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社長に聞く! in WizBiz(経営者インタビュー)
第37回 佐々木 扶美 氏(SRCS International社代表)【前編】

更新日:2018年05月24日

今回は、タイのバンコクにて金融業を中心に事業展開される、SRCS International社代表の佐々木扶美氏にお越しいただきました!幼い頃は「普通にしていなさい」と言われることに疑問を持っていたという佐々木社長。タイを訪れた際に、働く人々が、心の底から豊かに笑っている姿に感銘を受けたことがきっかけで、タイに移住、結婚、創業を実現されました。
異国の地で、ひとりの経営者として、母として、笑顔で前向きに活躍する佐々木社長は、多くの女性にとってまさに理想の姿。
お話を聞くと、パワフルに前進に前進しつづけるその秘密が得られるかと存じます!
 

第37回 佐々木 扶美 氏(SRCS International社代表)【前編】新谷:本日の「社長に聞く!in WizBiz」は、タイに住んでいらっしゃいます女性社長、佐々木扶美様、佐々木社長様でいらっしゃいます。まずは経歴のほうをご紹介させていただきます。女子学院を卒業後、津田塾大学にご入学。津田塾大学を卒業後、2003年タイに渡られ、金融事業を中心に事業を営んでいらっしゃいます。ちなみにですが、タイの王族の方とご結婚もなさっていらっしゃる佐々木社長様でいらっしゃいます。私も大好きな社長様でいらっしゃいます。それでは、まず最初のご質問ですが、ご出身は神奈川県でよろしかったですか?

佐々木社長:はい。

新谷:小学校・中学校時代は、どんな幼少期をお過ごしでいらっしゃいましたでしょうか?

佐々木社長:神奈川県の横浜市の郊外のほうに住んでいたのですけれども、自由な子だったので、なかなかやりたいようにやると周りから目立ってしまうみたいなので、どうやったら普通に暮らせるのかなと。「普通にしていなさい」ってよく言われていたのですけど、普通というのはどういうことが普通なのかなと思いながら暮らしていました。

新谷:今の佐々木社長様と全く変わらないということだと思いますが。先生から怒られたりはしなかったのですか?

佐々木社長
:先生にはすごい好かれる時とすごい嫌われる時があって。あと、ちょっと塾とかに通っていたので成績が良かった、記憶力が良かったので、お勉強ができたので、なんかそれが結構免罪符になって、そんなに怒られなかったような。でも近所の人にはよく怒られていたような感じがします。

新谷:なるほど。その後、高校はいわゆる女子御三家の1つ、女子学院に受かられていらっしゃいますが、何か選ばれた理由とかはあられますか?

佐々木社長:小学校で中学受験をしまして、自由な校風ですね。皆が文化祭とかを見ても皆が本当に自分の個性をそのまま伸ばして輝いているという感じの姿がすごい見えたので、行きました。実際に私も結構ルールとか規則みたいなのがすごい苦手なのですけど、実際に女子学院は4つしか一応校則がなくて、制服もない学校ですごく自由。皆さん自立しているというところが本当に惹かれて受けました。

新谷:なるほど。では佐々木社長様の今の姿、幼少期とちょうど重なっていて、自由というのは変わっていらっしゃらないのですね。

佐々木社長:そうですね。

新谷:大学は津田塾を選ばれていらっしゃいます。こちらは選ばれた理由は何かあられますか?

佐々木社長:私は中学2年生の時にアメリカにホームステイをしまして、そこから私はずっと実はアメリカの大学に行きたくてずっと準備をしていたのですけれども、家が結構厳しいおうちで、「アメリカに行くのは駄目だ。日本の大学を出なさい」ということで、学校から推薦を頂いて行ったので、実は私が選んだというよりは、もうその時の状況によって選ばれたというか、そんな感じでした。

新谷:なるほど。お友達には東大とかに行かれる方も何人もいらっしゃったのではないかと思いますが。

佐々木社長:そうですね。

新谷:東大を受けようとか、そういう受験をしようとかはあまり考えられなかったのですか?

佐々木社長:私は実は一切受験勉強をしていないです。なので、全く受験をするということも考え……日本の大学にその時全く興味がなかったので、受験勉強ももちろん一切しませんでしたし、そのアメリカの大学を受けるための勉強を1人でしていたのですけど、受験勉強とか塾とかも一切行っていない、していないので、何もそういうことは考えていませんでした。

新谷:なるほど。佐々木社長様らしい自由な感じですが。大学卒業後は、航空関連の会社に新卒で入られたという風にお聞きしておりますが、こちらを選んだ理由は何かあられたのですか?

佐々木社長:そうですね。全日空系のグループの会社なのですけれど、そこは本当に選んで入ったところで、本社からマーケティングだったり、カスタマーサービスだったり、財務だったり、今だとエアラインスクールなんかもしていて、そういった業務を実務部隊でやっているところだったので、そういうところに入って実際の実務経験を積むというのは、すごく面白いなと思いまして入りました。実際にそこに入る前に私は大学3年と4年、テレビの制作の調査の会社でフルタイムで雇っていただいて調査をしていたのですけれども、結構アクティブにいろいろ調査をしたり、マーケティングをしたりというのはすごく興味があったので、それで選びました。

新谷:なるほど。その後、タイに2003年に行かれていらっしゃるのですが、それは何かきっかけとかはあられたのでしょうか?

