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莫邦富的視点
成田空港で見た中途半端な京成電鉄のサービス
莫 邦富(Mo Bang-Fu)

更新日:2010年04月14日

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 知日派ジャーナリストとして、政治経済から文化にいたるまで幅広い分野で発言を続ける莫氏によるコラムです。
 これまで何度か京成電鉄を批判したことがある筆者。うれしいことに、その声がどうにか京成電鉄に届いたらしい。ところが、その内容は満足のいくものではなかった。


 
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ようやくクレジットカードの使用を認めた京成電鉄

昨年、訪日外国人旅行者数が前年比156万人減(18.7%減)の679万人となり、新型肺炎SARSが流行した03年以来6年ぶりに前年を下回った。日本政府が定めた、2010年に訪日外国人旅行者数を1000万人にするという目標の実現は困難、という声がいたるところから聞こえる。

しかし、各国の訪日外国人旅行者数が軒並み激減しているなか、主要国・地域で唯一増えているのが中国人観光客だ。0.6%の微増とはいえ、08年に続き100万人台を守り抜いた。その存在感と潜在需要の高さに、日本各地の観光業界が熱いまなざしを注ぐ。

先日、久しぶりに成田空港第一ターミナルを訪れた。ついでにショッピングエリアを回ってみた。土産品やお菓子などを販売する店の多さにすこし戸惑いを覚えた。同時に、訪日外国人旅行者の消費力に注がれる日本のまなざしの熱さも改めて体感した。

帰りは時間の都合で京成電鉄を利用した。ご存じのように、これまで私は何度か京成電鉄を批判したことがある。成田空港と都内を結ぶ観光客の足でありながら、クレジットカードは使えない。出演したテレビ番組のなかでも、私がもつコラムの中でもこの問題を取り上げ、改善を求めてきた。

うれしいことに、その声がどうにか京成電鉄に届いたらしい。現在、成田空港内にある京成電鉄の窓口に行くと、案内のディスプレイにはクレジットカード使用可能という文字案内が流れ、使用可能のクレジットカードのロゴなども表示されている。

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著者プロフィール

莫 邦富(Mo Bang-Fu)
1953年中国・上海生まれ。上海外国語大学卒業後、同大学講師を経て、85年に来日。知日派ジャーナリストとして、政治経済から文化にいたるまで幅広い分野で発言を続け、「新華僑」や「蛇頭(スネークヘッド)」といった新語を日本に定着させた。
『蛇頭』『中国全省を読む地図』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーとなり、話題作には『日本企業がなぜ中国に敗れるのか』『これは私が愛した日本なのか』『新華僑』などがある。
現在、朝日新聞be(土曜版)にて「mo@china」を連載中。博報堂スーパバイザ。東京経営者協会評議委員。東京メトロポリタンテレビジョン放送番組審議委員。中国山東省青島市開発区顧問。三菱UFJ信託銀行業務顧問。
http://www.mo-office.jp/