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オンリーワンのインドアゴルフスクールを展開
ステップゴルフ

更新日:2018年12月27日

ステップゴルフは国内唯一のインドアゴルフスクールで、オープン予定6店舗を加え、首都圏を中心に47店舗を展開している。

ゴルフに興味があるけれどまだやっていない人の悩みは「どうやったらゴルフを始められるか?」ということ。個人レッスンを受けるとなると月額1万〜2万円かかってしまう。初心者にとって相当なハードルとなる。
それを解決するのがステップゴルフだ。月に何回通っても定額制で、「月額4,980円〜」と業界最安水準の料金を謳っている。

このような画期的なシステムで、「今までゴルフをやったことがないけれど、やってみようか」と考えている初心者や、「若い頃にはゴルフをやっていたけれど、最近はやっていない」という中高年をターゲットにして、新規マーケットの掘り起こしに成功している。

ステップゴルフは、世界初のゴルフスクールチェーンとして、フランチャイズ方式で展開している。オンリーワンの業態を評価した企業オーナーが、首都圏を中心に、新規事業として取り組みをスタートしている。

今回は、ステップゴルフの創業者であり代表取締役会長の榎本考修氏に、ステップゴルフ開業の経緯とその魅力を訊いた。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

プロゴルファーから実業家に

──榎本会長がゴルフを始めたのはいつですか?
私がゴルフを始めたのは高校からです。PL学園中学部までは野球部に所属していましたが、高校に上がるときにゴルフ部に行こうと思いました。

──PL学園で野球ということは、そのまま高校でも野球を続けてもおかしくないですよね? どうしてゴルフをやろうと思ったのでしょうか。
両親がゴルフ関係の会社をやっていました。ゴルフバッグに刺繍を入れる仕事をしていました。国内には同業者があまりいないことから、いつも忙しそうにしていました。そんな父親にゴルフをやることを勧められたのがきっかけです。

オンリーワンのインドアゴルフスクールを展開──ゴルフというと、プロ選手は小学校に入る前のうちから始めるようなイメージがありますが。
おっしゃる通りで、小学校入学前から始めるのが当たり前の世界です。高校から始めるというのはとても遅かった。でも私は、高校入学して早々の大会で大阪2位になったことで、勘違いしてしまいましたね(笑)。そこからプロを目指して、誰にも負けないほどの練習を重ねました。大学に進学してからは、本当にゴルフばかりの毎日を送りました。

──そしてプロゴルファーになられたのですね。
そうです。しかし、プロゴルファーの世界は非常に厳しく、国内で「ゴルフツアーだけで生計を立てている」のは、わずか30人ほどです。多くのプロは、アルバイトで個人レッスンをしたりして食いつないでいる。私は父親と「25歳までにプロとして結果が出せなかったから、他の道に進むことを考える」と約束してしいました。

──その約束はどうなったのでしょうか。
結果、プロゴルファーの世界から足を洗い、26歳のときに起業しました。サラリーマンになる選択肢もありましたし、両親がやっていた会社を継ぐという選択肢もありました。でも、誰かの下で働くのが嫌だったのですね。ですから独立起業を選びました。当初はゴルフ関連の仕事をするつもりはなかったのですが、自分の強みはなんだろうと自問した時に「ゴルフを誰よりも知っていることだ」と気づきました。そこからゴルフ用品の取り扱いをスタートしました。ヒット商品もいくつか出し、それから派生してゴルフツアーの主催や、ゴルコン(ゴルフ合コン)なども企画し、大変な人気になりました。世の中になかったものを生み出した自負もありました。

ゴルフ人口を増やしたい想いからステップゴルフを開業

──会社は順風満帆だったのでしょうか。
はい。中途社員も採用できるようになりました。ただ、私自身はそれだけでは物足りなかった。というのも、バブル崩壊以降、ゴルフ人口が減り始め、リーマンショックでその流れは決定的になりました。いくらゴルフ用品を売りまくっても、売る相手(ゴルフ人口)が右肩下がりの状態では先が見えています。「では、どうしたらゴルフ人口を増やすことが出来るのか?」ということを考え始めました。

──なかなかの難題ですね。
ゴルフ人口を増やすには、ゴルフをやろうと思ってもできない(やれない)方、またはゴルフをやるということが選択肢にない人にゴルフをやってもらう必要があります。では、どうやったらゴルフに興味を持ってもらえるのか? または、以前ゴルフをやっていたのに最近はやっていない、という人も大勢いる。そういう方々にどうやったらもう一度ゴルフを始めてもらえるのか?……そればかり考えていました。

ゴルフは手軽にできると思って貰う必要があります。ゴルフは敷居が低い、始めやすいと気がついてもらう。そして「ゴルフって楽しい!」と思ってもらう必要があります。それに、ゴルフをやり始めても、上手くならなければ続けてもらえません。そこに大きな壁があると思いました。多くの人にもっとゴルフの楽しさを感じてもらえるようにできないか? もっとゴルフが上達するようにできないか?と考え、「インドアゴルフスクール」というものに思い至ったのです。

ステップゴルフは既存のゴルフスクールとは全く違う

──榎本会長が考えたインドアゴルフスクールと、既存のゴルフスクールはどう違うのでしょうか?
ゴルフスクールといっても、ゴルフ場や練習場でやるのでは駄目だと思いました。もうそれだけで利用者から見ると「通うハードル」が高くなります。スクールに行くために、車に乗って行かなければならない。重いバッグを持って電車に乗らなければならない……そんなことでは駄目なのです。

