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今さら聞けない?! されど今こそ知るべきFacebook!!

更新日:2011年08月10日

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 書店のビジネス書コーナーには、所狭しと「Facebook」関連の書籍や雑誌が並ぶ。全世界の登録者数6億人という脅威のソーシャル・ネットワークが日本にやって来た。企業として、これを機会と捉えるか、脅威と捉えるか。
 


 
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アメリカでは2人に1人が利用、日本では2%

アメリカを中心に世界で普及しているFacebook(以下、フェイスブック)が日本でも注目されている。その理由は、テレビなどのメディアの特集や、同サービスの創業を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」の公開のほか、最近ではエジプトやチュニジアの政変に活用されたことでも話題となった。

同サービスの公式データは発表されていないが、マーケティングのコンサルタント会社Candytechの調査によると、登録者数は全世界で6億4千人強。日本では、約255万人(2,553,660人)で、人口に対する普及率は、2.01%。世界ランキング44位となっている。1位のアメリカをみると、登録者数は1億5千万人強となり、普及率は49.06%と、全人口の2人に1人という驚異的な値だ(2月27日時点)。

Mixi(ミクシィ)やGREE(グリー)など、新しいものではTwitter(ツイッター)と言っていたそばから、また新しいものが…と思う人もいるだろう。一方で、プライベートや仕事で使いこなしている人も必ずいる。今回は、比較的ビギナーでも分かるよう、概要と企業として活用する上での機会と脅威をみていく。そのため、使い方といったことは割愛する。

世界中のマルチコミュニケーションが可能に

フェイスブックとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)の一種である。では、そもそもSNSとは何だろうか? これは、インターネット上で、人々のコミュニケーションをサポートするサービスのことで、多くのSNSには、会員同士が情報や写真を共有するほか、メッセージのやり取りができる機能をもっている。Eメールが一方通行の情報発信だとすると、これは、双方向やそれ以上の“マルチ方向”(複数方向)でのコミュニケーションが可能という特徴がある。

SNSにも多数のサービスが存在するが、機能の特徴や誕生から、2軸で分類することができる(図1)。ひとつは、機能について、複合的な機能に長けている「複合機能」と、動画やゲームといった専門分野に特出している「専門機能」で二分できる。2つ目に、サービスが「外国で誕生」したものと、「日本誕生」のものである。この点については、言語がひとつの問題である。

前述の通り、フェイスブックがアメリカで約50%の利用率であることや、英語圏での普及が進んでいることがある。日本語版は、2008年5月19日から開始しているが普及スピードは今ほどではなかった。その理由は、日本にはすでに、MixiやGREEといった独自のSNSが存在し、ある程度根付きはじめているからとも言われている。

ここでフェイスブックの話に戻すと、フェイスブックとはアメリカで誕生したSNSで、ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグらが学内の名簿機能をもたせたコミュニケ−ションツールを開発したことからはじまる。大学内でのコミュニケーションが目的であったため、原則として実名制であるが、それがこのサービスの大きな特徴であり、利点と取るか、課題と取るかさまざまな論議がある。

次に、フェイスブックで何ができるのかといった点を、個人利用の視点を踏まえて、企業の取り組みについてみていく。

<図1:おもなSNS>

おもなSNS
出所:筆者作成


「実名制」が及ぼすリアルの世界

個人で利用する場合について、マクロミルが1月に実施したフェイスブックの実態調査から引用する。フェイスブックの使い方の問いに対して、「友達の近況をチェック(50.0%)」が最も多く、次いで「昔の友達を探す(39.4%)」、「自分の近況を報告する(32.4%)」、「海外の友達を探す(30.0%)」となった。また、良い点について尋ねると、「全世界でユーザーが多い(63.6%)」、「実名なので知人を見つけやすい(37.2%)」、「実名なので情報に信憑性がある(34.8%)」となり、2つの質問に対する回答の特徴として、前述の通り、「実名制」だからこそできることを利点と捉えている。

そのほかにも挙げられる利点を整理してみる。

●実名制による効果
旧友捜し、名刺の代用、情報の信憑性 など
●SNSとしての総合的機能を持つため、“人とつながりやすい”
世界の人々とのつながりが可能
●他のサービスとの互換性
特にtwitterと連動させる利用者が多い
●「フェイスブックページ」(旧ファンページ)の交流

利用者であれば無料で開設できる交流の場(※あるテーマを設ける)。管理人として作成すると、掲示板など情報発信機能を設置でき、そのテーマに関心のあるほかの利用者との交流が可能。登録した利用者を、「ファン」と呼称している。

実名制については、利点の一方で懸念点としても挙げられる。個人情報の公開について、抵抗がある人もいれば、過去の情報の履歴を不用意に探られ、悪用されるのではといったことが考えられる。この点については、個人が自己責任の元、現実の公共の場と同じように常識的な言動をとることが、これまでの匿名制のSNS以上に重要となる。

 

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