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米国発パートナー求む!グリーンビジネスが日本にラブコール

更新日:2007年03月06日

アメリカでは中小のグリーンビジネスが元気だ。エコプレナーともいわれる、昨今のグリーンビジネスピープルの共通点は、ビジネスとグリーンを両立させようと努力し、私生活でもグリーンなライフスタイルを実践していることだろう。そんなアメリカのグリーンビジネスが、日本市場に参入すべく、日本でのパートナーを求めている。
 


家庭菜園に最適な多目的ツール

蛇が鎌首をもたげたようなフォルムの家庭菜園用ツール「コブラヘッド」を製造販売するのは、2000年設立のコブラヘッドLLC。オーナーのノエル・バルデスさんは趣味のガーデニングが高じて、ガーデニングに便利なツール「コブラヘッド」を開発した。土を掘ったり、畝を作ったり、雑草を抜いたりと、庭仕事はほとんどすべてこのツールがあればオーケー。コブラヘッドは70%がリサイクル資源、10%が再生可能な原料から作られている。

リサイクル資源や再生可能な原料から作られたガーデニングツール「コブラヘッド」
リサイクル資源や再生可能な原料から作られたガーデニングツール「コブラヘッド」

家族4人のファミリービジネスで、通勤の必要がない分、車の排ガスは少なくてすむ。また、可能な限り再生紙を使い、商品の包装にも余計なプラスチック等を使わない方針をとっている。「天気がよけりゃ、最寄りの郵便局まで自転車をこいで商品を発送しに行くよ」とバルデスさん。
環境にも健康にもよさそうなビジネススタイルだ。

大手企業にツールのアイディアを売ることもできたが、そうしなかったのは、自分でビジネスを立ち上げたいと思ったことと、利益を増やし続けることだけが使命のようなビッグビジネスにこのツールの製造と販売を託すのは、ふさわしくないと考えたからだ。

日本市場にも関心をもつ。それは、日本にはガーデニングを趣味とする人が多いことと、日本人の生活水準が高く、品質に対してお金を払う人が多いことだという。「ウォルマートのような大手ではなく、環境の維持やガーデニングに関心をもち、自分たちの食料を生産することの重要性を理解してくれる日本のビジネスパートナーを求めている」

ファミリービジネスで「コブラヘッド」を販売するバルデスさん親子
ファミリービジネスで「コブラヘッド」を販売するバルデスさん親子

環境に優しく水不要の洗車用洗剤

オーストラリアでは水を使わなくてすむ洗車用洗剤が普及しているそうだが、このコンセプトをアメリカに持ち帰って1年前の3月に起業したのが、エコタッチ

 

水を必要としない洗車用洗剤「エコタッチ」
水を必要としない洗車用洗剤「エコタッチ」

洗車のさいに水を使わなくていいだけでなく、従来の製品が灯油やシリコンなどの石油ベースの原料を使用しているのに対し、エコタッチは植物性の溶剤を使用しているので、さらに環境にやさしい。もちろん、環境への配慮から、発送のさいの梱包材選びにも慎重だ。

日本のマーケットに関心がある理由としては、「昨今の原油価格の高騰や地球環境の変化を考えると、すべての人に自分の使う製品が環境にどのような影響を及ぼすかという意識をもってほしい。日本は人口1000人当たり、500台以上の車が売れる大きな市場なので(環境に与えるインパクトも大きい)から」という答。

会社を設立したばかりの昨年からこれまでの売上総額は15万ドル(約1600万円)。今年はこの10倍の売り上げを見込んでいる。


取材・文/手代木麻生

※記事は作成日時点のデータですので、あらかじめご了承ください。