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ニュージャージー州におにぎり専門店オープン〜おにぎりの具がインターナショナルに
コロコロ・ライスボール・カフェ

更新日:2015年08月06日

日本に行ったことのないキャリー・グロッソ氏、ビエンチェンソ・ボーヴェ氏のふたりのアメリカ人が、ジャージーシティー(ニュージャージー州)でおにぎり専門店をオープン。日本人の発想にはないインターナショナルなおにぎりがユニークだ。
 


 
コロコロ・ライスボール・カフェのオーナー、キャリー・グロッソ氏(右)とビエンチェンソ・ボーヴェ氏(左)
コロコロ・ライスボール・カフェのオーナー、キャリー・グロッソ氏(右)とビエンチェンソ・ボーヴェ氏(左)
 
 
おにぎりは1個3ドル25セント。おにぎり2個とみそ汁のセットは11ドル
日本のコンビニのおにぎりよりもかなり大きめで具だくさん。おにぎりは1個3ドル25セント。おにぎり2個とみそ汁のセットは11ドル
 
 
ラッピングの外し方を説明
おにぎりのラッピングは日本ではおなじみだが、アメリカではまだめずらしいので、イラストと実線でラッピングの外し方を説明
 
 
 
 
 
 

日本人の常識をくつがえす新感覚のおにぎり

──おにぎり専門店「コロコロ・ライスボール・カフェ」を始めた経緯について、お聞かせください。
数年前にカリフォルニアで食べた梅干しおにぎりが、とてもおいしくて感動しました。アメリカではすしがポピュラーですが、日本ではおにぎりのほうがすしよりもポピュラーで、コンビニエンスストアでもたくさん売られていて、ランチやスナックにと、日本人は気軽に買って行くそうですね。しかも、おいしくて作るのも簡単。

カリフォルニアで食べたようなおいしいおにぎりを、ニューヨークでも探したのですが、見つかりませんでした。そこで、おにぎり専門店はビジネスになると。ちなみに、今は、私が一番好きなおにぎりは、自分たちで開発したカレーチキンです。

──おふたりは日本にはまだ行ったことがないそうですね。
私の父はキューバ人、ビジネスパートナーのビエンチェンソ・ボーヴェはベネズエラ人で、2人とも南米系です。 私たちは日本へはまだ1度も行ったことがないんです。

──「コロコロ・ライスボール・カフェ」というネーミングはどこから?
おむすびがころころころがってネズミの巣穴に落ちたという、日本の昔話「おむすびころりん」からとったネーミングです。サイトでこの昔話を紹介していますよ。

──おにぎりのメニューはどのようにして開発したのですか。
日本人シェフをコンサルタントに雇って、オリジナルおにぎりレシピを開発しました。

──おにぎりの中に具が入っているというより、たっぷりの具をごはんでサンドしているようなボリュームたっぷりのおにぎりですね。おにぎりのメニューについてご説明ください。
キューバ風(ポーク、ブラックビーンズ、料理用バナナ)は、南米料理の総菜をひとつのプレートで楽しめるようにしたものです。このほか、インド風(ひよこ豆、レーズン、人参、サツマイモ、ココナッツミルク入りカレー風味のビーガンおにぎり)、山チキン(チキン、三歳、ココナッツ、コリアンダー、グリーンカレー)、モロッコ風(スイスチャード、赤ピーマン、レーズン、松の実、証が、バルサミコ酢)など国際色ゆたかな具材に加え、日本人にとっての定番梅干し入りなど、常時9種類のメニューをそろえ、季節のメニューや日替わりスペシャルも用意しています。

人気ナンバーワンはキムチ入りスパイシーサーモン

──人気メニューはどれですか。
キムチが入ったスパイシーサーモンとキューバ風おにぎりが、いちばんよく出ます。

──日本人は米の味に敏感で、米の味でおにぎりの売れ行きも左右されます。米に対するこだわりはありましたか。
米の種類と調理法についてリサーチし、中くらいのグレードのすし用ライスが私たちのおにぎりのスタイルに最適だと判断し、それを使用しています。おにぎりはオーダーが入ってから作るので、いつも作り立ての暖かいおにぎりを食べていただけます。価格はおにぎり1個3ドル25セント。セットメニューは、おにぎり2つとみそ汁(ナスとサツマイモ)が11ドル、おにぎり2つとサラダのセットが10ドルです。

──スープ類も販売していますね。
スープ類も好評をいただいています。メニューはサツマイモとナスのみそ汁のほか、スパイシートマト&ひよこ豆、タイ風トマト&ココナッツ、アボカド&キュウリのガスパッチョなどなど。

──1日何個おにぎりが売れていますか。
普通の日で1日300個程度売れています。この店舗には1日に600個作るキャパシティがあります。

──客層について教えてください。
おにぎりは初めてという人が大半です。ランチに、ディナー用のテイクアウトや、小腹が空いた時のスナックにとおにぎりを買っていく人が多いです。ケータリングも行っており、会社のパーティーなどでは、通常のメニューに飽きてしまった人達に喜ばれています。宣伝は特にしていません。クチコミだけでお客さんが増えています。

──おにぎりのラッピングは、日本のコンビニと同じものですね?
日本人ならだれでも知っていますが、初めて食べる人は開け方が分かりません。店内にイラストで包装紙の外し方を説明していますが、お客さんが来ると、包装紙の外し方を実演して見せることもありますが、みんなおもしろがってくれます。サイトではビデオで包み紙の外し方を紹介しています。

──今後の目標についてお聞かせください。
最近は、ジャージーシティーに隣接する地域にも、デリバリーを広げました。この店を軌道に載せたら、店舗を増やすことも考えたいですね。

プロフィール&会社概要

キャリー・グロッソ氏はコーヒーショップ経営を経て、フード業界で10年働いた経験を持ち、ビエンチェンソ・ボーヴェ氏もレストランのマネジメントに10年以上の経験を持つ。レストランで働いているときに知り合い、2014年8月に共同で「コロコロ・ライスボール・カフェ」をオープンさせる。

店名/コロコロ・ライスボール・カフェ
オーナー/キャリー・グロッソ、ビエンチェンソ・ボーヴェ
創立/2014年8月12日
所在地/538 Jersey Avenue, Jersey City, NJ 07302,  USA
電話/201-432-9030
URL/http://korokorocafe.com