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発売半年で1500個のセールス
Dater/メディカルサポート

更新日:2011年06月01日

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 日々増える名刺の整理は面倒なもの。だが、仕事上、不可欠でもある。メディカルサポート(埼玉県羽生市)が開発した「Dater」は、名刺入れに日付のスタンプを押す機能を持たせ、整理の効率化に貢献している。
 


 
 
■Dater 全6色 価格 4095円(税込み)
■Dater 全6色 価格 4095円(税込み)
 
 
開いたところ
開いたところ
 
 
樋口昭夫氏(左)と金子竜生氏
メディカルサポートの樋口昭夫氏(左)と金子竜生氏。樋口氏が開発を、金子氏が営業を担当している
 
 
 

もらった名刺の整理中
新商品のヒントを得る

新商品のアイデアは、身近なところに転がっている。「Dater」開発の道のりはその好例だろう。

同社の林裕之社長が「Dater」のコンセプトを思い付いたのは、会社設立の挨拶回りをしていた時のこと。交換した名刺を後日整理していると、いつ受け取ったのかわからないものも少なくなかった。

「名刺にもらった日付を印字できないか」。林氏は、以前勤務していた会社の同僚である樋口昭夫氏に相談した。プリンターの開発設計に携わった経験を持つ樋口氏は、その話を聞き、「そんな商品があったら便利だ」と共感した。

そこで樋口氏は勤めていた会社を辞め、メディカルサポートに入社。同社は医療器具の企画開発を行っている会社だが、樋口氏は「名刺に日付を印刷するグッズ」の開発を担当する運びとなった。

5年前に開発を開始。その際に考えたのは、名刺入れに印字機能を持たせることだ。もらった名刺は名刺入れに入れる。その段階で印字ができれば、「いつ会ったのか」がわかり整理しやすい。

具体的な商品イメージが浮かび、樋口氏は「プリンターのメカニズムを小型化すれば簡単にできるだろう」と考えた。

小型化に苦戦するものの
黒電話から光明を見いだす

名刺入れに印字機能を付けるかたちで第一号の試作品は完成。しかし、一般的な名刺入れよりも一回り以上大きくなってしまった。

サイズが大きくなった原因は、印字に使う数字をロール状にしていた点にある。日付を印字するには、日の部分は毎日、月の部分は月に1回、年の部分は年に1回数字を変えなければならない。

そこで、0から9までの数字を並べ、それをくるくると回すようにした。名刺入れにそのロール状の装置を加えた分、大きくなったのだ。これではスーツの内ポケットには入らず、携帯しづらい。

樋口氏は改良を重ね、サイズを一般的な名刺入れに近付けた。小型化するにあたりヒントとなったのが、黒電話だった。今では珍しくなった黒電話は、ダイヤルを回して電話をかける。そこからヒントを得て、樋口氏はダイヤルのように印字する数字を円盤の上に並べることを考えた。

円盤なら、厚さが薄くなる。そのため、名刺を収納する部分に円盤のスタンプを重ねられるので、厚みは出るものの名刺入れ自体は小さくできるのだ。

スタンプの厚みのために名刺が入らなくなっては本末転倒だ。樋口氏は周囲の意見を聞き、名刺が10枚ほど入るようにした。

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Company Profile

メディカルサポート
埼玉県羽生市西1-8-12
資本金:1000万円
従業員:32人
048-560-2500
http://www.medical-sp.co.jp/