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ベンチャー企業の採用事例に学ぶ「候補者視点のアプローチ」

更新日:2015年04月16日

「顧客視点」はすべての企業に共通する大切な要素ですが、採用活動においても「候補者視点」が大切だということをご存じでしょうか。「いい人を採用できない」「内定を出しても辞退されてしまう」など、採用活動がうまくいかない場合は、候補者視点に立った採用活動ができていない可能性があると考えられます。
 


 
 
 
 
 

ベンチャー企業の採用事例に学ぶ「候補者視点のアプローチ」

自社で採用したいと思う候補者は、どんな場面で、どんなことがきっかけで心が動いて応募するのか。それらを意識してアプローチすれば、これまで振り向いてもらえなかったような候補者にも、募集内容や企業自体の魅力に気付いてもらえるかもしれません。売り手市場の昨今、優秀な候補者であればあるほど採用競合は増えます。この状況下で採用に成功するには、企業が候補者に寄り添った能動的な採用活動を行うことがとても大切なのです。

ここからは、候補者目線の採用活動で優秀な人材を口説き、採用に成功したF社の事例を見ていきましょう。F社は2012年設立のITベンチャー企業で、知名度では採用マーケットで大手企業と真っ向勝負できないことが採用の大きな課題でした。そこで、人材データベースのビズリーチを導入しダイレクト・リクルーティングを実践したところ、採用競合の多い20代の優秀な営業経験者2名の採用に成功しました。2名はどんなきっかけで心が動いたのか、F社との出合いから採用までのプロセスを候補者の目線で振り返ります。

N氏の場合

「社長から届いたスカウトメールで興味を持ち、会ってみようと思いました」

「社長から届いたスカウトメールで興味を持ち、会ってみようと思いました」

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前職は、F社と同じ業種で大手企業向けの営業をしていました。いつかはスタートアップで働きたいと思っていて、情報収集のつもりでビズリーチに登録したら、F社の社長から直々に「直近で転職を検討していなくてもいいので会いませんか」とスカウトメールが届いたんです。社長について調べると、某検索大手企業出身の優秀な方だとわかり、「面白そうだからとりあえず会ってみよう」くらいの軽い気持ちで出かけました。

選考ではないカジュアルな面談で、まず社長が事業について説明してくれて、続いて僕が自分のキャリアについて話しました。僕は当時の仕事で、自分が良いと思うものを提案できないもどかしさを抱えていて、その答えを出せずにいたんです。ところが、社長と話していくうちに、F社なら自分のやりたい仕事ができると気付き、「スタートアップに飛び込むなら今しかない!」という気持ちになったんです。そうして選考に進み、入社することになりました。

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F社の採用課題の一つは大手企業と比べたときの知名度の低さですので、応募を待っていただけではN氏の目に留まることはなかったかもしれません。しかしN氏は、社長から直々に「会って話がしたい」と誘われたことをきっかけに、まず社長の存在に興味を持ち、面談の場で会社のビジョンや求人に興味を持って応募し、採用に至ったのです。

D氏の場合

登録した日に執行役員からスカウト。熱い長文メールに心を動かされました」

「登録した日に執行役員からスカウト。熱い長文メールに心を動かされました」

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前職では営業を担当していたのですが、マーケティングへのキャリアチェンジを考えてビズリーチに登録しました。すると、その日のうちにF社の執行役員からスカウトメールが届いたので、とてもうれしかったのを覚えています。ただ、オファーされた職種は営業だったので、マーケティング職を志望していると返信しました。

そうしたら、執行役員から熱い内容の長文メールが返ってきたんです。これにはびっくりしました! 要約すると、「私が作りたいのはセールスとマーケティングがパートナーシップを結んだセールス・マーケティングチームです。セールスでの成長だけでなくマーケティングのノウハウも学べるチームを作り、その中心人物として活躍できる人を探しています」という内容で、「会いたい」という思いが強く伝わってくるものでした。

ビズリーチに登録したとたん、企業の執行役員と直接メールができただけでも驚きなのに、それが私の意図をきっちりと汲んだ内容の熱い長文だったので、感動しましたね。それで一度面談を受けてみることに。実際に会ってみて、F社は私のやりたい仕事ができる会社だと直感しました。

じつはF社のことは以前から知っていて、ユニークなベンチャー企業という印象でした。それが入社したいという思いへ変わったのは、執行役員からのスカウトメールと、実際に会って話してみて、その熱意に心を動かされたからです。きっかけをくれた長文メールは、今でもたまに読み返すほど、私の大切なものになっています。

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F社の執行役員は、ビズリーチのデータベース検索に毎日時間を割き、優秀なビズリーチ会員にいち早くアプローチすることを心がけていたそうです。この取り組みがD氏との接点を生み、その後はD氏の事情を汲んだ丁寧なコミュニケーションで転職意欲を高めていったことが、採用につながりました。

まとめ

F社のように候補者に寄り添った丁寧なアプローチを続けていけば、応募する方がどんなきっかけで自社に興味を持つのか、その傾向が次第に見えてくると思います。優秀な人材を採用するためにも、候補者視点を取り入れた採用活動を実践してみてはいかがでしょうか。

(HR reviewより転載)




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