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<佐々木かをり>ワーキングマザーを経営に活かす
新しい女性活用

更新日:2008年03月06日

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佐々木 かをり(ささき かをり)
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長

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労働力確保の視点以上に経営視点を広げることに役立てよう

しかし、このようなワーキングマザーが企業の中でうまく経営に活用されているかというと、まだまだだと考えられる。
ワーキングマザーかつスマートコンシューマの人たちは、自分たちでポジティブに動き始めたが、同じ彼女たちに「(出産が)職場でのあなたの『評価』に影響を与えましたか?」という問いには、「プラスの影響」と回答したのは、子供のいる人たちの、31.8%。
企業の中で、また経営において、彼女たちの存在や前向き意識がうまく反映されているとはいえないのである。

企業内の女性活用への取り組みは、企業内の多様性(ダイバーシティ)の育成の一つであり、それは労働力の確保という利点を超えて企業が経営視点を広げることに役に立つ。スマートコンシューマとの接点が、社内にもあると考えるのがいいだろう。

イー・ウーマンに集まる賢い消費者(スマートコンシューマ)たちの考えをみていると、彼女らは、企業経営陣の行動や発言から、その企業の女性活用に関する「本当の姿勢」を感じ取る。どんなに「多様性重視」と企業がメッセージを発信しても、経営幹部の対話の中で、多様な意見を受け入れない問答があれば、「本音」を感じ取る。
だから企業は、スマートコンシューマとの対話のためにも、日常の意識変化・行動変化を大切にしていく必要がある。

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プロフィール

佐々木 かをり(ささき かをり)
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長
上智大学卒業後、87年に(株)ユニカルインターナショナルを設立。2000年に(株)イー・ウーマンを設立し、働く女性を中心にした意見交換の場「イー・ウーマン」を開設。さまざまな講座を行なうとともに、意識調査、商品開発、人材研修なども実施。オリジナル手帳も発売中。内閣府、法務省、金融庁などの委員のほか、上場企業など複数社の経営諮問委員、アドバイザリーボードをつとめる。多摩大学客員教授。著書に「佐々木かをりの手帳術」ほか多数。現在、TBSテレビ「ブロードキャスター」コメンテーター。ブログ「佐々木かをりの今日の想い」も公開中。2児の母。