Ｍ＆Ａアドバイザーの選び方と注意点 ～セカンドオピニオン＆FAとは？～

数多くのＭ＆Ａを手掛けてきた社長が教える『Ｍ＆Ａアドバイザーの選び方と注意点』

この数年、「売り」「買い」いずれの立場でも、M&Aを活用する中小企業が増えています。

そのときに欠かせないのが、その仲介から契約成立までをサポートするM&Aアドバイザーと呼ばれる存在です。
M&Aアドバイザーは、上場企業から個人コンサルタントまで幅広く、経験・実績もさまざまです。
上場企業であれば必ずしも安心というわけではなく、自社にあった相手を選ぶことが肝心のポイントです。

そこで、実際に数多くのM&A実務を手掛けてきたM&A One株式会社の社長・吉川氏と、公認会計士としてM&A助言業務に携わってきた、中小企業ファイナンシャルアドバイザリーの社長・上楽氏に登壇いただき、「M&Aアドバイザーの選び方と注意点」をお話しいただきます。

セミナーの内容

【第一部】

M&A会社各社の特徴と強み ～セカンドオピニオン会社による業界解説～
そもそもM&A会社にはどのような種別があるのか？どのM&A会社を活用するのが良いのか？多数寄せられる疑問にM&A調査会社がお答え。大手から中堅、小規模の会社まで、特徴や強みなどを解説します。

【第二部】

売り手を救うFAとは～M&A業界を渡り歩いた公認会計士による解説（対談）
M&Aといえば仲介会社が有名ですが、仲介ではないアドバイザーもいます。仲介も仲介以外の形態も両方こなしてきた公認会計士に業界内部からの生の声をお聞きします。

【第三部】

信頼できる相談相手の見極め方と、セカンドオピニオンが命運を分ける本当の理由 ～M&Aでよくあるお悩み解消〜
実は中小企業庁がセカンドオピニオンを推奨しています。その背景にはM&A会社が玉石混交となっている現実があります。 では「誰が信頼できる事業者なのか？」「なぜセカンドオピニオンが推奨されており、どう活用できるのか？」業界を買い手とM&A会社両方からリサーチした内容を率直にお伝えします。

講師紹介

M&A One株式会社　代表取締役
吉川 将平 氏

京都大学卒業後、国内最大の大型M&A執行部隊である野村證券株式会社投資銀行部門に新卒入社。
ベンチャーキャピタルやスタートアップでの経営企画業務を経て、
東証一部上場企業、株式会社トレジャー・ファクトリー経営企画室にてM&A実務を担当。
M&A案件の発掘から企業価値算定、投資回収プランの策定、企業価値算定及び投資回収計画スキームの改善、案件の執行・管理、統合後の経営管理まで一貫して実行。
2020年10月には同社過去最大規模となる売上20億円規模のM&A案件の全体統括及び条件交渉等、案件執行全体を担当。他、同社初の出資案件の発掘、交渉及び執行、同社初の異業種M&A案件などを担当。
2021年、中小M&A支援の品質に問題意識を持ち、M&A One株式会社を創業。
330社以上のM&A会社を調査、セカンドオピニオンやアドバイザーの代理選定などを行う。

株式会社中小企業ファイナンシャルアドバイザリー　代表取締役
上楽 裕三 氏

公認会計士 / 経営士 / 認定事業再生士
シニア・プライベートバンカー （公益社団法人日本証券アナリスト協会認定）
2008年に早稲田大学教育学部卒業後、現有限責任監査法人トーマツにて、金融機関・投資会社の監査業務に従事。
2014年に現デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社に出向し、中小企業から大企業向けのM&A助言業務や、ファミリービジネス向けの経営承継支援事業の新規立ち上げに従事。
2017年より株式会社ストライクにて、中小企業向けのM&A仲介業務とプラットフォーム事業の新規立ち上げに従事。
2020年より株式会社中小企業ファイナンシャルアドバイザリーの代表取締役として、中小企業にもあるべきサービスを提供したいという想いで、仲介ではなく助言業務を専業とした事業を展開。