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収入に応じた料金でヘルスサービスを提供
コミュニティ・ヘルス・センター「サード・ルート」

更新日:2009年01月27日

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日本以上に所得格差が著しいアメリカでは、収入が少なくても医療サービスが受けられるように「スライディング・スケール」という料金体系を取り入れているところがある。
 


スライディング・スケールとは

ニューヨーク郊外の住宅地にあるコミュニティ・ヘルス・センター「サード・ルート」

ニューヨーク郊外の住宅地にあるコミュニティ・ヘルス・センター「サード・ルート

「スライディング・スケール」とは、顧客の年収や扶養家族の人数などに応じてサービスの料金が決まる料金システム。アメリカでは、連邦政府から助成金を受けている医療機関は、患者の支払い能力に応じて割引料金を適用するスライディング・スケールを導入することが義務づけられており、年間所得が政府が定めた貧困ガイドライン(一人世帯で年間所得が1万400ドル/年。ただし州により異なる)以下の患者は、無料または初診料のみで医療サービス受けられる。また、貧困ガイドラインの200%までの年収の患者は、スライディング・スケールを元に収入に応じた料金が適用される。

民間でこのスライディング・スケールを採用しているところはまだ少ないが、ニューヨーク郊外の住宅地のコミュニティ・ヘルス・センター「サード・ルート」は、必要とする人なら収入に関係なく、誰にでも、鍼、マッサージ、ヨガなどのサービスを提供しようと、昨年夏の発足当初からこの料金体系を取り入れている。創立者のひとりで、鍼師とマッサージ師の資格を持つグリーン・ウェイランド・ルウェリン氏は、スライディング・スケールを採用した理由を「所得の低い人が、裕福な人と同じ料金を払うのは合理的とは思えないから」と語る。


仕事帰りにヨガクラスを受講する人たち
仕事帰りにヨガクラスを受講する人たち

 

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