見つかる!儲かる!助かる! 経営者の味方 WizBiz(ウィズビズ)

WizBiz:HOME >  ビジネスマガジン >  ビジネスコラム >  朝礼ネタ110番  >  アルビン・トフラーの予言  詳細


アルビン・トフラーの予言

更新日:2008年07月31日

  • 最初へ
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ
  • 最後へ

わかりきったことだが、どんな企業でも環境に適応できなければ衰退への道をたどるだけである。しかし環境の変化を的確にとらえることは容易ではない。変化の底流を把握しておかないかぎり、雑多な情報に右往左往するだけである。注目すべきは未来学者アルビン・トフラーの予言である。

   お気に入りに追加 はてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに追加 del.icio.us に追加 ライブドアクリップに追加 Google Bookmarks に追加 ニフティクリップに追加 Buzzurl(バザール)に追加 FC2ブックマークに追加 newsingブックマークに追加

 
イメージ写真
企業とは、ひと言で表現すれば「環境適応業」である。適応できなければ衰退するだけである
 
バックナンバー
 
夏バテの予防・解消法
2008年07月17日
目から鱗が落ちる
2008年06月26日
決断力の敵は「私心」にあり!
2008年06月19日
古い地層から湧き出る泉の新しさ
2008年05月22日
犬と私の10の約束
2008年04月17日
噴き出す民族問題 ― チベット暴動
2008年03月27日
いつの世も「情報は力」といわれる
2008年02月28日
「いくさに強い家来」とは?
2008年01月31日
 
バックナンバー一覧
 
 

アメリカ映画産業はなぜ?
――ダーウィン進化論から企業経営への警告

たとえば貴社はこんな課題に悩んでいないだろうか。
「営業マンを計画通りに育成できているだろうか」
「お客様のロイヤリティは自店から離れつつないだろうか」

程度の差はあっても、おそらく多くの企業で共通の課題になっているだろう。さらに貴社が販売業だとしたら、こんな不安を抱いているのではないだろうか。
「メーカー系列の販売店、つまりメーカーの商品開発力に左右されるというポジションが今後も継続されていくのだろうか」

この課題を解明するキーワードは「環境適応」である。その顕著な例として、アメリカの映画産業を振り返ってみよう。第二次世界大戦後、テレビの出現によって、一時、アメリカの映画産業は衰退し、次々と映画会社が潰れていった。それは当時の映画会社の経営陣がテレビを敵視し、よい映画を作りさえすれば売れるはずだという「映画屋」から脱皮できなかったのが原因だといわれている。

「テレビも娯楽、映画も娯楽、自分たちは映画屋ではなく、娯楽提供業なのだ」もし彼らがこうした認識をもち、テレビを提携先ととらえ、みずからの経営資源を活かしてテレビ用のソフトを提供することを考えたならば?――たぶん、映画会社はテレビ業界に対して優位に立つことができていたかもしれない。

この史実は何を意味しているのだろうか。それは「企業は環境適応業」であるという厳然たる定理である。この定理から外れて、みずからを「○○屋」であると規定したときに、その企業は硬直化して環境の変化への適応力を失い、競争力は低下し、やがて寿命が尽きてしまう。環境に適応できるものが繁栄し、適応できなければ絶滅してしまうことは、ダーウィンの進化論でも説かれているが、これは企業経営にも当てはまるのである。

まず経営環境の変化をとらえたうえで、3年後、5年後の自社のあるべき姿、ありたい姿を考えること。そしてその実現に不足している経営資源は、資源をもつ企業とアライアンスを組むことで、調達しようと考えること。これが、環境に適応する鉄則である。

「環境適応業」である企業が、限りある資源だけで生き残ることなど不可能と断言しても過言ではない。企業が勝ち残り、成長を続けるためには、つねに新しい挑戦をしなくてはならないのだ。

  • 最初へ
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ
  • 最後へ
 

 

 

 
 著名人による経済コラムや朝礼ネタに役立つ情報も盛りだくさん!
 
   ニッポンの中小企業を元気にする経営情報誌  
■関連記事
夏バテの予防・解消法(2008年07月17日)
目から鱗が落ちる(2008年06月26日)
決断力の敵は「私心」にあり!(2008年06月16日)
古い地層から湧き出る泉の新しさ(2008年05月22日)
 犬と私の10の約束(2008年04月17日)
噴き出す民族問題 ― チベット暴動(2008年03月27日)