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社長に聞く! in WizBiz(経営者インタビュー)
第38回 佐々木 扶美 氏(SRCS International社代表)【後編】

更新日:2018年05月24日

WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
 

第38回 佐々木 扶美 氏(SRCS International社代表)【後編】新谷:熊本の和室をタイでというのもお手伝いなさったとお聞きしていますけども、これはどういう縁でそういうふうになられたのですか?

佐々木社長:そうですね。私は熊本に友人がおりまして、昔から熊本にはお世話になっていたのですけれども、ちょうどうちの会社でファンドを組みまして、今はもう募集の期間は終わってしまったのですが、それでバンコクの郊外に住宅を建てると。今タイのほうでは、もう日本は何でもトレンドなのですけれども、食でも洋服でも文化でもアニメでも旅行でも何でもタイの人は日本のものが大好きなのですが、住宅というところでもそのトレンドがきていまして、日本スタイルの住宅というのをタイの開発業者さんが作っていると。もう日本のおうちより逆に日本らしい和室があったりですとか、畳のお部屋がいっぱいあったりとか、木がふんだんに使われているようなおうちが今トレンドになっています。

そういったところのトレンドも含め、同時にやっぱりちょっとタイはすごく作ったら売れる、作ったら売れると不動産はかなり活況なので、逆に言うと品質があまり良くないというような問題もありまして、自分達の住宅のプロジェクトでは、日本のきちんとした品質のもの、そしてタイの高齢化に向けてバリアフリーの住宅を作ると。もちろんそれで、その中でご縁があった熊本とファンドをちょうど組んでいる時に地震がありまして、タイのほうからもいくつか支援をさせていただきましたが、実際に寄付金だったりそういったものでは長く続かないので、やっぱり何か直接的にもっと深く関わって復興支援をしたいという思いでお話をさせていただきましたところ、熊本の県の林業振興課の方々と一緒に和室ということでパッケージとして熊本の木材、あとは井草、そういったものを取り入れた住宅をタイで作りましょうということで、ファンドの中で開発をする住宅でそれを取り入れるということになっております。

新谷:なるほど。熊本県と一緒に事業をやっているというような感じでいらっしゃいますね。

佐々木社長:そうですね。

新谷:創業されて、何か苦労話とかそういうものはあられるものですか?

佐々木社長:そうですね。私はきっと人に雇われるということがあまり得意でなかったというか苦手だったので、そういう意味で独立をしたという部分で精神的にはもうストレスがなくやっています。けれども、とはいえ外国人でタイで起業をしているという部分で言えば、やっぱり始めは信頼できる人達と知り合い、一緒に仕事ができるようになるまではやっぱり5年から7年ぐらいはかかりましたね。その間には本当にいろいろトラブルもあり、こちらが訴えようと思うぐらい腹が立つことももちろんあり、人もやっぱり皆さん……、タイの人達ってすごくいつも笑顔で前向きで、それにすごくハングリーですからすごく一緒に仕事をしていて私も学ぶことが多いのですけれども、片や人によってはすごくのんびりし過ぎているような人もいますし、時間通りにきちんと来ないとか約束を守らないみたいな人もいますので、そういったことを1つ1つ当たりながら、今はもう良いスタッフ達が皆集まってくれて皆頑張ってやってくれていると。取引先だったり、関係会社さんも皆さん本当に信頼できるところとしかお仕事をしていないので、やっと本当にここ数年はもう本当に心地良く常にお仕事ができるような状態にはなりましたけれども、もちろんそこにくるまでは、もう夜中も腹が立って寝られないぐらいな夜ももちろんたくさんあって、それを越えて今があるかなという感じですね。

あと、ただ女性経営者という意味では、日本の皆さんのほうが多分苦労されていて、タイは女性の幹部、大企業でも女性の幹部ですとか、女性の社長さんというのはすごく多いので、逆に多分男性より多いぐらい多いのですね。なので、そういう意味では、私はその苦労は全く逆になく、すごくやりやすくやってきました。

新谷:そうですか。タイは女性社長が多いのですか?

佐々木社長:多いです。一時期首相も女性だった時もありますからね。

新谷:ではちょっと違う質問をさせていただきたいと思いますが、好きなものに海、桃、子ども、好きなことに寝ること、旅、新しいことを知ること、人に会うことということで、佐々木社長様らしいお答えなのですが、人と会うのはそんなにお好きでいらっしゃいますか?

