与明細等)を提出できること
  • 過去に債務整理や自己破産をしていないこと
  • 現在利用中のローンを延滞していないことなど

参考:東京スター銀行公式サイト

金利(実質年率)9.8%〜14.6%
利用限度額最高1,000万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済必須
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……〇
クレジットカードのリボ払い……×
最長返済回数120回(10年)
参考:東京スター銀行公式サイト「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」

イオン銀行「フリーローン」

イオン銀行のフリーローンは上限金利が13.5%と、銀行ローンのなかでは金利が低めなのが特徴です。

イオン銀行フリーローンは証書型貸付と呼ばれる返済専用ローンです。

契約後の追加借入れができないローンですが、不要な借入れも防止できるため確実に返済したい人に向いています。

ちなみに、アイフルで200万円を金利15%で借りた場合と、イオン銀行フリーローンで金利13.5%で借りた場合とを比較すると、総支払額を約8万円節約できます。

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金利借入額毎月の返済額返済期間総支払額
15%
(アイフル)
200万円約48,000円60ヵ月(5年)2,842,923円
13.5%
(イオン銀行フリーローン)
200万円約46,000円60ヵ月(5年)2,761,140円

参考:アイフル公式サイト
参考:イオン銀行公式サイト

金利(実質年率)3.8%~13.5%
利用限度額最高700万円
年収3分の1以上の借入れ可能
他社の返済任意
おまとめや借り換えの対象消費者金融カードローン……〇
銀行カードローン……〇
クレジットカードのリボ払い……〇
最長返済回数96回(8年)
参考:イオン銀行「フリーローン・目的型ローン」

おまとめローンの審査は甘い?

おまとめローンの審査は決して甘くはありません。

しかし、下記のポイントを理解しておけば審査通過できる可能性はアップします。

おまとめローン審査通過のポイント
  • 必ず借りられるおまとめローンはないと理解しておく
    (審査に必要な条件を満たすことが必要)
  • 異動情報の履歴は削除を待ってから申し込む
    (信用情報機関のネガティブな登録情報に注意する)
  • 既存の返済をなるべく進めてから申し込む
    (借入額が大きいと返済能力を超えていると判断され審査に落ちる)
  • 収入や現在の借入額は正直に申告する
    (虚偽申告は審査落ちの原因になる)

必ず借りられるおまとめローンはない

おまとめローンの審査に申し込む際は、あらかじめ「必ず借りられるわけではない」と理解しておきましょう。

おまとめローンは貸付額が高くなるため、消費者金融や銀行は厳格な審査を実施します。

おまとめ融資に積極的な消費者金融でも、厳格な審査が実施されます。特に申込条件に該当しない人は、仮審査の段階で落ちてしまいます。

例えば、下記のような条件は申し込む前に最低限チェックしておきましょう。

・年齢条件を満たしているか?……20歳未満や65歳以上が利用できない場合が多い
・年収や勤続年数などの諸条件を満たしているか?……銀行ローンの場合は勤続年数や年収条件を設けている場合がある
・必要書類は提出できるか?……運転免許証や収入証明書類を不備なく用意することが必要

また、銀行カードローンや銀行のおまとめローンの場合は、「銀行の審査」と「保証会社による審査」の二重審査が実施されます。

銀行ローンの保証会社は、カード会社や消費者金融の運営企業が担うことも多いため、該当する保証会社で過去に延滞事故などを発生させている人は注意が必要です。

例:(三菱UFJ銀行バンクイックの保証会社はアコム)

異動情報の履歴は削除を待ってから申し込む

信用情報機関に異動情報が残っている場合は、登録データが削除されてから申し込むようにしましょう。

異動情報があると、おまとめローンの審査通過は難しくなります。

信用情報機関の異動情報とは、下記のような長期延滞や債務整理情報のことです。5年~7年経過すると、異動情報は削除されます。

信用情報機関の異動情報とは?

