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助成金Q&A
高年齢者雇用開発特別奨励金について

更新日:2010年06月01日

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 高年齢者雇用開発特別奨励金をご紹介します。この奨励金は、65歳以上の高年齢者をハローワーク等の紹介で、1週間の所定労働時間が20時間以上の労働者として雇い入れた場合に、一定額を助成するものです。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
質問

当社では、高年齢者をパートで雇い入れることで活用しようと思っているのですが、そのような場合に受給できる助成金等がありましたら、教えてください。


回答

高年齢者雇用開発特別奨励金をご紹介します。この奨励金は、65歳以上の高年齢者をハローワーク等の紹介で、1週間の所定労働時間が20時間以上の労働者として雇い入れた場合に、一定額を助成するものです。



解説

1.受給するためのおもな要件

受給するためのおもな要件は次の通りです。なお、雇い入れ対象者については、「2.雇い入れ対象者」をご参照ください。

(1) 雇用保険を事業所に適用していること
(2) 対象労働者をハローワークまたは一定の有料・無料職業紹介事業者(※)の紹介により、1週間の所定労働時間が20時間以上の労働者として雇い入れ、かつ1年以上継続して雇用することが確実であること
(※)一定の有料・無料職業紹介事業者とは、厚生労働大臣の許可を受けた事業者または届け出を行なった事業者のうち、さらに助成金の取り扱いに関して一定の届出を行ない、交付を受けた標識を事業所内に掲げている事業者のことです。
(3) 対象労働者の雇い入れ日の前日から起算して6カ月前の日から1年間を経過する日までの間に、雇用保険の被保険者を会社都合で離職させたことがないこと
(4) 対象労働者の雇い入れ日の前日から起算して6カ月前の日から1年間を経過する日までの間に、雇用保険の被保険者を特定受給資格者(解雇等により再就職の準備をする時間的余裕がなく離職を余儀なくされた者)となる離職理由により、6%を超えて離職させていないこと
(5) 対象労働者の出勤状況および賃金の支払い状況等を明らかにする書類(労働者名簿、賃金台帳、出勤簿等)を整備、保管していること

2.対象労働者について

この奨励金の対象労働者は次の(1)〜(4)に該当する者です。

(1) 雇い入れ日における満年齢が65歳以上の者
(2) 紹介日および雇い入れ日現在、次のアイウのいずれにも該当しない者
ア.高年齢継続被保険者(65歳前から引き続き雇用保険の被保険者であった者)
イ.短期雇用特例被保険者(季節労働者や出稼ぎの労働者)
ウ.その他、上記以外の者であって他の事業主に1週間の所定労働時間が20時間以上で雇われている者
(3) 雇用保険の被保険者資格を喪失した日から3年以内に雇い入れられた者
(4) 雇用保険の被保険者資格を喪失した日から起算して1年前の日からその喪失日までの間に被保険者であった期間が6カ月以上あった者

3.受給できる額

 受給できる金額は、以下の通りです。

対象者の所定労働時間
対象期間
受給できる額
第1期
第1期
30時間以上
1年
25(45)万円
25(45)万円
20時間以上30時間未満
1年
15(30)万円
15(30)万円

※( )内は中小企業事業主に対する助成額です。
※受給できる額は2回に分けられます。

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著者クレジット

社会保険労務士・中小企業診断士 加藤美香
労働基準監督署労働条件相談員、労働時間短縮アドバイザー、就業規則普及指導員等公的業務の経験を生かし、企業への人事労務コンサルティングに力を入れている。