──確かに面倒ですね。
そうではなくて、スクールが駅の近くや自宅の近くにあって、徒歩や自転車でサクッと行けるのが重要と考えました。場所はインドアですから、雨や風、暑い寒いも関係ありません。「いつでも好きな時に行ける」というスクールになったのです。

──料金面では「通い放題」を打ち出しています。
1回のレッスンが1万円のスクールでは、いくら「上達したい!」と思っても、料金が気になってしまいます。上達することは、ゴルフが楽しいと感じていただける近道ですので、そのハードルを解除できないかと考えました。そこで、月に何回レッスンを受けても定額制という料金体型にしたのです。多くレッスンを受けてもらえれば上達を実感してもらえる確率も高まります。

フランチャイズ展開している理由

──フランチャイズ形式で展開されている理由を教えて下さい。
スクールをやるのはゴルフ人口を増やすことが目的でしたから、初めからフランチャイズ方式でスピーディーに店舗展開することを考えていました。多くの方に賛同してもらえれば、直営店で展開する何倍ものスピードで店舗を増やせますから。

──加盟店側から見たステップゴルフの魅力とは何でしょう?
加盟店の皆さんには、このビジネスモデルを魅力に感じてもらえると思っていました。ステップゴルフの良いところは、スクールの月謝は「ストック収入」に過ぎないということです。利用者の最終目的はゴルフコースでのプレイです。そのために日々練習しているに過ぎない。つまりゴルフコースでのプレイという部分は、ステップゴルフがこれから掘り起こしが期待できる部分なのです。

ステップゴルフでは、通常のレッスン他に、月に20を超えるイベントを開催しています。ゴルフコースでの課外レッスンも開催しています。

スクールの売上をベースに、プラスオンを目指す

──多くの方が参加されていますか?
これらのイベントの参加率はまだ20%ほどです。しかし、参加者の評価は高く、短期間で参加率を30%、40%に上げられると思っています。そうなると、店舗レベルでは売上が数十万円のプラスオンとなり、大きな利益になります。月謝(ストック収入)の売上だけで収益が出る上に、これらの利益が加わるので、大変魅力的なビジネスになるはずです。

──確かにそうですね。
それ以外にも法人プラン(法人契約)もスタートしました。会社で5人分の入会してもらい福利厚生サービスとして社員が利用できるようにするものです。それ以外にも、追加料金を払えば、複数の店舗を利用できるプランなどもスタートしています。

──ゴルフ用品の販売などはいかがでしょうか?
はい、企画を進めています。現場の店長やコーチの手を煩わさず、専用サイトで購入できる取り組みを考えています。ゴルフを軸にした複合的な業態として、これから1年以内に構築したいと考えています。

──そのためにも利用者募集をしっかりやることが重要ですね。
その通りです。加盟店の皆さんにはしっかり生徒を集めることに注力してもらい、生徒数の増加と新企画の投入で、収益性を大きく向上していただきたいと考えています。

人材採用難の時代におけるステップゴルフの強み

──人材の採用難が続いています。店舗ビジネスをやる時に気になるのが人材の採用です。その点はいかがでしょうか?
ステップゴルフは、店舗に常駐するスタッフは1名という、ミニマムな人員体制での運営が可能です。ステップゴルフの事業説明会にはたくさんの社長様にお越しいただいています。中には飲食フランチャイズに加盟されている方もおられます。そういう方からすると「スタッフは1名でいいのか? アルバイトを何名もいれる必要はないのか?」と驚かれます。飲食店の運営とあまりに違うのですね。

──確かに1名で運営できるというのは凄いですね。
榎本:「どうして1名で運営できるのか?」ということは事業説明会で詳しくお話ししていますので、是非説明会にお越しいただきたいと思います。この体制を実現するために、店舗運営の仕方はかなり考えられています。「1名だけのスタッフが病欠などで出勤できなくなったらどうするのか?」と聞かれますが、そういうこともすでに想定済みです。本部がフォローできるような体制にしてあります。

──チェーンとしての将来イメージを教えて下さい。
2020年の東京オリンピック開催の頃までに100店舗を超えていたいと思っています。将来的には全国で500店舗の展開は充分に可能だと考えています。スクールに通う会員は10万人になり、この会員が大きなマーケットになります。スクールという性格上、インストラクターと利用者は密な人間関係を構築できるので、そういった利用者10万人に対し、さらなる展開(ビジネス)が考えられるでしょう。新しいゴルフ人口を掘り起こし、会員の皆さんにゴルフの楽しさを感じていただく。

──なるほど。
例えば、ゴルフを健康維持の一貫としてやっている方も多いですから、将来は健康関連ビジネスの展開も見えてくるのではないでしょうか。私達自身、幅広いビジネスの展開ができることをとても期待しています。

会社概要

会社商号:ステップゴルフ株式会社
一号店開業日:2012年12月3日拝島店開業
              代表取締役 会長 兼 社長    榎本 考修
事業内容:業界で唯一多店舗展開、FC展開をするインドアゴルフスクール企業です。
             1.インドアゴルフレッスン教室の経営
             2.ゴルフ用品の販売、代理店業
             3.ゴルフの教材やコンテンツ開発、企画販売、提供及びコンサルティング
             4.FC展開事業
本社(ステップゴルフ拝島店)
            〒196-0003
            東京都昭島市松原町4-14-11
本部
            〒101-0052
           東京都千代田区神田小川町2-1
           KIMURA BUILDING 3F
研修センター
           〒114-0015
           東京都北区中里2-16-10 EPビル4F

https://fc.stepgolf.co.jp/company

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