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社長に聞く! in WizBiz(経営者インタビュー)
第32回 沢木 恵太氏(株式会社おかん 代表取締役CEO)【後編】

更新日:2018年05月01日

WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
 

第32回 沢木社長恵太氏(株式会社おかん 代表取締役CEO)【後編】新谷:少し事業のことを教えていただきたいのですが、「オフィスおかん」どういった事業になるのですか?

沢木社長:ありがとうございます。働く人を豊かにすることをミッションに行動しています。どんなお仕事で働いているのではなく、働いている人の食事・健康・育児などの総合バランスご支援をメインに行っています。その中で、オフィスおかんというプチ社食サービスと私どもは言っておりますが、オフィスに冷蔵庫などの専用設備を設置させていただいて、真空包装されたお惣菜を置き販売するサービスです。大手のお菓子メーカーさんの置き菓子販売ですとか、置き薬に近いモデルです。

さらに、健康的な食品、国産や添加物使用を制限した製品を常設販売しています。企業は導入することによって、従業員に対してロイヤリティを上げるソリューションを提供しております。先ほど、ご紹介させていただきました700社ぐらい導入いただいております。10名程度の企業様から1000名規模の上場されている企業様まで、あとオフィスだけではなくサービス業の方、工場、発電所、最近では、お寺でお坊さんが食べられていると聞いております。いろいろなところでお使いいただいているサービスになります。

新谷:それは、どうやって思いついたのですか?

沢木社長:ベンチャーリンク時代に置き菓子を非常に多用しておりまして、間食としては、素晴らしいのですが、主食として勘違いしてしまい体調をくずしてしまいました。当時は、忙しかったので、お菓子ではなくもっと健康的なものがあったらいいとも思いました。なんとなくの感覚でしたが、思い返し見ると一つのビジネスチャンスになるのではと思いました。

新谷:2012年創業され、今2017年で5年経過しましたが、この5年で苦労されたことはありますか?

沢木社長:今主力のオフィスおかんです。法人向けのサービスですが、その前に真空包装したお惣菜を個人ご家庭にお送りするリコマスというサービスを先にやっています。今も行っていて、お客様に使っていただいているのですが、一番最初は計画通り行きませんでした。私、子供が2人いて起業しておりましたので、最初の1年は食べていけませんでした。もう辞めようと考える中で、構想していた法人向けをスタートして、お客様から良い反響をいただき、何とかやって来れています。最初の1年間は、非常に厳しかったです。

新谷:お子様は、当時おいくつだったのですか?

沢木社長:当時、2歳と0歳でした。

新谷:それで、起業するのを奥様はお許しになったのですか?

沢木社長:妻がベンチャーリンクの出身ですので、起業家体質を妻も受け継いでおりました。非常に応援してくれております。

新谷:素晴らしい奥様ですね。違う質問をさせていただきます。好きなことでロードバイクとアクアリウムと仰っております。アクアリウムってなんですか?

沢木社長:水槽のことです。水草と熱帯魚を育てる水槽をアクアリウムと言います。

新谷:ロードバイクとアクアリウム両極端ですね。

沢木社長:まさに、静と動という感じです。どうしても自分で事業を行っていると常日頃から仕事のことを考えてしまう。なので無我夢中に仕事のことを忘れられる時間は意図的に作らなくてはいけない。動であるロードバイクは、50km、100kmと乗ってしまいます。漕いでいる間は、つらくて忘れてしまいます。アクアリウムは、水草をトリミングして、思い通りの水形を造る。正に盆栽のようです。その時ものめり込んでいますので、事業のことを忘れられます。自分の精神のバランスをとるための意味もありましてやっていますね。

新谷:なるほど、経営者のために趣味を選んでおりますね。

沢木社長:もちろん趣味として大好きです。

新谷:さらに、好きなものとして、日本酒と和食と。今日のお話を聞いて大変大人なイメージですね。おいくつですか?

沢木社長:31才です。

新谷:31才の若者と思えないくらいのお答えですが、日本酒と和食は、もともとお好きなのですか?

