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社長に聞く! in WizBiz(経営者インタビュー)
第28回 和田 裕美氏(作家・営業コンサルタント)【後編】

更新日:2018年05月07日

WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
 

第28回 和田 裕美氏(作家・営業コンサルタント)【後編】新谷:その後、独立をされていらっしゃいますけど、何か独立するきっかけがあったのですか?

和田社長:特に社長になりたいわけではなかったです。私がいた外資系の会社は、世界142カ国にあって、百科事典を売っていました。日本は英会話事業を発展させていたのですが、ある時売りに出されました。1990年の後半に。当時142カ国はフルコミッションでやっていたのですが、ビルゲイツが百科事典をWindowsの中にインストールして売ってしまった。20万円ぐらいで百科事典を売っていた人が、一枚2万円のCD-ROMやパソコンにインストールされたパソコンが売れた状況になったとき、世界中の営業マンの百科事典が売れなくなってしまった。時代の変化で。

そして、インターナショナルのオーナーが駄目だと考え、ユダヤのお金持ちに売ってしまいました。その時の売却価格が700億円ぐらいだと思うのですけど、オーナーが変わった瞬間に、日本も変わり、方針も変わり、全員固定給になり、私も本社の社員になりました。全員固定給になり今までの流れが変わり、最初の3年間はアメリカから毎月3億円の資金を入れていただいたのですが、アメリカのほうが回らなくなり、1年半くらい資金ショートをして日本も撤退になってしまいました。2年くらいは正社員で頑張っていたのですが全員リストラになったのがきっかけです。そこで独立しました。

新谷:そうですか。普通そこでどこか勤めようかと思うのですが、今の道を選んだのはなぜですか?

和田社長:偶然です。フルコミッション(完全歩合制)でオーナーをしていた時に組織を持っていたのですが、登記した自分の子会社を持っていました。自分が正社員になったときに休眠させていたのですが、会社をリストラさせられた時にちょうどその時、子会社の決算になりました。休眠させていても税金を7万円ぐらい納めないといけませんよね。税理士の先生に、会社がいらないので潰したいと言いました。そうしましたら、潰すのにもお金がかかると言われました。当時、リストラされたばっかりで潤沢ではなかったので、税理士の先生にあなたがこの会社をやればいいと言われました。それで、納得して、起業しました。

新谷:とても軽い感じですね。

和田社長:そうですね。なんとかなると思っていたので、何をしようかと考えました。

新谷:そこからずっと今のような感じですか?

和田社長:そうです。その時に、過去にいろいろな営業マンを育てた実績で、食べていこうと思いまして、仕事を行いました。

新谷:すごいお話ですね。和田さんがそんな人生を歩んでいたのは皆さんご存知ないと思います。

和田社長:無計画すぎて、参考にはならないと思いますよ。

新谷:いえいえ。大変勉強になると思いますよ。創業してからの苦労話とかはございますか?

和田社長:起業して半年しましたら、本のお話がきました。それで、1年後には本を出して売れました。そうしましたら、お客さんがどんどん来るようになってしまいました。そのため、潤沢すぎて超強運でした。

新谷:すごいですね。

和田社長:ものを出したら売れるし、セミナーをしたらすぐ人は集まりました。最初が良すぎたので途中であぐらをかきすぎましたね。自分の失敗談としては、根拠が分からずうまくいってしまったので、その根拠分析がしっかり出来ていなくて、どのようにして売れて何がお客様にとってメリットがあって、どれが人気だったか、分析しないまま最初の4、5年走ってしまいました。少し落ち着いてから、何が売れていたのか分からなかったのが大きな私のミスだと思います。

新谷:なるほど。和田さんの才能がありすぎて勉強にならなくてお聞きになっている方も多いかもしれませんね。全然違うお話をお聞きしたいのですが、事前に好きなことをお聞きしていると書くこと読むこと、まさに作家になるために生まれてきたのだというようなお答えをいただいておりますが、なぜお好きでいらっしゃいますか?

和田社長:言葉が好きだからです。言葉で人の背中を押して、言葉で人が生まれ変わったり、生き方を変えたり、自分自身言葉で元気になったりするので、読みながら、いいフレーズを見つけたりだとか、それで自分で言った言葉を書いたりするのが好きです。

新谷:本当に、作家になるために生まれてきた感じですね。尊敬します。素晴らしいですね。座右の銘は、「明日は明日の風が吹く」とお答えをいただいていまして、和田さんらしく珍しいですね。これを選ばれた理由とかはありますか?

