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社長に聞く! in WizBiz(経営者インタビュー)
第24回 中島 康博 氏(メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長)【後編】

更新日:2018年01月30日

今回は、複数のFCビジネスを展開するマルチフランチャイジーとして有名な、メガエフシーシステムズ株式会社、中島社長にお越しいただきました。牛丼の「吉野家」9店、「牛角」6店、とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」1店など、計25店のFC経営をしていらっしゃいます。
中島社長は座右の銘で挙げられていた「当たり前のことを当たり前にする」、凡事徹底の考え方を、まさに体現されている社長様です。皆さんもぜひお聞きいただき、経営者としての在り方を改めて見つめなおすきっかけとしていただければと思います!
 

WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。


中島 康博 氏(メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長)新谷:その後、中島商事に戻られたのですか?

中島:そうです。家を継ぎました。

新谷:中島商事さんは何をする会社なのですか?

中島:元々は魚屋で、中島水産というのを湯河原町で行っていました。中島水産は、東京や熱海にありデパートの地下などに築地中島水産や熱海中島水産など親戚関係でした。独立採算で商いをしておりました。家は支店経営として湯河原で最初の事業として中島商事がスタートしました。

新谷:その後、和食の事業を行ったのですね?

中島:それにも理由があり、基本小売りの魚屋ではなく旅館さん相手でした。売掛け商売でしたので支払いが3カ月先や9カ月先もあり、いつも資金繰りに苦労する両親を見ていました。しかし、仕入れは現金でしたので商売としてモヤモヤしておりました。そこで、先代が日銭が入る商売として和食のお店を始めたのがきっかけです。そこで、仕入れで築地へ行っている時に、超繁盛店の吉野屋に出会いました。

新谷:それで、吉野家のFCに加盟されたのですね?

中島:そうです。お魚屋からお肉屋に変わっていくのを見ていて面白かったです。

新谷
:その様子を見られていて、戻られたとき吉野家中心の事業に変わられていたのですか?

中島:そうです。かなり吉野家も出店はしていたと思います。

新谷:戻られた後の苦労は何かありましたか?

中島:振り返れば、大変さが面白かったです。少し不謹慎かもしれませんが、吉野家の10年間の中で、ちょうど急成長をする時期と経営資源のバランスがくずれて倒産事件の1980年を起こしたところ、会社構成、ものすごく僕にとっては素敵な経験をさせていただきまして役に立っております。

新谷:当時、吉野家の倒産事件などがあった時、加盟店側としてドキドキしなかったのですか?

中島
:当時は吉野家の社員でした。先代の本部との関係も非常に良かったので本部の人も応援してくれました。自身も若かった部分もあり倒産というのは、会社が無くなってしまうと勘違いをしました。そのため、会社交渉と知らずにみんなで行くところまで行こうと踏ん張った部分が面白かったです。

新谷:中島商事様に戻られて、他のフランチャイズへ行こうとしたのは何年ぐらいですか?

中島:吉野家が倒産事件を起こした1980年頃からです。凄いのですが加盟店側は利益が余っていたのです。本部の直営店を閉めても、加盟店を応援してくれました。そうした時に先代は現状維持か、成長のどちらかを選ばないといけない時に、経営者としては成長を選びますよね。その時吉野家は会社構成を整理するために出店を一時ストップしていました。会社は、おかげさまで利益が余っていたのでそれをどこに投資を行うかというところで、2つ目のフランチャイズがモスバーガーでした。

新谷:2つ目がモスバーガーだったのですね。そちらはどうだったのですか?

中島:やってみて個人向けのFCかと思いました。

新谷
:モスバーガーの次はどこだったのですか?

中島
:サンマルクです。

新谷
:そちらはいかがだったのですか?

中島:とても売れまして、とてもクレームもいただきました。

新谷:どのようなクレームが多かったのですか?