佐々木社長:そうですね。人と会うの大好きです。仕事……特にどっちもそうか。タイにいる時も視察に皆さんいらしていただいたり、日本にいる時もいろんな方々とお会いしますけれども、1日に多い時だと7件も8件もアポイントがある日もあるのですけど、特に東京とかだと。でも基本的に私好きな方としかお会いしていないので、仕事のもちろん結構複雑な話だったり、ご相談だったりとするのですけど、私のキーは本当に大好きで信頼できる人とだけ仕事をする。プライベートはもちろんですけど。

なので、そういう意味では、プライベートも仕事も誰と会っていても、会うのが楽しみな人としか会っていないので毎日楽しいですし、人とお会いするといつも新しい発見があるし、あと皆さん優しくて温かいのでいつも元気をいただいていますね。

新谷:なるほど。素晴らしいですね。座右の銘は、「いつも真摯に豊かさとともに」ということで、佐々木社長様らしい座右の銘なのですが、これは何か座右の銘にされた理由はあられますか?

佐々木社長:すみません。あまり座右の銘を考えたことがなかったので、今回聞かれてちょっとふと思いついたものを書いたのですけど、そうですね。1つ1つというか、常に毎日真摯に誠実にいるということは今までもずっと心がけてきたし、これからも。特に私は今、日本で法人を立ち上げる準備もしているのですけれども、新しいことをいつもやってきたので、いろいろ難しいことにぶち当たることもあるし、後から考えればもっと良い道が本当はあったなということはもちろん振り返れば思うことはありますけれども、ただその時その時試行錯誤をしながら、でもやっぱり真摯に1番良い道を進んでいくというところをするしかないのだなというところで、真摯にというところですね。

新谷:なるほど。真面目な佐々木社長様が出られてちょっとびっくりしていますが。最後の質問なのですが、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、起業する方もしくは社長をやっていらっしゃる方向けに成功の秘訣、社長の成功の秘訣をお教えいただけたらなと思っているのですけども。

佐々木社長:まだ別に成功していないと思うのであれですけども、自分が心がけていることということは、自分というものが何を基軸に生きているかというところから、やっぱりその起業というか、何をでは社会に対してしたいかということが始まると思うので、そこを常に見つめるということ。あと、それが社会に対して、どんなに小さくてもやっぱりインパクトがある訳なので、それということがすなわち多分人間が生きる意味だと思うし、それが社会を1つ1つ変えていくということだと思うし、それは1人1人の方が起業だけではないと思います。

サラリーマンでもできることはたくさんあるけれども、1人1人の方々が毎日日々何のために生きて、何のためにどういう行動するかということ、何を考え……例えば、私達は日本人ですから日本のために何ができるのか、今社会のために何ができるのか、家族のために何ができるのかということを日々行動をしていけば私は社会は良くなると思っていて、今の日本の社会にも希望しか見ていないので、今それが特にできる時代だなと思っていますから、皆さんも1人1人、私も含め、もちろん私もそれを心がけているので、1人1人の人が希望を持ちながら先の明るい未来を見ながら、自分が何ができて何をすべきかというところを動いていくという日々の積み重ねが社会を変えていくのだなと思っているので、一緒に変えていきましょう。

新谷:なるほど。成功の秘訣というよりは、ご一緒にということでいらっしゃいますので、是非リスナーの皆様方もご一緒に社会を佐々木社長様とご一緒に変えていっていただければと思います。リスナーの皆様、本日はお忙しい中をお聞きいただきまして、誠にありがとうございます。是非皆様のご参考にしていただければと存じます。本日は、佐々木社長様どうもありがとうございました。

佐々木社長:ありがとうございました。


【新谷の目】
本日の「社長に聞く!in WizBiz」をお聞きいただきまして、誠にありがとうございます。佐々木社長様は昔から知っているのですが、自由でですね、なのに大変真面目なことを最後お話されてびっくりしましたが、社会のためというのは私もテーマの1つではございますし、社長様方皆様方も社会のために起業されていらっしゃるのではないかなと思います。そういう点で、佐々木社長様は女性でお若いのにしっかりされていらっしゃいますし、子育てもしながら社長業をやっていらっしゃる。タイと日本を行ったり来たりしている社長様ですので、皆様の憧れる社長様なのではないかなと思います。是非ご参考にしていただければなと思います。
本日の「社長に聞く!in WizBiz」をお聞きいただきまして、誠にありがとうございます。

プロフィール

SRCS International社代表 佐々木 扶美

津田塾大学卒業。2004年タイへ渡り、バンコクでの日系金融会社勤務などを経て現在に至る。現在は不動産運営管理会社、資産運用・税務コンサルティングを行う会社を各1社経営する。