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異動情報の項目情報の詳細情報の登録期間
延滞履歴返済予定日から3ヵ月以上返済がなく元金、利息ともに遅延している情報
延滞期間中
債権回収の履歴カード会社や消費者金融が、返済されないことや規約違反を理由に、
強制執行や支払督促などの法的手続き等を行った履歴
契約継続中の期間およびび契約終了後5年以内
※法的申立の取り下げがあった場合はその時点まで
債務整理の履歴自己破産、個人再生、特定調停などの情報契約継続中の期間およびび契約終了後5年以内
※法的申立の取り下げがあった場合はその時点まで
保証履行の履歴保証会社がローン契約者に代わって返済をした情報契約継続中の期間および契約終了後5年以内
連帯保証人弁済の履歴連帯保証人がローン契約者に代わって返済をした情報契約継続中の期間および契約終了後5年以内
カードの強制解約返済能力の欠如などが原因で、
カード会社がクレジットカードなどの包括契約を解除した情報
契約継続中の期間および契約終了後5年以内
参考:JICC「<詳細版>『信用情報記録開示書』項目説明書」

信用情報機関に登録されている情報は自分でも確認できます。

参考:信用情報の本人開示について「JICCCICKSC

ちなみに、金融取引に関する情報は次の3つの信用情報機関に登録され、それぞれの機関は情報を共有しています。

国が認めている3つの信用情報機関
  • JICC
    株式会社日本信用情報機構
    (消費者金融やクレジットカード会社が加盟)
  • CIC
    株式会社シー・アイ・シー
    (消費者金融やクレジットカード会社が加盟)
  • KSC
    全国銀行個人信用情報センター
    (銀行などの金融機関が加盟)

銀行ローンに関する異動情報はKSCに登録されますが、JICCやCICとも情報共有をしています。

そのため、銀行ローンで金融事故歴があると、消費者金融の審査に落ちるケースもあります。

銀行融資に関する自己破産や個人再生など、官報に記載される債務整理の情報は、最長7年間残るため注意が必要です。

既存の返済をなるべく進めてから申し込む

おまとめローンの審査通過率を上げるには、既存の返済をなるべく進めてから申し込むようにしましょう。

現在利用中のローン借入額が大きいと毎月の返済額も高額になるため、審査通過のハードルが上がります。

総量規制の例外や対象外のローンでも、年収の3分の1以上の借入れとなると、銀行や消費者金融も審査に慎重です。

また、おまとめローン契約後の既存ローンの返済が「任意」か「必須」かでも、審査の難易度が変わります。

例えば、既存のローン返済が「任意」のおまとめローンの場合、おまとめローン審査時には「既存の借入額」+「新規ローンの契約額」の合計額を返済できるかが問われます。

具体的には下記の通りとなりますので、参考にしてください。

スクロールできます
おまとめローンのタイプ既存ローンの返済審査の考え方審査難易度
「現在利用中のローン返済が必須」となっているタイプ
※消費者金融のおまとめローンに多い
必須
おまとめローン契約時、既存ローンは強制的に返済させられる
(返済証明が必要な場合もある)
例:既存ローンの借入額「100万円」おまとめローンの契約額
「100万円」の場合は100万円を返済できるかどうかが審査される
「現在利用中のローン返済は任意」となっているタイプ
※銀行のおまとめローンやカードローンに多い
任意
おまとめローン契約時、既存ローンを返済するかどうかは利用者の自由
(返済しなくても良い)
例:既存ローンの借入額「100万円」おまとめローンの契約額
「100万円」の場合は200万円を返済できるかどうかが審査される

既存のローン残高が多いまま、銀行のカードローンなどで借り換えようとすると審査難易度は高くなります。

一時的に親や知人から借りるなどして、返済を進めておくようにしましょう。

収入や現在の借入額は正直に申告する

おまとめローンに申し込む際は、収入や現在の借入額を正直に申告しましょう。

なぜなら、虚偽の申告は審査担当者の心象を悪くしますし、最悪のケースでは審査落ちも考えられるからです。

収入や現在の借入額以外にも、下記の情報は「正直・正確」に申告するようにしましょう。

おまとめローン申し込み時に正直に申告すべき情報
  • 本人情報……本人確認書類と本人情報が相違していないか確認する
    (転居している場合など住所相違に注意する)
  • 連絡先……携帯電話番号は間違いがないように入力する
    (審査時に不明な点があると電話がかかってくるため)
  • 勤務先情報……勤務先や勤続年数は正直に申告する
    (虚偽の勤務先や嘘の勤続年数で申し込んでも、健康保険証や収入証明書類の提出でバレる)

おまとめローンで借入れをまとめる時の注意点

おまとめローンを利用する際には、次の3つのポイントにも注意しましょう。

おまとめローン利用時の注意点
  • 必ずしも金利が下がるわけではない
  • 残債をまとめたクレジットカードは使えなくなる
  • おまとめローンで追加の借入はできない

