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組込み環境でも高速描画を実現し、フォントの多彩なエフェクト機能を搭載したスケーラブルフォント描画エンジン「HiGlyph」(ハイグリフ)を本日販売開始

更新日:2010年02月24日

株式会社エイチアイ (2010年2月24日)

株式会社エイチアイ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長兼CEO:川端一生、以下、エイチアイ)は、モバイル機器や家電などの低リソースな組込み環境でも高速に動作し、フォント描画エンジンの機能として提供されることは珍しい、袋文字やグラデーションなどの多彩なエフェクト機能を搭載した、スケーラブルフォント(*1)描画エンジン「HiGlyph」(ハイグリフ)を本日販売開始いたします。

2009年12月に開発を発表したフォント描画エンジン(*2)の製品版「HiGlyph」は、独自の描画アルゴリズムを適用することにより、組込み環境でも高速で描画の美しさやデザイン性も追求した高品質なフォント描画が可能となっています。
「HiGlyph」の特長は以下の5つです。

1. 多彩なエフェクトを搭載

表現力豊かなユーザーインターフェース(UI)の実現に向け近年高まるニーズに対応し、フォント描画エンジンの機能としては珍しいエフェクト機能を搭載しています。
袋文字やドロップシャドウ、グラデーションなどのエフェクトを容易に描画することができるモジュールを使うことで、簡単にデザイン性の高いUIの構築が可能となります。

2. 高速描画

既存のフォント描画エンジンに比べ、HiGlyphは独自の描画アルゴリズムを適用することにより、描画速度の飛躍的な向上を実現しています。TrueTypeフォント(*3)を利用し、ファイルから必要に応じてフォントデータを展開した場合、通常のフォント描画エンジンであれば描画速度が遅くなってしまうところ、HiGlyphはメモリからフォントデータを展開した場合と遜色のない速度を実現しています。

〔ベンチマーク測定結果〕 ※エイチアイ調べ

<測定環境>
CPU ARM 互換 416MHz
画面 640 × 480
メモリ 64MB
OS Windows Mobile5.0

 

3. ライブラリもデータもコンパクト

HiGlyphは組込み向けの用途を前提に作成されているため、ライブラリは50KBから200KBほどのコンパクトなサイズになっています。
フォントデータについては、市販されているあらゆるTrueTypeフォントをダイレクトに使用するか、エイチアイ独自の中間フォーマットを使用することで、データサイズの大きいTrueTypeフォントでも、ファイルサイズを約40〜60%のサイズに削減することが可能です。

4. 基本機能も充実

文字のスケーラブル(拡大・縮小)、回転、変形や、標準フォントのボールド化、イタリック化に加え、レイアウトを容易にデザインすることができるライブラリも提供しています。
高品質なフォント描画に欠かせないアンチエイリアス(*5)は小さな文字に対しても適用でき、フォントカラーの変更や背景とのブレンドも美しく高速に描画することができます。

 

5. 柔軟性・拡張性

HiGlyphは、既存のさまざまな種類のフォントデータを利用することができ、各組込み環境に適したフォーマットに変換することができます。必要な機能のモジュールをリンクすることで、ニーズに応じた柔軟な構成が可能です。

 

HiGlyphは、既存製品では実現されていなかった多くの機能提供を実現し、組込み機器上のフォント描画におけるさまざまなニーズを容易に実現することが可能になります。
エイチアイは、HiGlyphの多彩なエフェクト機能や高速描画能力により、UIのデザイン性や機能の向上に貢献できるものと期待しております。

〔既存製品との比較〕

   

【HiGlyph サンプル動画】 ※YouTube

テキストスクロール http://www.youtube.com/watch?v=iwKaiOYLLeI
ドロップシャドウとソフトアウトライン http://www.youtube.com/watch?v=UoekoKQ3lw4
回転と文字レイアウト http://www.youtube.com/watch?v=RCS5GlryVIk
BoldとItalic http://www.youtube.com/watch?v=iDFg5yxmnWY

*1 スケーラブルフォント
文字の形をコンピューター上で表現するためのデータ形式の一つ。文字の形状を基準となる点の座標と線の集まり(ベクターデータ)として表現する形式のため、文字を拡大・縮小されても、文字品質を大きく損なうことなく出力を行うことができます。

*2 2009年12月18日のプレスリリースをご参照ください。
http://www.hicorp.co.jp/pressroom/for_press/2009/press_091218.html

*3 TrueTypeフォント
デジタルフォントの符号化方式の一つ。アップル インコーポレイテッドとマイクロソフト コーポレーションが共同開発したスケーラブルフォント。Windows®で標準的に利用されています。

*4 ビルド
ソースコードのコンパイル(コンピューター上で実行可能な形式に変換すること)やライブラリのリンクなどを行ない、最終的な実行可能ファイルを作成すること。

*5 アンチエイリアス
デジタル描画において物体の輪郭に発生するギザギザを軽減するために、物体の輪郭を背景と融合するように、色を滑らかに変化させること。

* Windows、WindowsMobile は、米国 Microsoft Corporation の、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
* MascotCapsuleは、エイチアイの日本における登録商標です。
* その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社エイチアイ
広報担当:マーケティング部  増田 豊味
E-mail:press@hicorp.co.jp
〒153-0043 東京都目黒区東山1-4-4 目黒東山ビル5F
Tel:03- 3710-9376 Fax:03-5773-8660

株式会社エイチアイ

エイチアイは,組込み機器向けミドルウェア開発の分野で市場をリードする研究開発型企業です。主力製品のリアルタイム3D描画エンジン”MascotCapsule”は,国内キャリア5社をはじめアメリカ,韓国,中国など国内外のさまざまな携帯電話プラットフォームに採用されています。また国内及び海外の大手携帯端末メーカともグローバルライセンス契約を結んでおり,その搭載端末の世界累計出荷台数は,2009年3月末時点で5億台を突破いたしました。
 MascotCapsuleを利用し,コンシューマゲームのクオリティに劣らない多様な3Dコンテンツや3Dを利用したユーザインターフェースなどが,既に広く提供されています。
 今後は,家電など携帯端末以外のさまざまな組込み機器へのエンジン提供も,積極的に行ってまいります。詳細については,エイチアイのホームページ( http://www.hicorp.co.jp )をご覧ください。