佐々木社長:そうですね。その時は入社して多分3、4年目だったと思うのですけれども、お休みを取ってタイに行かせていただいて、とても旅行関係者ということで素敵なホテルに泊まらせていただいたのですけれども、視察も含め。私は日系のホスピタリティの一応フロントというか、最先端のようなところにずっと身を置いてきて、そこからタイのホスピタリティというのを見た時に、当時すごく日本人のというか、日系のホスピタリティというのはすごくもちろん質が高いと言われますけれども、実際に働いている人達ってすごく自分をすり減らして、結構どこまでできるかみたいなところでやっている部分がありまして、私達も同じく本当に毎日徹夜だったり終電だったりという中で、どこまでお客様に笑えるか、どこまでサービスできるかみたいなのをすごく自分を切り詰めてやっていて。

私はやっぱりそれが本当のホスピタリティなのかなという疑問がすごくずっと働いている間ありまして、それを長く続けることは私はできないなと思っていて。というところにちょうどタイに行った時に、彼らが本当に自分の心の本当に底から楽しそうにやっている姿、きちんきちんとはしていないかもしれないけれども、すごく心豊かに笑っていて楽しそうにやっている姿。これがやっぱり真のホスピタリティの姿なのではないかなというところにすごく惹かれまして、そこから実際に2年ぐらいかかったのですけれども、会社を退職して向こうでオープンするホテルに就職をするという形でタイに移りました。

新谷:なるほど。タイに移るのに、ご家族のご反対とかはあられなかったのですか?

佐々木社長
:もちろんもう大反対で。大学の時というか、学生の時はアメリカに行きたいと言っていて、それはもちろん反対されて行かなかったのですけれど、今度社会人になってタイに行きたいと。今度は親のほうからは「なぜアメリカとかヨーロッパじゃないんだ。何でタイになんだ」と。「どうしてアジアの新興国に行かなくてはいけないんだ」というようなことも含めてかなり反対はされました。

新谷:どういうふうに説得されたのですか?

佐々木社長:もう説得というよりは、言う前に、父なんかにも言う前にもう就職先を決めていましたので、会社も辞めて就職先も決めていましたので。もう社会人ですし、強行突破で行きました。

新谷:なるほど。そこら辺も自由でいらっしゃいますね。タイでは今創業して社長様をやっていらっしゃいますが、創業のきっかけというのは何かあられますか?

佐々木社長:ホテルのオープンを1つプロジェクトでやりまして、それが落ち着いて1年で、ホテルはサムイ島(スラーターニー)のホテルだったので、いわゆるビーチリゾートのところから今度はバンコクの近郊のほうに移ってきたのですけれども、1度日系の金融の会社に勤めまして、その後結婚をして子どもを産んだというタイミングもありまして。父も会社をやっていたので、その中でもう1回会社に勤めるのか、あるいは自分でやるのかという選択の中で、特に私郊外に住んでいて、大体会社というのは中心部にありますから、通勤なんかも考えると私はお母さんになって仕事と両立してやっていけるのかなと考えた時に、やっぱり自分のもう少し子どもを中心に生活を組んでいこうと思った時に、それは独立をすることだなというような風に思って。1番初めはタイにいらっしゃる日本人の方向けに保険のサービス、保険の代理店ですね。税務含め、税務のコンサルティングも含めた業態を1つ立ち上げました。

新谷
:なるほど。お聞きしていると、日本の女性の方々が憧れる、海外に住みお子様を子育てをしながら独立もしという理想像を実現されていらっしゃる佐々木社長様でいらっしゃるのですけれども、少し今やっているタイで行っている事業などを是非ご説明いただけたらなと思うのですけども。

佐々木社長:1つは、日本の方々、投資家さんがタイに投資をされる際、これは不動産がキーになることが多いですが、そのお手伝いをさせていただいております。これは気をつけないと外国の人にはあまり良いものではないものを勧めて、目先の手数料で稼げば良いわというような考え方になりがちなので、うちは基本的にはもうタイの人達がやる良いものを皆様にお届けするということと、最後まで責任を持つということで、売り買いのもちろん買って売るところまでですね。そこをきちんと最後までサポートするというようなことをしております。

日本人と、日本語ができるタイ人のスタッフもおりますので、基本的にはお客様は日本語でサポートができるようにということをしています。あとは、事業進出。中小企業さん、うちはもう大企業さんはやらないので、中小企業さんがタイに進出される際に日本とタイの双方のためになる、双方の社会のためになるということであればどんな業種でもお手伝いをするというのがうちのスタンスですので、そういった場合には学校を作るというようなものから建設だったり、飲食であったり、様々な業態の方々の進出を会社設立から税務・法務のご案内から、実際に人のアテンドから、実際に業務が動くまでをお手伝いさせていただいたりしております。

あと、最近ここ特に1、2年は地方創生に関わるような部分で、地方とタイを直接繋いで、タイから地方を元気にするというような形でですね。今ご縁がありますのは、北から言うと北海道、小樽、熊本、長崎などの事業体さん、あるいは自治体さんと一緒に組んでプロジェクトを進めております。

新谷:なるほど。

プロフィール

SRCS International社代表 佐々木 扶美

津田塾大学卒業。2004年タイへ渡り、バンコクでの日系金融会社勤務などを経て現在に至る。現在は不動産運営管理会社、資産運用・税務コンサルティングを行う会社を各1社経営する。