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助成金Q&A
実習型雇用支援事業に関する助成金について

更新日:2009年11月25日

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最初は有期雇用をし、その後に正社員として正式に採用するような場合にもらえる助成金について説明しています。
 


質問

当社は、介護事業を行なっております。今後、従業員を雇う予定ですが、最初は有期雇用をし、その後に正社員として正式に採用したいと考えております。このような場合にもらえる助成金がありましたら教えてください。 

回答

実習型雇用支援事業(実習型雇用助成金、正規雇用奨励金、教育訓練助成金)を紹介します。この助成金は、原則として6カ月間の有期雇用として求職者を受け入れ、実習や座学などを通じて企業のニーズにあった人材に育成した場合(実習型雇用助成金)、その後に正規雇用した場合(正規雇用奨励金)、さらに正規雇用後に教育訓練を行なった場合(教育訓練助成金)に一定額を助成するものです。


解説

1.受給するためのおもな要件

(1) ハローワークにおいて実習型雇用(※)として受け入れるための求人登録をしていること
(2) 受け入れる労働者を実習型雇用終了後に正規雇用することを前提としていること
(3) 実習型雇用の期間中に行なう実習内容等について記載した実習計画書を作成し、財団法人産業雇用安定センターに提出すること
(4) 実習および座学は、技能および経験を有する指導者のもとで行なわれるものであること

 

※実習型雇用とは、原則として6カ月間の有期雇用として求職者を受け入れ、実習や座学などを通じて企業のニーズにあった人材に育成し、その後の正規雇用へとつなげていく制度です。

2.対象となる労働者

次のいずれにも該当することが必要です。

(1) ハローワークに求職登録をした者で、希望する求人の分野において十分な技能・経験を有しない者であると認められる者
(2) ハローワークが再就職に向け実習型雇用を経ることが適当であると認めた者
(3) 過去一定期間、受け入れ先の事業主に雇われていたことがない者
(4) すでにハローワークに職業紹介をされる以前から受け入れ先の事業主との間で雇用予約がなされていない者

3.受給できる額

(1) 実習型雇用助成金(実習型雇用により労働者を受け入れた場合)
月額10万円
(2) 正規雇用奨励金(実習型雇用終了後に正規雇用として雇い入れた場合)
100万円
※正規雇用後6カ月の定着と、さらにその後6カ月の定着を要件とし、それぞれ50万円ずつが、2回の時期に分けて支給されます。
(3) 教育訓練助成金(正規雇用後にさらに定着のために必要な教育訓練を行なう場合)
上限50万円
教育訓練についてはOJT(日常の業務につきながら行なう教育訓練)とOFF-JT(通常の業務を一時的に離れて行なう教育訓練)を組み合わせて実施します。
OJTは、1人1時間あたり600円(1日の上限は3000円)
OFF-JTは、1人1日4000円

 

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プロフィール

●社会保険労務士・中小企業診断士 加藤美香
労働基準監督署労働条件相談員、労働時間短縮アドバイザー、就業規則普及指導員等公的業務の経験を生かし、企業への人事労務コンサルティングに力を入れている。