全員戦力化する組織　～「個」を活かす秘訣とは～

※12月17日（金）18時で受付締切いたします。
※本ページで申込受付後、別サイトにて再度ご登録いただく必要があります。詳細はお申込み後に届くメールにてご案内しますのでご確認ください。

「全員が戦力化する組織」のポイントとは？

昨今、テレワークの推進や副業の解禁など、多様な働き方が浸透し、個人のキャリア観に大きな変化が起こっています。ポストコロナ時代に突入する中で、組織では個々人がより自律的に働くことが求められるようになりました。

一方で、個々がそれぞれ独立し、個に最適化された行動をとると、「組織としてまとまらない」状態を招く可能性があります。

それでは、それぞれが自律的に働きつつ、まとまりのある理想的な組織とはどのように作ればいいのでしょうか？

本セミナーでは、人材マネジメント研究の第一人者であられる学習院大学 教授 守島 基博氏と、人事ビジョンとして「社員全員が、すべてのステークホルダーの心を動かし、ファンになっていただけるよう、協働・貢献することに、やりがいと誇りをもつ組織をつくる」をかかげる三越伊勢丹グループの人事統括部長 藤森 健至氏をお招きし、「個」を活かすことから考える「全員が戦力化する組織」のポイントはどういうものか、その中での人事・マネジメントの役割について、講演とディスカッションを通じて紐解いていきます。　

理論と実践、双方の面からお話が聞ける大変貴重な機会になりますので、この機会にぜひご参加ください。

このような方に特におすすめです！

・コロナ禍によって社内の組織力が低下してきたと感じている経営者・幹部の皆様
・社員一人一人と向き合うためのヒントが欲しい経営者・幹部の皆様
・アフターコロナの組織づくりで、人事が果たす役割について理解を深めたい経営者・幹部の皆様

当日のプログラム

1. 学習院大学  教授  守島 基博氏 　基調講演
2. 株式会社三越伊勢丹ホールディングス  藤森 健至 氏 　基調講演
3. ディスカッション（守島 基博氏・藤森 健至 氏／ファシリテーション 須東朋広氏）
4. 質疑応答（オンラインビデオツールのQ&A機能を利用します）

講師紹介

学習院大学 経済学部 経営学科 教授／一橋大学名誉教授
守島 基博 氏

80年慶應義塾大学院社会学研究科修士課程卒業。86年米国イリノイ大学産業労使関係研究所博士課程修了。人的資源管理論でPh.D.を取得。カナダ国サイモン・フレーザー大学経営学部助教授。90年慶應義塾大学総合政策学部助教授、98年同大大学院経営管理研究科助教授・教授、2001年一橋大学大学院商学研究科教授を経て、2017年より学習院大学教授。2020年4月より一橋大学名誉教授。
最近は、戦略的人材マネジメント論、特に企業の競争力に寄与する人材マネジメントのあり方を多様な側面から研究している。米国を中心とした海外研究専門誌の編集委員になっており、政府審議会などの委員参加も多数。

株式会社三越伊勢丹ホールディングス 人事統括部長兼株式会社三越伊勢丹　
執行役員 人事統括部長
藤森 健至 氏

1992年株式会社伊勢丹に入社。2000年に伊勢丹初のフランチャイズ式郊外型編集売場を立ち上げ。
2006年より伊勢丹人事部へ。2011年以降三越との本格統合を経ながら、「従業員が持てる力を最大限に引き出し、伸ばしていける体制作りを行う」という人事ビジョンのもと、年間1000人を超える従業員との個別キャリア面談を人事部の最重要取組として推進。
2018年執行役員　販売戦略部門長に就任。新たなCRM戦略としてのロイヤルティープログラムを立ち上げ。2019年より2年間、伊勢丹立川店長。
2021年より現職にて、経営戦略を実現するための人事戦略を新たに推進中。個のあり方へのポリシーは「よく学び、自分で考え、すぐ動く。健康・家族は最優先」。

日経BP総合研究所 客員研究員／一般社団法人才知修養学舎 代表理事
／多摩大学 大学院 経営情報学研究科 客員教授
須東 朋広 氏

2003年、日本初の人事責任者向け団体「日本CHO協会」を立ち上げ、事務局長として上場企業の人事責任者や次世代候補者など1万人とつながり、人事ネットワークの組織化を行う。2011年、「インテリジェンスHITO総合研究所（現パーソル総合研究所）」を立ち上げ、機関誌「HITO」を担当。日本的雇用システムの在り方の研究から中高年雇用、女性雇用、障がい者雇用、転職者、正社員の雇用やキャリアについて調査研究活動を行う。2016年誰もがイキイキ働き続ける社会を実現するために「一般社団法人組織内サイレントマイノリティ」を設立。2019年、「日本CHRO協会」事務局長として協会の立ち上げにも従事。2020年より日経BP総合研究所客員研究員に就任。主な著書に『CHO～最高人事責任者が会社を変える』（東洋経済新報社）、『キャリア・チェンジ』（生産性出版）、論文 『人事部の新しい時代に向けて』『人事部門の進化；価値の送り手としての人事部門への転換』『キャリア開発とその成果』（産業能率大学紀要、共著）など。学会発表や人材関連雑誌など寄稿多数。