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エンジェル投資の成功率はどれくらい?リターンを最大化するための投資先の探し方は?

エンジェル投資成功率

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エンジェル投資を行いたいけど何から始めたらいいか分からない

エンジェル投資の成功率はどれくらいか知りたい

エンジェル投資は、主にスタートアップ企業に対して投資を行い、その成長による利益を得る投資方法です。

上手くいけば莫大な資金を手にすることができます。

しかし、正しい知識なしでは何百万円もの大金をドブに捨ててしまう非常にハイリスク・ハイリターンな投資方法です。

本記事では、エンジェル投資の成功率や成功する投資先の探し方などを詳しく解説していきます。

本記事で分かること
  • エンジェル投資の成功率は1%以下
  • エンジェル投資の利益がでるタイミングはM&AとIPO
  • エンジェル投資先の良い探し方は人脈やマッチングサービスの利用である
  • エンジェル投資のメリットは莫大なリターンや節税である
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また、Founderでは起業家が身分証などを登録して本人確認をすることができます。

本人確認が済んでいる起業家はある程度信頼できるので、投資先を探す際の一つの指標になります。

単純に投資先を探す手段としても有用ですし、自社の新規事業を任せる社長を見つけるために利用するという方法も投資家にとっては大きなメリットになります。

目次

エンジェル投資の成功率は何%?

エンジェル投資の成功率は1%以下です。

エンジェル投資の多くは、親しい間柄で行われることが多いため、実は正確な値はありません。

しかし、山本ら¹⁾によるとエンジェル投資家としての経験がない状態でエンジェル投資が成功する確率は100社に1社程度といいます。

当初からイグジット(企業成長後、株式などを売却して利益を得る事)を想定し、スタートアップにエンジェル投資している会社でも、成功する確率は100社に1社以下という前提で出資しています。

引用:山本敏行、戸村光:投資家と起業家 株式会社クロスメディア・パブリッシング,2021年

そのため、成功する確率は極めて低いといえます。

ただし、エンジェル投資家は投資先にコンサルなどの支援をすることで成功率を高めることができます。

一般的には、エンジェル投資はハイリスク・ハイリターンといわれますが、投資先の目利きと投資後の支援次第で、ミドルリスク・ハイリターンにすることは十分に可能です。

従って、一般的には成功率は1%程度と非常にハイリスクですが、投資家の実力次第では成功率を高めることができます。

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エンジェル投資家にリターンがあるタイミング

エンジェル投資家にリターンがあるタイミングは、M&A(売却)した時とIPO(株式上場)した時です。

エンジェル投資家が利益を得ることをイグジットするといいます。イグジットには大きく分けて以下の2種類があります。

イグジットの種類
  • M&A…会社の吸収・合併。投資先が他企業に買収されると、その売却益を得られる。
  • IPO…投資先の会社が上場すること。上場すると株価が上がり、その売却益を得られる。

どちらも、会社を大きくし価値を高めることでリターンが大きくなります。以下で詳しく解説していきます。

投資先がM&Aで事業売却したタイミング

M&A(Mergers and Acquisitions)とは、会社を合併・吸収することを指します。

エンジェル投資では、投資先の企業が他企業に買収されるとその売却益を得ることができます。イグジットをM&Aで行うメリット・デメリットは以下の通りです。

M&Aのメリット・デメリット
  • メリット…少ない準備で容易に行える。
  • デメリット…経営権を手放すことになる。

M&Aの最大のメリットは何といってもスピードが速い点にあります。IPOに比べ準備も少なくイグジットまでの道のりが短い点が挙げられます。

デメリットとしては、会社を売却するため経営権を失ってしまう点です。売却した時点で多額のリターンを得ることができますが、そのあと会社の方針に関わることはできません。

投資先がIPO(株式上場)したタイミング

IPOとは(Initial Public Offering)とは、新規株式公開のことを指します。

つまり、投資先の企業が上場し証券取引所で自由に株が売買されるようになります。イグジットをIPOで行うメリット・デメリットは以下の通りです。

IPOのメリット・デメリット
  • メリット…上場すると、株価が高騰し売却利益が大きくなる可能性が高い。
  • デメリット…上場するための基準が厳しく時間がかかる。

