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海外輸出に特化し食品メーカーをサポート
株式会社ケングローバル代表取締役 岡部健太郎

更新日:2009年10月07日

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総合商社、メーカーと会社は変わっても食品一筋に関わってきた岡部さん。若き日の起業への夢を50代半ばで実現し、海外進出を考える食品メーカーをサポートしています。
 

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「これまでの経験を活かして、もう一度自分でチャレンジ
 「これまでの経験を活かして、もう一度自分でチャレンジしたいと考えたのです」と起業動機を語る岡部氏。
 
 
 
昔は部下に調べてもらうのが当たり前だったが、今は何でも自分でこなす。お陰でものすごく勉強熱心になったとか。
昔は部下に調べてもらうのが当たり前だったが、今は何でも自分でこなす。お陰でものすごく勉強熱心になったとか。
 
 
 
起業から現在に至るまで、ずーっと試行錯誤の毎日だそう(岡部氏)。
起業から現在に至るまで、ずーっと試行錯誤の毎日だそう(岡部氏)。
 
 

オヤジのように80歳ぐらいまで生涯現役

――起業されたきっかけを教えてください。
30代後半ぐらいから「チャンスがあれば起業したいな」と思っていましたが、商社を辞めた時はまだ独立してやっていく自信はなく、2人の子どもも学生だったので「早く安定した仕事を確保しなくちゃいけない」という気持ちが強かったです。その子どもも成人し、いろんな意味で私の自由度が高くなったのが大きいですね。もし60歳過ぎに定年になったら、その後は本当に私のやることがなくなるんじゃないかと心配になりまして。

――食品の海外輸出に特化したサポートに着眼されたのはどうしてですか。
輸入は多くの企業が手がけているので後から入るのは大変。一方、輸出は3、4年前から日本の食品を海外へ輸出して地域経済を活性化しようという機運が経産省や農水省、各自治体などで盛り上がっているうえ、日本の食品は技術の蓄積があり、ヘルシーな食材という追い風もあるので、まだまだビジネスとして進出する隙間がありそうだと考えたんです。

――日本の食材は値段が高いイメージがありますが、海外での評価はどうなんでしょうか。
元々日本の食品は原材料のコストが高いうえ、加工食品となるとさらに高くなります。それでも昨今は食品の安全性という面から、多少高くても安全な物がいいという流れの中で日本の食品が国際的な評価を得ています。中国や東南アジアの購買力が増してきたことも、高くても良い(おいしい)日本の食品に対する需要を押し上げています。

――お客さんはどのようにして見つけられるのですか。
いくつか方法がありますが、国内外の展示会に出展された日本企業への打診から始まります。「何かお困りのことがあれば、私にできることがあればアドバイスさせていただきますよ」という感じで……。折角出展してもその後のフォローができず、商売に結びつけられない企業も多いのです。私のスタンスは、あたかもその企業の海外専任社員のように即戦力として使っていただくこと。輸出に関することは何でも対応させていただいています。

――起業されて大変だったことはありますか。
海外進出は当の企業にとってはそれなりにお金がかかります。海外へ出たいという企業さんは多いですが、それを支える資金的体力のないところも多いんです。そういう企業さんの費用負担をできるだけ軽くして、思い切って海外進出していただけるような体制づくりが必要だと感じています。あと、海外で私のビジネスをサポートしてくれるパートナーは今10人ほどいますが、もっと増やしたいですね。

――最後に今後の目標を教えてください。
いずれ自社で海外に拠点を置いて、自社でできることは自社でしたいと思っています。というのも、パートナーさんがメリットを感じてやっていただける分には問題ないのですが、中には彼らがやりたがらない魅力のない仕事も発生します。そこに隙間ができてくるので、その部分はやはり自分でやろうと。あとはオヤジのように、80歳ぐらいまで生涯現役でいけたらいいいなと思っていますが、とりあえず70歳まで仕事するのが目標です。

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プロフィール

株式会社ケングローバル代表取締役 岡部健太郎<おかべ・けんたろう>
昭和27年生まれ。総合商社で穀物をはじめとする食品の輸出入に28年間携わり、ロンドン、北京、アメリカに約10年駐在。会社の合併を機に平成16年3月退職、食品メーカーへ。マーケティング等を学んだ後、同19年末退社、翌20年1月、中小食品メーカーの輸出を支援すべく55歳で起業。
http://www.kenglobal.co.jp/