経営者の味方「0円ビジネスマッチング WizBiz(ウィズビズ)」

WizBiz:HOME >  ビジネスマガジン >  ビジネスコラム >  佐々木かをりの 新しい消費者の心をつかむマーケティング  >  <佐々木かをり>ワーキングマザーを経営に活かす  詳細


<佐々木かをり>ワーキングマザーを経営に活かす
新しい女性活用

更新日:2008年03月06日

  • 最初へ
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ
  • 最後へ

佐々木 かをり(ささき かをり)
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長

※WEBマガジンのバックナンバーのなかからご好評いただいた記事をご紹介いたします!

自社の中にもスマートコンシューマはいる

佐々木かをり氏ワーキングマザーが増えてきた。
わが社でも、ワーキングマザー、産休中の人、妊娠中の人もなどいて、ファミリーがどんどんと広がっていくことを体感しているが、社内にとどまらず仕事をしていても、仕事先で、妊娠中の人や出産したばかりの人に数多く出会うようになった。
また、私自身、「女性活用」「ダイバーシティ」「ワークライフバランス」などのテーマで講演や研修、コンサルティングの依頼を多く受けるようになってきた。企業が今まで以上に女性活用に力を入れ、経営の視点で取り入れようとしていることがわかる。

スマートコンシューマ(賢い消費者)との対話が大切だからと言って、自社の外だけに目を向けていてはいけない。今、自分たちの企業内にいる数多くの女性たち、そしてこれから入社してくる女性たちも、スマートコンシューマであると認識して、対話、活用することがいいだろう。
彼女たちの声が、また、賢い消費者に届き、評価される。だからこそ、企業の女性活用は、社会的な課題ではなく、経営課題として、しっかり取り組む価値がある。

働く女性やワーキングマザーに対しては、さまざまな制度をつくっている企業が増えてきた。大変重要なことだが、それに加えて重要なのが、彼女たちの意識の向上とそのための環境づくりだ。

子供がいることが仕事にプラスになるという回答

イー・ウーマンでは、毎月さまざまな調査をしているが、2007年12月20日〜25日に行なった調査(809名回答)では、昨年まで以上に、パワフルな数字が出た。
スマートコンシューマである働く女性たちは、「子どもをもつことは、あなたの仕事に影響を与えると思いますか?」という問いに対して、現在子供がいるワーキングマザーの、何と70%が「プラスの影響」と回答したのだ。

子供がいることが仕事にプラスになると、前向きで自信に満ちた回答である。同じ質問に「現在子供がいない」人たちは52.8%がプラスだろうと回答している。これは2005年12月には、38.2%だったことを考えると驚くべき数字で、非常に大きな成長である。

ワーキングマザーに対してのマイナス情報の多い現在、産む前の働く女性たちの不安の声を多く聞くが、スマートコンシューマたちは、しっかりとポジティブ事例を入手し、自分たちで考え、行動し、プラスイメージをつくってきているのだとおもう。

  • 最初へ
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ
  • 最後へ
プロフィール

佐々木 かをり(ささき かをり)
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長
上智大学卒業後、87年に(株)ユニカルインターナショナルを設立。2000年に(株)イー・ウーマンを設立し、働く女性を中心にした意見交換の場「イー・ウーマン」を開設。さまざまな講座を行なうとともに、意識調査、商品開発、人材研修なども実施。オリジナル手帳も発売中。内閣府、法務省、金融庁などの委員のほか、上場企業など複数社の経営諮問委員、アドバイザリーボードをつとめる。多摩大学客員教授。著書に「佐々木かをりの手帳術」ほか多数。現在、TBSテレビ「ブロードキャスター」コメンテーター。ブログ「佐々木かをりの今日の想い」も公開中。2児の母。