IPOのメリットは、株価高騰により利益が大きくなることです。状況にもよりますが、10~1,000倍になることもあります。

また、M&Aと違い会社の経営に関わり続けることも可能です。

一方で、デメリットとしては上場するための厳しい審査を潜り抜けなければならないことです。

上場するまでも大変ですが、上場してからも経営体制を維持し続けていなかければならない点が大変といえます。

エンジェル投資が成功する良い投資先の探し方

エンジェル投資を行う際に最初の難関となるのが、投資先を見つける事です。

優秀な起業家は、起業家同士のつながりや有名なエンジェル投資家に集まるため、オープンの場にはなかなか現れません。

しかし、エンジェル投資の成功率を考えると、できるだけたくさんの起業家に投資すべきです。

そこで、以下の3つの方法で投資先を探すことがおすすめです。

良い投資先の探し方
  • 起業家やVCなどの人脈から探す
  • スタートアップのピッチイベントで探す
  • 投資家と起業家のマッチングサービスで探す

起業家やVCなどの人脈から探す

最もよいのは起業家やVC(ベンチャーキャピタル=投資会社)の人脈から投資先を見つける方法です。

優秀なスタートアップ企業は、オープンの場に現れることは少なく、投資家や起業家同士のつながりから仕事が決まることがほとんどです。

そのため、自身の人脈から投資先を見つけられる場合は、積極的にコンタクトを取っていきましょう。投資仲間からの起業家紹介は、信頼できるものが多く他の探し方に比べ質が良いものが多いことが特徴です。

人脈はビジネスを行う上では、非常に大きな武器となるため、普段から投資家が集まる飲み会やイベントなどには積極的に参加するようにしておきましょう。

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スタートアップのピッチイベントで探す

ピッチイベントとは、起業家が投資家に対して自社のサービスをプレゼンし、投資先を見つけるマッチングイベントです。

新型コロナウイルスが流行する前は、ピッチイベントの大半が東京に集中していたため、地方の方にはややハードルが高い面もありました。

しかし、現在ではZoomで開催されるイベントも多いため以前より参加しやすくなったといえます。

ピッチイベントでは、企業のビジネスモデルや事業計画だけでなく、起業家の熱意や人間性も見ることができます。

そのため、人脈がない場合はビッチコンテストに参加してみましょう。参加することで、起業家だけでなく投資家仲間と出会えるためおすすめです。

投資家と起業家のマッチングサービスで探す

最も簡単に行えるのがマッチングサービスです。サイトに登録するだけで、何人もの起業家と出会えるため人脈がない人にはおすすめです。

ただし、投資先はよく見極めないと中には到底スタートアップといえないような、募集もあるため注意しなければなりません。

カフェの開業資金やサイト制作費への投資といった本来は貸付に分類されるような案件もあります。

投資家と起業を結ぶマッチングサービスには以下の3つがおすすめです。

おすすめのマッチングサービス
  • Founder
  • エンジェルポート
  • Startup List

エンジェル投資家になりたい人は、まずFounderに無料登録しておきましょう。

>>起業家一覧を見てみる

エンジェル投資におすすめのマッチングサイトはFounder

Founderの詳細画像

Foundeは日本最大級のビジネスマッチングサイトで、30,000名以上の起業家と5,000名以上の投資家が登録をしています。

3万件以上の投資先リストを見ることができるため、普段なかなか良い投資先が見つからないという投資家の方でも興味を持てる事業案や自分の専門領域に近い事業案が見つかります。

また、Founderでは起業家が身分証などを登録して本人確認をすることができます。本人確認が済んでいる起業家はある程度信頼できると考えられるので、投資先を探す際の一つの指標になります。

起業家のプロフィールには希望調達額や事業内容などが掲載されており、その中から気になった起業家にメッセージを送ることができます。

起業家のプロフィール
  • プロフィール写真(未登録もあり)
  • 本人情報(性別、年代、創業年など)
  • 希望調達金額
  • 自己PR
  • 事業計画・事業内容
  • 投資の内訳・起業の際の必要物
  • 予想収益
  • 投資家への還元方法  など

リストを見る際は無料ですが、その後気になった起業家にメッセージを送る際は有料となります。

単純に投資先を探す手段としても有用ですし、自社の新規事業を任せる社長を見つけるために利用するという方法も投資家にとっては大きなメリットになります。

エンジェル投資をするメリット

エンジェル投資を行う最大のメリットは、なんといってもリターンがとてつもなく大きいことです。

他の投資方法と比べて圧倒的な差だといえます。

その他にも、節税につながったり、スタートアップ市場の活性化につながったりといったメリットが存在します。

エンジェル投資のメリット
  • 成功すればとても大きなリターンがある
  • 税の優遇措置があり節税につながる
  • スタートアップ市場の活性化に貢献できる

成功すればとても大きなリターンがある

エンジェル投資のリターンは、数倍~数100倍ともいわれています。

株の運用では、年利10%もいけばかなり成功といわれています。投資の神様といわれるウォーレン・バフェットでさえ、年利20%です。

ところが、エンジェル投資は成功率こそ低いものの、一度当たれば最大数100倍にもなるため圧倒的なリターンが期待できます。

成功すれば、莫大な資産を手にできることが、エンジェル投資の最大の魅力といえます。

税の優遇措置があり節税につながる

エンジェル投資は通常の投資に比べ税金が優遇されます。

通常、投資を行うとその利益の20%が税金として引かれてしまいます。しかし、エンジェル投資では以下の2通りの優遇措置があります。

エンジェル投資の優遇措置

優遇措置対象控除額上限
A設立5年未満投資額-2,000円総所得金額×40%と800万円のいずれか低い方
B設立10年未満投資額全額上限なし

引用:東京都産業労働局 

また、上場前のベンチャー企業株式を売却し、損失が出た場合も特例措置を受けることができます。詳細は以下の通りです。

売却時の特例措置
  • 株式売却時に損失が出た場合…その他の株式を売買して得た利益から相殺できる。その年で相殺しきれなかった場合は3年間にわたって繰り越しができる。
  • 投資先が破産した場合…株式売却時同様、他の株式と相殺が可能。同様に3年間は繰り越しが可能。