和田社長:母の口癖でした。すごく自由に生きた人でした。明日、参観日でも行くと言う人ではなかったです。わからないと言って、来てくれませんでした。明日は、明日の風が吹くから約束はできないと言っていました。酷いですよね。

新谷:珍しいお母さまでいらっしゃいますよね。

和田社長:ですが、今日がすごい曇りや雨でも明日新しい風吹くから信じて生きろというのがメッセージでした。だから、今日がどんな日でも明日は、新しい風が吹くと聞いていたので、自分が人生の中でどんなことが起こっても明日新しい風が吹いて、私が新しい自分になれるので、今日踏ん張ったらという風に思えます。新しい風が吹くと思えることは自分にとって励みになります。

新谷:なるほど。深い理由でいらっしゃいますね。

和田社長:自分の中では、深いのですが。

新谷:大変深いので、言葉を大切にしてらっしゃる和田さんらしいお話ですね。最後のご質問なのですが、こちらは、全国の経営者向けまたは、起業する方向けなので、起業の秘訣や社長の秘訣なんかがございましたら、ぜひお教え頂けたらと思います。

和田社長:そうですね。仕事って好きなことをやって起業するといいますが、お料理にしても作るのが好きで片付けするのが嫌いな人がいると思います。例えば、経理が嫌で売るのが好きとか。起業して社長になっていくというのは片付けまでしっかりできる。食器も洗ってしまうまで。好きな中に、苦手なものが含まれていて、それもいっぺんに自分の得意にしてしまう。すごく大事なことで。大きくなってくれば苦手分野を誰かに渡せますが、それを把握してきっちりやって行こうとすると、作ることも好き、買い物も好きだけど、後片付けも苦手だけどやる気持ちがない駄目です。

例えば、人を採用しきついことを言わなくてはならないとき、使い物になりませんと言うときは、好きでやっていると言いづらいですよね。自分の苦手な部分が足を引っ張ることがでてくるので、そこを得意に変えていかないと思っています。起業で成功する秘訣は、仲間だと思っています。ネガティブなことを言っていたり、お父さんが起業しようとしたときに、サラリーマンのほうがいいじゃないとか言ったり、周りの人が不安とか心配することがすごくあるとおもいますが、最終的には自己責任でやってみなくちゃ分からないことだらけなのです。自分で決めたら続けてやって行くしかないので続ける原動力が必要です。絶対出来るよね、俺たち10億円、100億円行くぜみたいな、発破を掛け合う仲間が必要です。そこに自分の心のポジションを置いておくとその人たちがいつも目先の先を見せてくれる。そういう人たちと5年10年付き合っていると本当に全員が成功しているのですよ。例外無く。言わなかった人たちは消えているのですね。

新谷:そうですか。

和田社長:本を出して10年ぐらいですが、ずっと励ましあった仲間はいまだに付き合って飲みに行きますね。みんな、売り上げも何倍にもなっていますし、会社を大きくしていない人も本を何冊も出していたりします。全員1冊とか本を出していなかった仲間が今はベストセラー作家ですとか、今の仲間とても強いですね。10年前はみんな無名だったのですよ。

新谷:そうですか。

和田社長:だから、そんなふうに10年後が起こってしまう、仲間の励ましあいはすごくて、覚えてないけど今は残っていない人もいますよね。そこの差を考えると、周りの仲間の構成が違ったと思いますね。刺激にもなりますし。だから、ついついちょっとでもうまくいくとこんなもんでいいかと思ったり、自分がしんどくなり楽なほうに流れていったときに、仲間に会うと上場してしまっている。社員が100人増えているとかそんなことが、10年前は社員が3人だったのが100人ですよね。そんな刺激をもらうとぼやぼやしてられないと毎回思います。社長さんの仲間はすごく大事です。WizBizさんみたいなところにきて社長さんの仲間を作るとすごい成功への道や、し続けられる道が太くなっていく気がします。

新谷:大変勉強になりました。ありがとうございました。全国で聞いている皆さまも和田様のお話を聞いて大変勉強になったのだと思います。全国の皆さまもぜひご参考にされてはいかがでしょか。本日は、ありがとうございました。

和田社長:ありがとうございました。

プロフィール

和田 裕美

作家・営業コンサルタント
和田 裕美は日本の著述家。 株式会社HIROWA代表取締役。株式会社イマジンプラス社外取締役、社団法人神社プラス1代表、エンジン01会員、特定非営利活動法人FDA名誉顧問、熊野本宮大社参与、特定非営利活動法人ヴィンテージエイジングクラブ会長、京都光華女子大学客員教授