おまとめローンは返済負担が軽くなり、返済管理もやりやすくなるなどのメリットがあります。

しかし、一方で利用の仕方によっては返済期間が延びたり、他社ローンの利用に制限がかかったりするため注意が必要です。

必ずしも金利が下がるわけではない

おまとめローンによっては、必ずしも金利が下がるわけではない点に注意が必要です。

消費者金融が扱う貸金業法に基づくおまとめローンの場合は、「金利を下げて段階的に返済していくこと」を前提に融資が行われるため、ほぼ金利は下がると思っていいでしょう。

しかし、おまとめや借り換えに利用できる銀行カードローンのなかには、消費者金融の上限金利と同じ場合があり、必ず金利が下がるわけではありません。

例えば、借り換えにも利用できるPayPay銀行カードローンの上限金利は18%で消費者金融の上限金利18%と同じです。

既存の借入れが1社あたり100万円を超えている場合は、利息制限法により15%以下の金利が適用されているため、おまとめにより金利が下がらないケースも考えられます。

また、おまとめローンに借り換えたあと毎月少額しか返済しないでいると、返済期間が延び、総返済額が減らないリスクもあります。

例えば次のようなケースです。

借り換えても総返済額が変わらないケース

スクロールできます
金利(実質年率)返済回数毎月の返済額総返済額
借換前15.0%48回28,000円1,332,984円
借換後13.6%54回25,000円1,339,700円
※100万円を借り換えるケースで試算
参考:アイフル「ご返済シミュレーション」
参考:三菱UFJ銀行「返済期間シミュレーション」

※金利15%のアイフルから金利13.6%の三菱UFJ銀行バンクイックに借り換えた場合を想定しています。
※実際の返済総額や金利は上記と異なる場合があります。

おまとめローンを利用する際は、金利条件をよく確認したうえで、トータル返済額がお得になるのかどうかをよくチェックしておくようにしましょう。

残債をまとめたクレジットカードは使えなくなる

クレジットカードのキャッシングやリボ払いなどの残債をまとめた場合、対象となる既存のクレジットカードは使えなくなるため注意が必要です。

おまとめローンのなかには、既存のローンやカードの解約を前提にしている場合があります。

例えばアイフルのおまとめローン利用規約には「借換元ローンの返済が終わったら直ちに取引が終了したことがわかる書面を提出すること」と書かれています。

「取引が終了したことがわかる書面」とは、解約証明などの書類のことですので、残債をまとめたクレジットカードは解約しなければいけません。

第15条(同意・承諾事項)会員は、次の各号の事項を異議無く同意または承諾する。
① 借入要項「契約の目的」の定めの通り、本契約は、会員が既に負担している債務の弁済のための資金の貸付けに係る契約であることを踏まえ、会員は本契約に基づく借入後、速やかに当該既に負担している債務の弁済(完済)を実施し、当該目的以外には利用しない(借換元から新たな借入れをしないことを含む)こと
② 当社からの借入金により事前に届出た借換元へ返済が完了した後、ただちに取引が終了したことがわかる書面(契約書等)を当社へ提出すること

引用:アイフルおまとめローンの利用規約抜粋

なお、残債をまとめていないクレジットカードは、これまで通り利用できます。

ただし、おまとめローンの契約額によっては、クレジットカードのキャッシング利用枠が減る場合もありますので、注意しておきましょう。

おまとめローンで追加の借入れはできない

貸金業法に基づくおまとめローン、または銀行の借換専用ローンによっては、追加の借入れができない場合があります。

おまとめローンや銀行ローンによって、追加借入れできるかどうかが変わります。

ローンの種類別の追加借入れの可否

ローンの種類追加借入れの可否
貸金業法に基づくおまとめローン不可
銀行の借り換え専用ローン一部不可
銀行カードローン可能

借りたり返したりできる利便性が高いローンを希望しているなら、追加借入れができるタイプのローンを契約するようにしましょう。

まとめ

おまとめローンには消費者金融が扱う「貸金業法に基づくおまとめローン」や、「銀行の借り換え専用ローン」など、さまざまな種類があります。

おまとめローンによって金利や返済条件が異なるため、申込時には諸条件をよく確認しておくようにしましょう。

また、おまとめローン契約後に既存のローン返済を怠ると債務が増え、完済までの道のりが遠のきます。

おまとめローンや銀行ローンで借り換えたあとは、現在利用中のローンは早めに完済するよう心がけましょう。

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