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裸の心で得る縁

更新日:2011年03月09日

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※月刊WizBizバックナンバー(2011年2月号)よりお届けいたします。
 

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さかもと未明氏 顔写真

 
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「らしさ」を超えて
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2010年11月16日
順境の時にできること
2010年11月16日
毀誉褒貶と苦難のとき
2010年10月19日
決断するために
2010年09月22日
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相互の敬意が時代を支える
2010年08月03日
 
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 自分の心持ちが変わってから、ずいぶん幸せな交友が広がった気がしている。いま私の周囲には「付き合っていてよいのか」と迷いを感じる友人などいない。編集者も私の表現への思いに、真摯に耳を傾けてくださっている方ばかりだ。

 不本意な仕事の誘いを受けたり、「安く思われたかもしれない」と思い悩んだりすることもなくなった。過去に私が不本意だと思った扱いは、すべて自分が招いたことだったと今にして思う。

 官能表現をしていた頃は、「官能を語ればとりあえず仕事がくる。有名にさえなってしまえば、自分のしたい表現ができるかも知れない」と、浅はかな考えを持ち、自分を偽り、人を欺いていたのだ。

 世の人はそれを見逃さないということなのだろう。自分の都合のいいように、ある一面だけを見てほしいというのは、自分勝手な願望なのだった。私はまったく、自分自身の卑しい心によって、誤解を招いていたのだ。

 人は誰しも上司やクライアントなどによく思われたい。それは当たり前だろう。だが眼力ある人は、どんなに飾っても欺瞞を見抜いてしまうし、逆によいものがあれば認めてくれるものだ。自分の姿を普段から素直に見直し、裸で立つ。そうすれば、自分に見合った縁と扱いが、天から授けられるはずだと信じている。

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著者プロフィール

さかもと未明
1965年神奈川県生まれ。玉川大学文学部卒。商社OLを経て89年に漫画家デビュー。レディースコミック誌を中心に活躍、2000年には作家としての活動も開始。作品は硬軟問わず幅広い。著書に『マンガ ローマ帝国の歴史1〜3』(講談社)、『神様は、いじわる』(文藝春秋)など。

「さかもと未明の和みカフェ?」
http://blog.goo.ne.jp/sakamoto-mimei/