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助成金Q&A
キャリア形成促進助成金について

更新日:2011年02月16日

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 従業員の能力向上のために職業訓練を行なう場合にもえる助成金について説明しています。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
質問

当社は、精密機器の部品製造を行なう会社ですが、従業員の能力向上のために職業訓練を行なうことを計画しています。このような場合にもえる助成金がありましたら教えてください。

 


回答

キャリア形成促進助成金を紹介します。この助成金は、従業員のキャリア形成のために職業訓練などを実施する場合に一定額を助成するものです。


解説

【受給するためのおもな要件】

(1) 雇用保険を事業所に適用していること
(2) 職業能力開発推進者を選任し、都道府県職業能力開発協会に選任届を提出していること
(3) 労働組合等の意見を聴いて事業内職業能力開発計画(※1)を作成していること
(4) 事業内職業能力開発計画に基づく年間職業能力開発計画(※2)を作成し計画の内容を従業員に対して周知していること
(5) 職業訓練期間中、所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金を支払っていること

 

※1 事業内職業能力開発計画とは
事業主が従業員に対する職業能力の開発および向上を段階的かつ体系的に行ない、職業生活の設計に応じた自発的な取り組みを促進するために作成する計画のことです。
※2 年間職業能力開発計画とは
事業内職業能力開発計画に基づいて訓練、職業能力開発のための休暇、職業能力の評価、キャリア・コンサルティング、その他の職業能力開発に関する計画のことで、1年ごとに定めるものです。

【給付金の種類および対象となる訓練】

(1)訓練等支援給付金について

例)
種類
■対象となる訓練

専門的な訓練の実施に対する助成
■中小企業の従業員に職務に必要な専門知識・技能の習得を目的とした職業訓練を受けさせる場合
・訓練時間10時間以上のOFF-JT訓練

短時間等労働者への訓練に対する助成
■パートタイマーや契約社員などの短時間等労働者に、高度な技能・知識を習得させる制度や、正社員への転換に必要な技能・知識を習得させるための制度を新たに就業規則等に設け、それに基づいて職業訓練を実施する場合
・訓練時間10時間以上のOFF-JT訓練

認定実習併用職業訓練に対する助成
■厚生労働大臣の認定を受けた「実習併用職業訓練」を実施する場合
・OFF-JTとOJTを組み合わせた訓練・実施期間6カ月以上2年以下
・総訓練時間1年あたり850時間以上
・訓練終了後ジョブ・カードにより職業能力評価実施

有期実習型訓練に対する助成
■フリーター、子育て終了後の女性、母子家庭の母、派遣労働者等に訓練を受けさせる場合
・OFF-JTとOJTを組み合わせた訓練・実施期間3カ月超6カ月以内
・総訓練時間6カ月あたり425時間以上
・訓練終了後ジョブ・カードによる職業能力評価実施

自発的職業能力開発支援に対する助成
■従業員が自発的に受講する教育訓練、職業能力検定、キャリア・コンサルティングで、教育訓練機関等により実施される場合

(2)職業能力評価推進給付金について

従業員に厚生大臣が定める職業能力検定(都道府県職業能力開発協会で実施してい
る技能検定等)を受けさせる場合

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著者クレジット

社会保険労務士・中小企業診断士 加藤美香
労働基準監督署労働条件相談員、労働時間短縮アドバイザー、就業規則普及指導員等公的業務の経験を生かし、企業への人事労務コンサルティングに力を入れている。