経営者の味方「社長・経営者のための経営課題解決メディア WizBiz」

WizBiz:HOME >  ビジネスマガジン >  ビジネスコラム >  莫邦富的視点・21世紀の大国中国を見つめる  >  横浜元町を元気づける私案  詳細

莫邦富的視点
横浜元町を元気づける私案
莫 邦富(Mo Bang-Fu)

更新日:2010年08月31日

  • 最初へ
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ
  • 最後へ

 知日派ジャーナリストとして、政治経済から文化にいたるまで幅広い分野で発言を続ける莫氏によるコラムです。
 中華街、山下公園、山手、みなとみらい21などをよく回るという筆者。先日、横浜元町のレストランで食事をした時、10数年ぶりのことだと気づき、なぜあまり元町に立ち寄らなかったかを考えた。
 

   お気に入りに追加 はてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに追加 del.icio.us に追加 Buzzurl(バザール)に追加

 
著者新刊
莫邦富が案内する中国最新市場 22の地方都市
莫邦富が案内する
中国最新市場
22の地方都市

莫邦富著(海竜社刊)
価格¥1500
見た!聞いた!歩いた!徹底的な現地取材で得た「明日の星」22都市の市場魅力
 
バックナンバー一覧
 

神奈川県のファッション発信基地を目指したら

しかし、腐っても鯛。かつての輝きを失ったとはいえ、元町はやはり元町だ。その知名度と存在感をパワーアップすれば、十分に再勝負できる土壌があると思う。そこで私の大胆かつ乱暴な「横浜元町を元気づける私案」を発表したい。

まず、横浜元町を神奈川県内の名店の情報発信基地にする。たとえば、湘南にある有名な喫茶店やケーキ―ショップにも店を出してもらう。

高級洋食器を製造する大倉陶園は、東京の広尾や、帝国ホテル、長野県の軽井沢に店舗を構えている。皇室御用達であり、迎賓館をはじめとする多くの高級ホテルで使われている大倉陶園の洋食器にはファンが多い。同社は横浜市戸塚区にあるので、元町にアンテナショップを、と相談すれば、ひょっとしたら案外気軽に乗ってくれるかもしれない。

もちろん、こうした有名店や企業の進出を促すために、家賃の補助なども含め大胆な刺激策も必要だろう。みなとみらいにある赤レンガ倉庫に「世界一の朝食」といわれるレストラン「bills」がオープンし、人気が沸騰した。赤レンガ倉庫の知名度もファッション性も一気に高められた。

今の元町には、こうした人気を取り戻すための大胆な作戦が必要だ。横浜市民ではない私のこの私案はあくまでも話題を提供するたたき台に過ぎない。横浜の皆さんにぜひ知恵や工夫を出していただきたい。

  • 最初へ
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ
  • 最後へ
著者略歴

莫 邦富(Mo Bang-Fu):
1953年中国・上海生まれ。上海外国語大学卒業後、同大学講師を経て、85年に来日。知日派ジャーナリストとして、政治経済から文化にいたるまで幅広い分野で発言を続け、「新華僑」や「蛇頭(スネークヘッド)」といった新語を日本に定着させた。
『蛇頭』『中国全省を読む地図』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーとなり、話題作には『日本企業がなぜ中国に敗れるのか』『これは私が愛した日本なのか』『新華僑』などがある。
現在、朝日新聞be(土曜版)にて「mo@china」を連載中。博報堂スーパバイザ。東京経営者協会評議委員。東京メトロポリタンテレビジョン放送番組審議委員。中国山東省青島市開発区顧問。三菱UFJ信託銀行業務顧問。
http://www.mo-office.jp/