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今日は何の日 12月7日

更新日:2010年10月25日

 

1722年―近松最後の心中物

この日、幕府は心中関係の出版を禁止して厳しい取り締まりを役人に命じた。「相愛の最高の愛の形と解釈された心中がなくならないから」は表向きの理由。実は心中は抑圧的な社会への反抗という性格を色濃く持っていたから。大坂の竹本座で上演中の近松門左衛門『心中宵庚申』が心中もの最後の作品となる。

1946年―川上貞奴(享年74歳)没す

日本の女優の第一号・マダム貞奴が熱海で食道がんにより死去した。芸妓として伊藤博文などに贔屓にされた美貌と踊り、演技力を生かし、女優としての成功を手にした。夫・川上音二郎の死後は、若き日の恋人であった実業家・福沢桃介の片腕となって仕事を支え続けた。亡骸は自ら建立した貞照寺に埋葬された。

1952年―キャノン機関

1年前に神奈川・鵠沼で散歩中に消息を絶っていた作家・鹿地亘が突然帰宅。本人が「米軍の諜報機関であるキャノン機関に抑留、拷問されて米国のスパイになるよう強要された」と公表した。10日には衆議院法務委員会でも同様の証言。米国は当初否定したが、国警長官も諜報機関と事件の関連を認めた。

1955年―日本初の姉妹都市

日本初の姉妹都市の提携が長崎市と米ミネソタ州都セントポール市のあいだで正式に成立した。ニューヨークの日本国連協会代表が斡旋した。被爆の悲劇から立ち直り平和都市への道を歩んでいた長崎が、アメリカの都市と提携したことに大きな意味があったようだ。現在も交換留学生制度など親善が継続されている。

1956年―国際動乱犠牲者救済デー


日本赤十字社は全日本仏教会や日本カトリック教会などの宗教団体の協力を得て、この日から3日間を「国際動乱犠牲者救済デー」として全国一斉の募金運動を開始した。10月にハンガリー動乱とスエズ動乱が起こり、多くの市民が犠牲となっていた。目標は500万円。集まった募金はジュネーブの赤十字国際委員会を通じて被災者に送金された。

1957年―野間文芸賞は女性に

この日、第10回野間文芸賞の受賞式が東京・丸の内の東京会館で行なわれた。受賞したのは円地文子の『女坂』と宇野千代の『おはん』。それまで該当作なしが3回あったものの、10回目にして初の女性作家の受賞となった。『女坂』は明治の高級官吏の妻の忍従を、『おはん』は主人公の三角関係を描いた。

1958年―正岡容(享年53歳)没す

黄表紙風小説『江戸再来記』で芥川竜之介に絶賛された正岡容(いるる)が、首の腫瘍のために慶應病院で死去した。落語や浪花節など演芸研究にも没頭、『寄席風俗』『日本浪曲史』などの著書で近世演芸史の権威とされる。記者時代の真杉静枝(小説家)と心中未遂事件を起こすなど奇行が多く、酒乱気味で喜怒哀楽が激しかった。