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独自の機能性ガラスで、環境と健康に貢献する事業を展開
株式会社創生 代表取締役 松尾靖隆(まつお・やすたか)

更新日:2011年07月27日

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 水の表面張力を小さくする独自の機能性ガラス開発で注目を集める「創生」。創業者の松尾靖隆さんは、40年以上に及ぶガラスの研究を通して、地球環境と人の健康に貢献する事業を展開している。
 

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 代表取締役 松尾靖隆
「起業するなら前向きのプラス志向が大切」と語る松尾靖隆氏
 
 
 天然鉱石をガラス化した2種類のバイオグラス
天然鉱石をガラス化した2種類のバイオグラス。車の冷却水に入れると、燃焼効率がUPPして燃費が向上し、有毒排気ガスも減少する
 
 
 

無限に広がる機能性ガラスの可能性

──最初から、水に作用する機能性ガラスの開発を目指していたのですか?
 独立当初、大手食品メーカーから、ブロイラー工場で行なう殺菌工程をなんとか塩素などを使わずに水だけでできないか、と相談を受けたことから始まりました。いろんな鉱石の間を通って湧き出している山の水は美味しいでしょう? それが発想の原点で、そこから、鉱石を使って水の本来の働きを引き出すことを考えました。1年かかって試験を繰り返し、最終的には、薬品なしで水だけで除菌できるようになりました。かなりの高額でその処理水の独占権の移譲をメーカーから要請されましたが、その話をお断わりし、この機能性ガラスのより大きな可能性に向けて挑戦を続けたんです。

──車の燃費向上以外にも活躍しそうですね。
 ボイラーや自家発電など、燃料を使用するすべての分野で応用できます。さらに、当社のバイオグラスは、水の中に入れるだけで水の表面張力を小さくするため、たとえば農業で使うと、根からの水の吸収がよくなり、作物が健康に育ち、収穫量も上がります。すでに農業用活水器も開発していますし、今後も人の健康や環境に貢献するさまざまな応用商品が期待できます。

 ガラス業界は、今、いかに不純物を取り除いてきれいなガラスをつくるかにしのぎを削っていますが、当社のガラスはその真逆です。いかに異物を入れて機能を持たせるかに腐心しているわけで、その意味で、本当にうちにしかできない開発だと自負しています。でもまだこのガラスは開発途中なんです。私は今65歳ですが、あと5年、70歳までにさらにさまざまな試験を重ね、高機能を実証したバイオグラスを完成させたいと思っています。

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プロフィール&会社概要

代表取締役 松尾靖隆(まつお・やすたか)
1945年生まれ。福岡県出身。芝浦工業大学大学院修士課程修了。株式会社オハラでアポロ11号のガラス開発などに携わった後、福岡に戻ってマルティグラス株式会社に入社。
一貫してガラスの研究開発に取り組み、51歳で独立。世界を視野に独自開発の機能性ガラスの普及を目指す。

会社名:株式会社創生
設立:1997年4月
資本金:2000万円
所在地:福岡市中央区平尾5−7−12
電話:092-524-5770