このように、エンジェル投資は次世代の起業家を育てるという意味合いで、税の優遇措置がとられています。

スタートアップ市場の活性化に貢献できる

スタートアップ市場の活性化に貢献することで、自身の人脈や新たな知見を得ることができます。

エンジェル投資では比較的若い起業家に投資することが多いため、必然的に勢いのある若者との人脈が広がります。

若い投資家とやり取りすることで、以下の様なメリットが得られます。

スタートアップ市場への貢献のメリット
  • マンネリを防ぐことができる
  • 新しい知見が得られる
  • 最新のトレンドを知ることができる
  • 新しい人脈をつくることができる

このように、若くて勢いのある起業家とやり取りをすることで、今までにない新しい考え方を得ることができます。

また、自分の経験やアドバイスによって起業家の事業が上手くいくことは、自身のやりがいにもつながります。

>>起業家一覧を見てみる

成功している有名なエンジェル投資家

エンジェル投資で成功している有名な投資家を紹介します。

成功するためには、成功者から学ぶことが最短です。彼らのセミナーやイベントに参加してコンタクトをとってみることをおすすめします。。

成功している有名なエンジェル投資家
  • 家入一真
  • 青柳直樹
  • 赤坂優
  • 高野秀敏
  • 中川綾太郎

家入一真氏

家入一真氏はクラウドファンディングサイトを運営している「株式会社CAMPFIRE」を始めとする様々な企業の代表取締役です。

家入氏が投資を行うに当たって一貫しているのが、「リターンありきの投資は一度もない」ということです。

エンジェル投資を行う際には、何よりも起業家がどれだけ強い思いを持っているかが大切だといいます。起業は上手くいかないことが当たり前のため、失敗してもめげずに続けられるか、それだけの熱意があるかを見極めるそうです。

エンジェル投資とは、「起業家が綴る物語に参加し、一緒になって企業を成長させていく」そんな姿勢は非常に参考になります。

青柳直樹氏

青柳直樹氏はメルペイの代表取締役です。

青柳氏は慶應義塾大学を卒業後、ドイツ銀行を経て2006年にグリーの取締役に就任されました。

その後、メルペイの代表取締役、クラウドソーシングの最大手クラウドワークスの社外取締役などを歴任されています。

青柳氏は主にスマホアプリ開発やキャッシュレスサービスを中心に多くのベンチャー企業に投資を行っています。

赤坂優氏

赤坂氏はペアーズでお馴染みの株式会社エウレカの創業者です。

現在は、エウレカを売却されエンジェル投資家として活躍されています。

赤坂氏も家入氏と同様に、企業を見るときは諦めない経営者かどうかを重視されています。

赤坂氏の重視する点

・諦めない経営者かどうか

・ロマンがあるか

成功者の共通点は、目先の利益ではなくいかに経営者の熱意や人柄を重視しているかがよく分かります。自分なりの基準を明確にしているからこそ成功したともいえます。

高野秀敏氏

高野秀敏氏は株式会社キープレイヤーズ代表取締役です。

高野氏は50社くらいには投資しているとのことで、人脈の広さが伺えます。

高野氏のポリシーは「寄付は寄付、投資は投資と分ける」ことです。投資と寄付を混同している人が多いと高野氏は言います。

社会性を持った上で、経済性を追求するといい、ただ企業を育てるだけでなくきちんと利益も追及するといった姿勢が伺えます。

企業の成長だけでもなく、また利益だけでもなく両方をきちんと区別し追及している点が特徴的です。

中川綾太郎氏

大人気キュレーションサイト「MERY」の運営をしていた、株式会社ペロリを創業された方です。

中川氏も自身の対談の中で、「ほとんどの起業家が、事業がイケてるか、儲かるタイミングがどうなのかを重視していて、“自分がその事業をやる理由”を考えていない。」といっています。

やはり、事業に対する熱意や人柄などが起業家を選ぶ際に最も重要であるということが伺えます。

まとめ

エンジェル投資は、成功率が低くハイリスク・ハイリターンの投資方法です。

しかし、企業を育てていくという特性上、しっかりと自分自身がマネジメントを行えば、ミドルリスクに下げることができます。

得られるリターンは莫大であり、時には数100倍にも膨れ上がることがあります。さらに、起業家と共に会社の成長を進めていけるため非常にやりがいのある投資方法です。

投資を行うには、多くの投資家を見つけることがエンジェル投資の第一歩です。まずは、エンジェルポートなどのマッチングサービスに登録してみましょう。

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