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社長に聞く! in WizBiz(経営者インタビュー)
第34回 相浦孝之氏(株式会社このみ)【後編】

更新日:2018年05月16日

WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
 

相浦 孝之氏(株式会社このみ)新谷:それは、順調に口コミで伸びていったのですか?

相浦社長:それが、人口3万人の町なので、高校生の女の子も何十人くらいしかいませんでした。そのため、すぐに全員買ってしまいました。そして、当時は、早かったですが、インターネットで販売していきました。ページも自分で全部作って、2年目の3月くらいに120万pvぐらい行きました。

新谷:すごいですね。

相浦社長:本当に、びっくりしたのが新潟の田舎町に東京からやってきましたとか、神奈川からやってきましたというお客さんがいて、これだと思い、東京に出る決意をしました。

新谷:その後、平成19年に原宿にオープンされて、私も拝見させていただきましたが、びっくりするほどお客さんが来られていました。みんなそんなに制服って欲しいものなのですか?

相浦社長:首都圏なんかは、公立も私立も制服が指定されていないところが多いです。そういう人たちは、求めて来ていただいている。よくいろいろな人が来るのでしょ? と聞かれますが実際の学生さんが99%ですね。

新谷:男子学生も来られるのですよね?

相浦社長:そうです。2008年に原宿店をオープンして2009年に自社ブランドを販売開始しました。実は、その2年後に男の子ないの? という声を聞きました。どこの会社さんもやっていなかったので始めさせていただきました。それも、年々も増え続けています。さすがに3月になると原宿のお店が女の子で一杯になります。入れないのであきらめて帰るのですが、男の子がいるとかわいそうだと思っています。

新谷:それでも、入ってこられる子がいられるのですね。

相浦社長:そうですね。面白いことでお母さんに連れられて、もじもじした男子高校生がいましたが、今はファッションが好きな人が女の子をかき分けてやってきます。そんな状況になってきています。

新谷:私の学生の頃と想像が出来ませんね。驚くような話ですね。大変大人気の御社ですが原宿以外に今何店舗出されていますか?

相浦社長:大阪に1店舗、長野、新潟の本社、常設店は4店舗です。それ以外に3月の新入学時期に15店舗から20店舗ぐらい展開しております。

新谷:そうしますと、全国の高校生の皆さんが、このみさんの学生服を着て学校に行っている可能性がありますね。

相浦社長:遠いところに出張へ行って、うちの学生服を見るとドキッとします。

新谷:すごいですね。少し違う質問をさせていただきます。好きなことに快眠グッズとお酒と書かれております。ずいぶん違うふたつお答えになっておられます。何か理由はありますか?

相浦社長:実は、シンクロしていまして、僕、からだがすごく強いです。病気もしないですし、若いころは休みもせず働き続けていました。本当にからだが強かったというのと、もうひとつは、よく食べてよく寝ていました。睡眠時間は短いのですが、体の体調を修正、回復すには3つあると思います。まずは、食べ物で回復させる。あとは、薬で回復させる、寝て回復させる。これだけだと思います。薬以外でしたら食べて、寝るしかないですよね。自然治癒だと思っているのでそこにまつわるものは、きちんとやろうと。寝るときの環境はどんな環境がいいのだろうかと、まずは、ベットそして布団、枕とどちらかというと基本的なものにこだわりを持っています。そして僕は、お酒というのは、毎日少なからず飲みます。全く飲まなかったら寝れなくて。寝るためにも多少で済まないことのほうが多いのですが。そのため、快眠グッズとお酒がシンクロしています。

新谷:お酒のところは、私と一緒なのでシンパシーを感じてしまいますが、好きなもので温泉、ドライブ、ゴルフと書かれています。ドライブ好きですか妙高の方から車で来られることもあるのですか。

相浦社長:そうですね、新幹線も通っているのですけど時間制限や荷物を運ぶのが大変なので車を使うことが多いです。深夜の時間帯を使うと仕事の時間も削られないですし、非常に有意義です。車に乗っている時間でボーっと考えるのがいいと思います。まあ、基本的に年間5万キロくらいは乗っていますね。

新谷:すごいですね。それでしたら車も結構乗り換えますね。

相浦社長:僕の場合、車3台であっちを乗ったりこっちを乗ったりしています。

新谷:そして、座右の銘ですが、「夢なき者に目標なし、目標ない者に計画なし、計画ない者に行動なし、行動ない者に成果なし、成果ない者に幸福なし」と素晴らしい座右の銘を掲げられていますが、選ばれている理由は何ですか?

相浦社長:これは、たまたま他社に行っていたときの柱に掲げられていた言葉だったのですが、何かと思って調べましたら、高杉晋作さんの言葉を少し変えていたのです。本当に見たときにこれだと感じました。順番に見ていくと、夢より大きな目標なんてあるわけない。目標より大きな計画なんてあるわけない。計画より成果が大きいなんてなかなかない。というところでやっぱり夢は大きくもとうと、それに基づいて目標や計画を立てて実行していこうと、それをやった人しか目標を達成できないよと。たまにつらかったり、苦しいときがあった時、周りからは見えないようにしていますが、僕の机の前に貼ってあります。

新谷:素晴らしいですね。高杉晋作と言えば山口県ですが、山口県はユニクロの柳井さんもそうです。柳井さんも単なる洋服屋さんが、今では洋服メーカーさんになっています。このみさんと一緒かと勝手に思っております。最後の質問ですが、この番組は、全国の経営者、もしくは、これから起業する方向けの番組ですので社長業の成功の秘訣をお教えいただけたらと思います。

相浦社長:僕が、成功しているかどうかとして、自分で考えるとき、一番はやっぱり勇気をもってチャレンジしていくことが重要だと思います。実は、チャレンジというのは失敗するもので余力を残してチャレンジすることが絶対条件だと思います。僕もそこそこ年齢を重ねましたが、周りを見てみると当時、一緒に頑張って行こうと言っていた人は、少なくなっています。何かというと、全身全霊100%でチャレンジしてしまう。余力を残してやらないと1回で何事もうまくいかない。そうするためにも余力を残してチャレンジするべきだと思います。

新谷:なるほど。余力を残してチャレンジですね。大変勉強になります。本当にありがとうございます。リスナーの皆さんも実践していただけたらと思います。本日は、お忙しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございます。ぜひ、皆さんもご参考にしていただけたらと思います。相浦社長様、本日は、誠にありがとうございました。

相浦社長:ありがとうございました。



【新谷の目】
本日も社長に聞く in WizBizをお聞きくださりまして誠にありがとうございます。相浦社長様のお話を聞き、ウォークマン400台は始めて聞きまして、すごいなと思いました。また、制服が無い学校に制服を売るなんて私には想像付かなかったです。それで、全国展開して、伸ばされてらっしゃって、経済産業省にも認められるこのみさんになっている。大変びっくりしております。これから、もっと広げていらっしゃっていくかと思います。また、余力を残してチャレンジというのは、冷静でいらっしゃるなあと思います。販売力、発想力、冷静でいらっしゃって、しかしながらチャレンジしていらっしゃって成功している社長様なのだと感じました。ぜひ皆さまも真似していただけたらうれしいなあと思います。本日の社長に聞く in WizBiz はここまで。

プロフィール

相浦 孝之氏(株式会社このみ)

母親が経営していた新潟県妙高市内の衣料店を継ぐ。2000年頃から、「なんちゃって制服」の販売が話題になる。2008年に原宿に出店、オリジナルブランドを立ち上げる。パリ、ローマ、ブラジル、中国、韓国などで制服のファッションショーを開き、注目を集める。