沢木社長:20代中盤ぐらいからです。それこそベンチャーリンクの上司が日本酒が好きで、そこから飲むようになりました。奥深さや食事との組み合わせですとか、今私が食を扱っている事業を行っておりますので興味関心が強いので、どうしても飲んでしまいます。飲み過ぎてしまいますけど。

新谷:私の後輩とは、思えないくらい素晴らしい社長様でいらっしゃいます。座右の銘は、「理想は描かないと叶わない」といことで、今理想を叶えている最中でいらっしゃいますね。これにした理由は、何かありますか?

沢木社長:誰かの言葉ではないのですが、ゼロから今までにない仕組みを作ることが起業家のやっていることだと思いますが、イメージできること目の前の積み上げで出来ることには、限界があると思います。イノベーティブなことを実現するには、夢や理想を描いてそれをどう実現するかを未来逆算する。まさに、ベンチャーリンクで学んだブレイクダウンですよね。そういったことを行うのが、夢・理想に近づく近道なのではと思います。実際、ここまでやってみると、将来仕組みを作りたいということを考え、キャリア的には転々としていますが、結果的には最短で行えていると考えておりますので重要だと強く感じております。

新谷:ちなみに、ブレイクダウンというのは、僕らで言うと、TBと言います。タスクブレイクダウンと言いますが、業務のゴールを決めて、細かく分解してそれをスケジュールに落とし込んでいくやり方です。私の元部下や後輩の中でも、沢木さんは、一番優秀じゃないかと思います。

それでは、最後のご質問なのですが、全国の経営者、もしくは、これから起業する方向けの番組ですので社長業の成功の秘訣をお教えいただけたらと思います。

沢木社長:私共は、まずやってみる、だと思います。事業もそうですし、いろいろな課題もとりあえずやってみる。おそらく、経営自体が2回目、3回目の方はいなくて、初めての方が多いかと思いますので、答えがないと思います。事業もやってみて反響がある、ニーズがあると気づきます。もちろんやってみるには、ハードルが大きいこともあると思います。そこは、小さく細かく分解して、小さなことからでもやると新しいことが見えると信じております。そのため、とにかくやってみることを私も常日頃考えております。

新谷:ありがとうございます。ぜひ、私も真似して何でもやってみたいと思います。リスナーの皆さまもお聞きいただきまして誠にありがとうございます。ぜひ、ご参考にされてはいかがでしょうか。沢木社長様ありがとうございました。

沢木社長:ありがとうございました。


【新谷の目】
新谷:本日の社長に聞く in WizBiz をお聞き下さいまして誠にありがとうございます。沢木社長様のお話を聞いてこんな優秀な後輩がいたのかと。私のいた部署は、寄越してくれなかったのかと嫉妬しております。社長になるべくして社長になった方なのでは、思います。

また、おかんというサービスも発想力、いろんな場所を見てニーズがあるのではないかとチャレンジする姿をみて、そして失敗しても、もう一度チャレンジをする。それを含めて沢木社長様らしいです。ロジカルだし、チャレンジャーですし。社長様として、ロジカル論理性と勇気チャレンジ精神の両方を兼ね備えた社長様ではないかと思います。上場準備もされているとのことですので、ぜひ上場して成功していただけたらと思います。皆さまもぜひご参考にされていただきたいと思います。
本日の社長に聞く in WizBiz は、ここまで。


株式会社おかん

プロフィール

沢木 恵太

株式会社おかん 代表取締役CEO
1985年長野県茅野市生まれ、中央大学商学部卒。フランチャイズ支援および経営コンサルティングを行う一部上場企業にて新規事業開発、ベンチャー企業でゲームプロデューサー兼事業責任者を経て、EdTech領域のスタートアップに初期メンバーとして参画。その後、2012年12月に株式会社おかん(当時CHISAN)を設立し現職。「働くヒトのライフスタイルを豊かにする」をミッションに、2014年3月には、ぷち社食サービス「オフィスおかん」をリリースし、多数のメディアで紹介されるなど注目を集めている。