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発売から半年足らずで10万個以上を販売
「エコヒメ」シリーズ/ラナ

更新日:2011年03月30日

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 「トイレで使用時の音を聞かれるのは恥ずかしい。でも音を消すために水を流すのはもったいない」。そんなデリケートな悩みを解決する携帯型擬音機「エコヒメ」。トイレのエチケットにエコ意識を絡めた発想が女性の心をつかみ、販売個数を伸ばし続けている。
 


 
 
エコヒメ各種
■エコヒメ各種1260円(税込み)
※「バラ型キティ」モデルのみ1575円(税込み)
 
 
鈴見社長
「キャラクター・ライセンスを持つ企業の想像を超える企画を出すこと」と、成功する企画立案のコツを語る鈴見社長
 
 
さまざまなキャラクターを使用したエコヒメ
さまざまなキャラクターを使用したエコヒメ。流水音とブザー音がついている
(c) Disney/Pixar c Disney Based on the "Winnie the Pooh" works by A.A. Milne and E.H. Shepard.
 
 
 

女性のトイレの悩みを軽減
流水音が流れるストラップ

トイレに座るだけで水が流れる音がする。こうしたトイレは、他人に排泄音を聞かれたくないという女性に喜ばれているという。空港や百貨店、ショッピングモールなどで、よく見かけるこの擬音機能付きトイレだが、外出先のどこにでも設置されているわけではない。もったいないとわかっていても、普通のトイレでは使用中の音を消すために水のレバーを下げてしまう女性もいる。

トイレで1回の洗浄に必要な水は、6〜8リットルといわれている。無駄な水を流すことなく、他人に排泄音を聞かれずにすむエコな商品。それがラナ(大阪府大阪市)の携帯型擬音機「エコヒメ」だ。かわいらしい見た目から一見、ファッションアイテムにも見えるが、中央のボタンを押すとリアルな流水音が流れる仕組みだ。

2009年7月の発売と同時に話題を呼び、最初に発売した2万4000個は約2カ月で完売。年末までの約半年間で、累計10万個以上を販売するヒット商品になった。

引っ越し先のトイレがヒント
女性社員を中心に商品化

そもそも「エコヒメ」は、同社の東京支店の引っ越しから誕生した。新しいオフィスのトイレに擬音機能をつけるか女性社員の間で話題になった。トイレのことで盛り上がったことがヒントとなり、持ち運びに便利な携帯型擬音機の企画は生まれた。

トイレのエチケットに関する悩みは、なかなか男性に受け入れられない。企画会議では、女性陣の自信と熱意が、尻込みする男性陣を押し切った。

商品化にともない、デザインはOL層の女性を意識して、シンプルでかわいらしいバラ模様のデザインに決定。商品名もわかりやすいという理由で「エコヒメ」に決まった。

次々と商品の骨組みが固まっていく中、最も難航したのは音だ。

「トイレで流した音をそのまま録音しても流水音には聞こえない。聞き慣れた音を再現するために、デジタル機器を使ってオリジナルの音を作った」と、同社の鈴見純孝社長は、開発スタッフの苦心を振り返った。

流行に左右される雑貨業界の商品化には、スピードが求められる。最初の企画会議からわずか2カ月半の開発期間で新商品は完成した。

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Company Profile

ラナ
大阪府大阪市中央区南船場3-2-22 MAKOHビル5F
資本金 9720万円
従業員 67人
06-6258-9301
http://www.runat.co.jp/