カレーハウスCoCo壱番屋　創業者・宗次 德二 氏 特別講演会「宗次流　独断と偏見の経営哲学」

「マジメにやり続けることが企業経営の鉄則」

司会からの開会宣言の後、講師のカレーハウスCoCo壱番屋　創業者・宗次 德二 氏がご登壇になりました。
今回の講演会は、オンラインに加えて、新型コロナ感染予防対策を充分に施した上で、人数を制限してご来場者を迎えてご講演をいただきました。

講演会では、

「宗次流　独断と偏見の経営哲学」

をテーマに、約80分間、お話しをいただきました。

冒頭に、25歳で不動産業を起業したのを皮切りに始まった経営者人生を「現場を大事にして全力投球すれば、明日のヒントがいっぱい落ちている」という強い信念のもと「現場主義で地域一番店を作ろう、と思って歩んできた」と振り返られました。そして「マジメにやり続けることが企業経営の鉄則」というお考えを強くお示しになりました。

また、ご自身が実践なさってきたひとつの例として「365日、朝3時55分に必ず起きる」というお話しも披露なさりました。
そして、その早起きの習慣は「CoCo壱番屋でお客様からのアンケートハガキを導入して以来ずっとやっている。アンケートを読む時間は、他の社長さんよりも余分に仕事をしようと決めて、お店が開店する5時間前に起きるようになった」と経緯も解説いただき、「経営者は姿勢が一番大事。マジメでなければならない。自分以外の人に喜ばれたいという気持ちが強くないとダメ。儲けたいや遊びたいではなく、社員や家族、地域の人、関係する人が喜んでくれること以外は経営者はやる余裕がないはず。おカネ、時間、体力がもったいない。そうやっていれば必ず右肩上がりに成長していく」と強くお話しになりました。

さらに講演会の後半には、ご自身の著書である

独断と偏見語録55　「夢を持つな！目標を持て！」

を取り上げて、宗次氏が考える「経営者の在り方」を詳細に解説いただきました。

当日、ご参加者から頂戴した宗次德二氏へのご質問

講演終了後、ご参加者からの様々なご質問に対してご回答いただきました。当日頂戴した主なご質問は以下のとおりです。
宗次氏のご回答をお知りになりたい方は、当日の講演動画を閲覧できる《セミナー見放題サービス》がございますのでこちらをご参照ください。

ご参加いただいた方の声（アンケートから抜粋）

• 自分のためよりも、社会への貢献を第一に考えている素晴らしい経営者であることに感銘しました。 朝起きの習慣も見習いたいと思います。
• 正直なところ、いままで宗次社長の人となりについて、存じ上げていませんでしたが、なぜ一代であそこまでの企業グループを創り上げた理由がわかったように思いました。ぜひ氏の書籍を購入して読みたいと考えています。
• モチベーションになりました。質問コーナーでは、経営者として、数字、日にち等細かく経営に向かっていることが、勉強になりました。
• 本当に24時間365日徹底的にお客様本意で走ってこられたのだと思いました。地道にコツコツと目の前の課題を解決していく。現場で走り回っているからこそ課題が見えてくる。誰でも簡単に言葉にできますが、それを実践してこられた方から直接語りかけられるとその重みがひしひしと伝わりました。
• 独特だと思いました。今の若い経営者とは意見が分かれるかもしれません。ただ現場主義は重要な事だと思います。また遊びも大事だと思います。
• 宗次様は、とても素晴らしいお方だと思います。ありがとうございました。