中島:料理が遅いとかです。フルコースを食べたことないアルバイト(高校生や大学生)がホールの主だったので料理の進み具合が分からず、提供も遅れる悪循環が起きていました。価格的にリーズナブルでしたので多くのお客さんに来てくれていました。そのため、来れば来るだけクレームがおきてホールに出るのが怖くてずっと洗い場にいたのを覚えております。

新谷
:そうですか。サンマルクのあとは?

中島:次は高田屋さんです。某ベンチャーリンクさんからサンマルクの紹介を受けてからお世話になっております。

新谷
:では高田屋さんの次が牛角さんで?

中島:そうです。

新谷
:いろいろなフランチャイズをやられて、こういうフランチャイズは選ぶべきだと中島社長の中で確立していますか?

中島
:今も残ってお付き合いしているところは、本部さんの面倒見がいいところです。面倒見がいいというのはフランチャイズビジネスをよく分かっているところだと思います。本部と加盟店の機能と役割分担がきちんとされていると感じます。そういうところとお付き合いをしています。

新谷:なるほど。本部さんを見極める目が必要ということですね。別のご質問をさせていただきますが、お好きなものに牛丼を選んでいらっしゃいます。吉野家さん命なのですか?

中島
:やはり自分の人生の中でのインパクトは、やはり吉野家で仕事をしたことです。もともと魚屋ということもありますが、僕らの世代では牛肉は非常に高価なものでした。それが廉価な値段で食べられる。おかげさまで牛何頭食べたか分からないくらい飽きない商品だと思っています。

新谷:ありがとうございます。座右の銘は「凡事徹底」と本当にフランチャイジー事業を行っている社長様らしいのですが選ばれている理由は何でしょうか?

中島:イエローハットの鍵山秀三郎様の本やお話を聞いて、大きなことを考える前に、日々何をやるかという時に当たり前のことを当たり前にやることだと気付き感銘して、この言葉を使わせております。そして、自分に毎日言い聞かしている状態です。

新谷
:ありがとうございます。これは経営者向けの番組でございます。これから起業される方や社長をやっている方向けに社長の成功の秘訣をお教えいただけたらと思います。

中島:成功は、どこをもって成功となるか分りません。やはり学生時代ぼんやりと勉強していたことが社会人になり、こういうことだったのかと分りました。多くの経営者様が尊敬されているドラッカー先生の一番の大事なところの顧客の創造と雇用の創出を基本にして事業を考えることが、うまくいくコツなのだと思います。どちらかに偏ってはいけませんし。

新谷:その通りだと思います。ありがとうございます。リスナーの皆さまも最後までお聞きいただき誠にありがとうございました。是非ご参考にされたらいかがかと思います。中島社長様ありがとうございました。

中島:ありがとうございました。

新谷:本日の社長に聞く! in WizBizはいかがでしたでしょうか。中島社長様のお話をお伺いし、吉野家命という部分も含めてさすがだと思いました。マルチフランチャイジーの成功要因はやはりマネージメントと凡事徹底だと思います。インタビューを始める前にもお聞かせいただきました。介護事業もとても高収益で時間管理の話を等々と話しておられました。そういう点で、事業をやっていく上でマネージメントが一番大切で、サトや吉野家で学ばれたことを持ち込んで科学し、凡事徹底されていらっしゃるということを皆さまも是非真似をしていただきたい社長様だと思います。私自身も凡事徹底出来ておりませんので皆さまと一緒に凡事徹底をやっていきたいと思います。本日の社長に聞く! in WizBizはここまでまた来週。

プロフィール

中島 康博
メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長

牛丼の「吉野家」9店、炭火焼肉酒家「牛角」6店、とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」1店、こだわり かつ丼「かつさと」2店、介護施設(デイサービス)「茶話本舗」6事業所、高齢者専門宅配弁当「宅配クック123」1店舗 計25店のFC経営。
新たな業態を続々と開発中。そして何人の起業家を育成できるかに挑戦中。